チエちゃんの昭和めもりーず

 昭和40年代 少女だったあの頃の物語
+昭和50年代~現在のお話も・・・

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あこがれの飛鳥旅行1日目

2019年05月31日 | チエの玉手箱
2泊2日の飛鳥旅行から無事帰ってきました。
ひとり旅でしたが、とっても楽しかったです。
記録として残しておきたいので、お付き合いくださいね。
 
  8:35 福島駅出発!
10:20 東京駅東海道新幹線乗り換え
乗り換えの待ち時間があまりに少なく、トイレに入れず、お弁当も飲み物も買えず、のぞみに乗り込みました。車内販売が無くなったと聞いていたので京都までオアズケかと思っていたら、JRのおねえさんがワゴンを引いてやって来ました。(よかった
で、たまたま好みで購入したお弁当が、なんと奈良県吉野郡のお弁当屋さん製造でした。何という偶然!やっぱり、飛鳥が私を呼んでいる~
おいしゅうございました。
12:35 京都駅到着
東海道新幹線に乗るのってすごい久しぶりなので、東京ー京都間2時間15分って、速過ぎです。
高校の修学旅行の時、福島を午前7時台の特急で出発して、京都に着いたのって確か夕方だったような・・・
もっとも、四十数年前の話で当時、東北新幹線は開業しておらず、東海道新幹線にから見えた富士山にはしゃいだことを思い出します。
14:00 近鉄特急に乗り換え橿原神宮前駅到着
ここで、観光コースを書いた絵地図をゲット!さすが観光地。
30分の待ち時間あり、更に電車を乗り継いで
14:37 近鉄壺阪山駅到着 ここがキトラ古墳の最寄駅と調べてきたのだが、飛鳥駅の方がよかったのか?
浜名湖から京都まで降っていた雨が止んで、陽射しも見えてきました。
15分くらい歩いて、キトラ古墳到着しました。
想像していたより小さめの古墳でした。
それから、古墳の裏側にある「キトラ古墳壁画体験館 四神の館」を見学。
ここには古墳内部の石室実物大模型や壁画の映像、発掘調査から埋め戻しまでのドキュメンタリーの展示物を見ることができます。
それと、切り取った壁画の現物を予約制で見学できるのですが、私は予約していなかったので諦めていました。
ところが、当日募集もアリということで、四神のうちの「青龍」を見ることができラッキーでした。 でも、実物は素人が見ては何が描いてあるのかよくわかりませんでした。長い間に雨水などが流れ込み壁画の漆喰部分が泥で茶色に変色してしまったらしいです。それでも、実物が見られて大満足です。
四神の館を出ると雨が降り出していました。
この後、文武天皇陵に行くつもりでしたが、予定を変更して飛鳥駅へ。
駅前の飛鳥総合案内所「飛鳥びとの館」で、
飛鳥王国のパスポートを100円で購入。
入館券などの割引券が付いているのでお得ですとガイドブックに載っていたからです。
そして、橿原神宮前のホテルまで、時間に余裕があったので明日の下見を兼ねて明日香周遊バス「かめバス」に乗ることにしました。
17:30 ホテル着
雨が強くなってきたので、食事で外に出るのが面倒になり、ホテルのレストランをお願いしたら、日本料理は予約でいっぱいとのことで、最上階の展望レストランでフレンチのフルコースをいただきました。おいしかった~


あこがれの飛鳥へ到着

2019年05月28日 | チエの玉手箱
14時30分ぐらいに飛鳥へ到着しました。新幹線、速いですね。
さっそく、目的地の一つ、キトラ古墳を見学しました。
画像に私の指が入っちゃった!
途中、浜名湖辺りから雨が降っていたのですが、飛鳥に着いたら古墳を見学する時だけ晴れました。😃
その後、また降り出してしまったので、ホテルへ直行。
これから温泉に入って疲れをいやしまふ😊


クレマチス咲いた!

