チエちゃんの昭和めもりーず

 昭和40年代 少女だったあの頃の物語
+昭和50年代~現在のお話も・・・

ようこそ! チエちゃんの昭和めもりーずへ

はじめての方は「チエちゃん」のカテゴリからお読みいただくことを推奨しています。 もちろん、どこからお読みいただいてもかまいません。

わらび求めて

2013年05月25日 | チエの玉手箱
5月は山菜シーズン!
今度はわらびを求めて、またまたお出かけしてきました。

今週の土日、山菜祭りを実施中との情報を得て、お出かけした目的地は・・・
道の駅いいで めざみの里

行く途中、ナビに頼り過ぎ、間違えて遠回りしてしまいました。
でも、おかげで白川ダムを見ることができました。
ダムの向こうの雪を頂いている山は、飯豊連峰(たぶんです)



めざみの里では、飯豊牛がお出迎え。



こちらが、お目当てのわらび。
この辺りのわらびは、太くて美味しいと評判です。
おみやげも含めて、4束買っちゃった!



帰りは、ちょっと寄り道をして板谷峠へ。
久しぶりに峠の力餅を食べて帰ってきました。





今月は、道の駅めぐりが続いております。



タラの芽求めて

2013年05月04日 | チエの玉手箱
今年のゴールデンウィークはお家でのんびりする予定でしたが、ヒロシがどうしてもタラの芽があきらめきれないというので、友人から仕入れた情報を頼りにお隣山形県へ行ってきました。
目的地は、西置賜郡白鷹町のどりいむ農園直売所です。
ネットで下調べをした甲斐もあって、迷うことなく到着。
地元の人気店らしく、お客さんが大勢いました。
あった、あった、ありました。
情報通り、タラの芽ゲット! 
わらびは? 店員さんに尋ねると、すでに売り切れとのこと。残念!

せっかくここまで来たのだからと、少し観光。
すぐ近くの道の駅白鷹ヤナ公園に行ってみました。
最上川にヤナバが常設されていて、観光地になっているようです。
明日は端午の節句ということで、こいのぼりが泳いでいました。



塩焼きにしたアユも売っています。もちろん食べました。
この時期は、冷凍もののようで、味はイマイチでした。
シーズン中にもう一度来てみようということになりました。



寒河江から高速道路で帰ってきました。連休中日ということで渋滞なしで行くことができました。

仕入れてきたものはこちら。
タラの芽、コシアブラ、ウド、せり、わらびの塩漬け
なにか食べられる物はないかと、興味津々のドロシーがさっそくやってきましたよ。








ドロシー

2013年05月03日 | 
今年2月初め、12月に生まれた子猫たちと明日はいよいよお別れという日になって、私たちは、その中の一匹のお腹が異様に膨らんでいることに気付いた。
夜になると、ぐったりとしてしまった。
これは、ただ事ではない。どうしよう。
とにかく、この日は暖かくして様子を見ることにする。

翌朝、子猫のお腹はパンパンに膨らんで、もう息も絶え絶えという感じであった。
「これは、この子の運命だからしかたがない。可哀相だけど、おれは医者に診てもらうつもりはない。」とヒロシは言う。
「でも・・・、このまま、お医者さんにも行かなかったら、見殺しにしちゃうってことだよ。
 そんなこと、できないよ。ね、診てもらうだけ。それでダメなら、あきらめよう。
 案外、簡単に治るかもしれない。私が、病院に連れて行くから・・・ネッ、いいでしょ?」

動物病院で診てもらうと、お腹が膨らんでいるのは腹水が溜まっているからで、その腹水を検査してみなければはっきりとした診断はできないが、おそらくは感染症だろうとのこと。
それに、超音波検査によると腎臓の奇形があるので、どの道この子は長く生きることはできないと言われてしまった。
それでも、一応薬を処方してもらい、家に帰る。

その時の超音波診断画像です。
左上の丸い形が腎臓で、その中がぼこぼこと花びらみたいな形になっているのが異常なのだそうだ。


さて、薬を飲ませると、見る見る間に元気になり、お腹は膨れているもののガツガツ食べ、飛び跳ねて遊ぶようになった。
薬が効いた。でも、薬がなくなったら、どうなるんだろう?
私も、もうこれ以上この子にお金をかけることはできないと決めていた。

1週間分処方してもらった薬がなくなって2週間後、子猫にまた同じ症状が出た。
苦しいのか訴えかけるようにか細く鳴き、ぐったりとしてしまった。
この子の運命もこれまでか・・・ その夜は、私が子猫を抱いて寝た。

子猫はどうなっただろう?冷たくなってしまっただろうか?
夜が明けて、目覚めると、なんと子猫は枕元でじゃれていた。
あれっ? 具合が悪かったんじゃないの?
何が起こったのかはわからないけれど、とにかく、子猫は危機を脱したのだ。
子猫は、自ら「命」を手繰り寄せた。

それから、だんだんにお腹が凹んでゆき、親猫たちよりもよく食べ、よく遊んでいる。
ヒロシは、子猫に「ドロシー」と名前を付けた。
こうして、私たちは3匹目の猫を飼うことになってしまった。

写真は、3月3日に撮影したものです。現在はもう少し大きくなっています。