日曜日の新聞にこんなチラシが折り込まれていました。
福島原発の事故から11年が過ぎて世の中の関心は薄れてしまっていますが、今も廃炉作業は行われています。
福島県に住んでいる私でさえ、今、福島原発はどうなっているのか?(ネットとかで調べればいいのだろうけど)詳しいことはさっぱり分かりません。
なので、こういう情報は有難いです。
福島第一原子力発電所では、汚染水の浄化や除染により、現在構内の96%で防護服無しでの作業が可能となっているそうです。そして、1日約4,000人が作業に当たっているとのことです。
廃炉作業の方は、事故当時定期点検中だった4号機の使用済み燃料プールにあった1,535体の燃料の取り出しが2014年12月に完了。4号機はもう安全です。
3号機プールの使用済燃料566体の取り出し作業は2021年2月に完了。
2号機プールの使用済燃料615体の取り出し作業は2024年~26年度に取り出し開始予定。
1号機プールの使用済燃料392体の取り出し作業は2027年~28年度に取り出し開始予定。
しかし、1号機~3号機にある溶け落ちた燃料デブリの取り出しについては、まだ何も出来ていないようです。(ロボットを入れてほんの一部だが様子を確認してはいる)
う~ん、この先どれくらいの時間とお金がかかるのでしょう?
先週、岸田首相が次世代型原発の建設を検討すると発表したニュースで、7基の再稼働も目指すと言ってたので、私は再稼働した原発って1~2基だと思ってたら、10基も再稼働してると知って驚いたっていうか、自分の無知にがっかりしたっていうか・・・
おそらく、ほとんどの日本人は私と同じでしょうね。
私は、基本的に原発は反対ですが、今は安全に最大限の注意を払って原子力を利用することは致し方ないと思います。
未来の脱原発のために、今は原発を利用するしかないのが現状でしょう。
妥協して、前進するのも一つの方法だと思う。
この折込み、関東地方の新聞にもはいってたらいいな?