2019年05月27日 | チエの玉手箱
我が家のクレマチスなかなか蕾を付けなかったので、もしかして旧枝咲だったのか?と不安になっていたのですが、先週あたり蕾を見つけて喜んでいたところでした。
今日、やっと咲いてくれました。
小ぶりで華やかさに欠ける品種ですが、ビロードのような紫が気に入っています。
残念なことに品種名を忘れてしまいました。
でも、去年TVでウィンブルドンテニスを観ていたら、なんと会場の花壇にあったクレマチスと同じだったんです。うれしくって、感激しちゃいました。
蕾をたくさん付けてるので、これから楽しみです。
 
ところで、飛鳥旅行、いよいよ明日出発です。
涼しくなるのはうれしいのですが、雨が心配。
 

山里生活 流し台の珍客

2019年05月26日 | チエの玉手箱
母のサポートデイでした。
今日は真夏のような陽射しでしたね。
暑くなってくると台所の流し台のヌルツキが気になるので、訪問した際は必ず掃除をしています。排水口のごみ受けかごを取り出し洗っていると、
ん!? 底に何か居る!
大きな蜘蛛? いやいや蜘蛛は水の中では生きられない。

流し台の排水口に居たのは、なんと沢蟹でした!
いや~、びっくりです。
チエちゃんの村は自然がいっぱい。沢蟹も住めるきれいな所。
でも、人が暮らしてゆくのは難しい。
スーパーはないし、病院も個人医院が一つだけ、銀行の支店も去年閉店となってしまった。
山里の暮らしは大変なんです。
うっかりしていたら、竹の子が庭の真ん中で大きくなってた!
たいへん、たいへん!

雨の日はチクチク

2019年05月21日 | ハンドメイド
今日は午後2時ごろまで強い雨でした。
そんな日は、チクチク針仕事!
っていうか、旅行に持っていく巾着袋を作ろうと、昨日久しぶりにミシンを出してみたら・・・ミシンが動かない!
壊れた~
壊れても仕方がない。もう40年以上前の古いミシンなんです。
それで、仕方なく手で縫うことにしました。
参考にした手芸本は元々手縫い用でしたので、基本に忠実にってことで。
 
 
完成です。あまり布でポケットティッシュ入れも作りました。
おかげで、目が疲れた~ 
まだなんとか針に糸を通すことができたけど、ヤバイです。

衝動買い

2019年05月19日 | チエの玉手箱
5枚組のCD「MY MEMORIES~わたしの青春ソング~」を衝動買いしてしまいました。
70年代~80年代前半くらいまで、私たちの年代にドンピシャはまる曲ばかり入っています。
たとえば、
フレンズ/レベッカ、シルエット・ロマンス/大橋純子、キャンディ/原田真二、安奈/甲斐バンド、クリスマスキャロルの頃には/稲垣潤一、あんたのバラード/世良公則&ツイスト、ワインレッドの心/安全地帯、全部抱きしめて/吉田拓郎など
これが、その当時のシングルレコードを入れてあるようで、声がみんな若いんです。
そして、そして、時代を思わせる歌詞もあります。
恋におちてーFALL IN LOVEー/小林明子 の中の一節

 ダイヤル回して 手を止めた~

そう!まだダイヤル式電話だったんだよ。
そういえば、ヒロシと付き合ってる頃、携帯電話もなかったのにどうやって連絡取り合ってたんだろ?

