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チエちゃんの昭和めもりーず

 昭和40年代 少女だったあの頃の物語
+昭和50年代~現在のお話も・・・

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第111話 映画館

2007年09月17日 | チエちゃん
 テレビが各家庭に普及する以前の庶民の娯楽といえば、ラジオと映画でしょうか?

チエちゃんのお気に入り子供向けラジオ番組は、「赤胴鈴の助」でした。

   ♪剣をとっては 日本一の 夢は大きな少年剣士!
    親はいないが 元気な笑顔 がんばれ 強いぞ!
    僕らの仲間 赤胴鈴の助

この主題歌に合わせて、踊っていたのだそうです。 
(ちなみに、鈴の助の声優さんは、子供の頃の吉永小百合さんとか・・・)

 チエちゃんの遠い記憶をたどれば・・・・・

 チエちゃんの村にも、中学校の近くに1軒の小さな映画館がありました。
そこは、映画館というより、学校の体育館を小さくした作りで、作り付けのイス等はなく、床に座布団を敷いて映画を見たのです。家族揃って出かけた映画館は、超満員でした。

 鑑賞した映画は、おそらく2本立てか3本立てで、
山城新伍の『白馬童子』か、嵐 寛寿郎の『鞍馬天狗』であったように思います。
なにしろ、昭和30年代末の4・5歳の時の記憶ですから、ストーリーなどは全く覚えていないのですが、ひとつだけハッキリと覚えているシーンがあるのです。(別の記憶かもしれませんが・・・)

 お世継ぎ争いに巻き込まれた若君の御膳、お椀の中味を金魚鉢の中に入れると、それまで優雅に泳いでいた金魚が、たちまちの内にお腹を見せて浮き上がったのでした。
どうして、このシーンだけ覚えているのか、理由は分かりませんが、おそらく若君がチエちゃんと同じぐらいの子どもであったからではないでしょうか。

この映画館は、テレビの普及と共に、いつの間にか消えていったのでした。



 実は、今週のgooトラックバック練習板のお題「秋の夜におすすめの映画を教えてください」から、映画館のことを思い出したのです。

昭和めもりーずとは関係がないのですが、チエちゃんのおすすめは、

 「ショーシャンクの空に」(The Shawshank Redemption)

スティーブン・キング原作「刑務所のリタ・ヘイワース」の映画化作品です。
無実の罪で終身刑を受けた男の脱獄までの物語。
数あるキング映画化作品の中で、チエちゃんお気に入りの1本です。
2時間を越える大作ですので、秋の夜長に、ぜひどうぞ!
(これ、出題のおねえさん?と偶然、同じでした。見ないで書いたんだよ。)

 ショーシャンクの空に(1994) - goo 映画