もう1コ!
大きな玉ねぎの下で~はるかなる想い/爆風スランプ

 ペンフレンドの二人の恋は
 つのるほどに悲しくなるのが宿命

ペンフレンドだよ!ペンフレンド!
イマドキ、文通やってる若い子なんているのかな?
ちなみに大きな玉ねぎとは、日本武道館の屋根にある擬宝珠のこと。
ペンフレンドの彼女に逢いたくて、武道館コンサートのチケットを彼女に送って待ったけれど、とうとう彼女は来てくれなかったという純粋で切ない恋を歌ったステキな曲です。

しばらくは、70年代に浸れそうwww


牛肉とアスパラのオイスターソース炒め

2019年05月17日 | チエの玉手箱
夕食のメインはタイトルの炒め物(最近のお気に入り)なんですけど、昨日実家に行った時、また筍を7本も掘ってしまったので、筍の煮物も作りました。
なんか統一性のない献立になってしまいました。
いくらなんでも7本は食べきれないので、半分を筍好きの親戚にあげたんですけどね。
そろそろ、筍の下茹でにも飽きてきました。
 
それから、お約束の藤棚です。
 
まだ、満開にはなっていませんでしたが、きれいですね。
 
 
 
 
 

続・小名浜の魚屋さん

2019年05月16日 | お母さん
昔、小名浜の魚屋さんがよく来てだなぁ。
あの頃、(小名浜の魚屋さんから)買うのは宮(熊野神社の宮司家のこと)とおらいぜ(我が家)くらいのもんだった。
他所の家はお金が無くて、買いだくても買えながったのさ。
おらいでは、お父さんが出稼ぎをして、一生懸命働いてお金を送ってくれたから買えだのさ。
もっとも、じいちゃんが昔、東京で食堂やってだぐらいの人だったがら、この辺りの野菜だけの料理では口が寂しいっていうのがなぁ、満足できながったのさ。
じいちゃんとばあちゃんから家計を渡されだとき、(お父さんが仕送りしてくれたお金が)なんぼが貯まってっぺと思ってたら、なあ~に貯金なんてさっぱり無がったのよ。
ほんだがら、「俺が寝ないで稼いだ金を、お前らは何にも考えないで使ってたんだな」って、お父さんが怒ってだなぁ。
 
 
そうだったのか。
魚屋さんが来た時、我が家では毎回買い物をしていたけれど、上の家のおばちゃんは3回に1回くらいだった。他所の家では現金収入が無かったんだ。
自分の家が他所と比べて裕福だったとは思わないけれど、恵まれていたんだ。
そういえば、森永マミーを取ってもらったし、学研の学習雑誌も購読させてもらった。あれって、贅沢なことだったんだ。
 

第202話 小名浜の魚屋さん

2019年05月15日 | チエちゃん
 は~るばる来たぜ 函館へ~
 さ~かまく波を 乗り越えて~

萌黄色に輝く山並みの彼方から五月の風に乗って、サブちゃんの歌が流れてきました。
庭で遊んでいたチエちゃんは急いで母屋へ駆け込みました。

 ばあちゃん、おなはまの魚屋さんが来たよ!

 そうがい!? ばあちゃんには、なあんにも聞こえないけどな・・・
 チエは耳がいいなあ。
 なあに、まだまだ遠いからあわてるごどはねえさ。

そう言いながらも、おばあちゃんは奥の部屋に行き、桐箪笥の引き出しからきんちゃく袋を取り出したのでした。

 後は追うなと言いながら 後ろ姿で泣いてた君を
 思い出すたび逢いたくて・・・

サブちゃんの歌声はだんだん大きくなっているのに、魚屋さんのトラックはなかなか見えません。
待ちくたびれた頃にようやくトラックがチエちゃん家の下の県道に停まりました。チエちゃんとおばあちゃんが坂道を下りていくと、無精ひげのおじさんが、
「毎度おなじみ、おなはまの魚屋です!」と威勢の良いあいさつをしてくれます。

おじさん:今日はない、活きのいいギンダラと赤魚が入ってるよ!
そう言って、見せてくれたのはカチンコチンの魚の切り身でした。
(当時は子どもだったので何とも思わなかったが、冷凍でも『活きがいい』というのだろうか?)

おばあちゃん:そうだない、ほんじは赤魚を10切れも、もらうべが。

おじさん:へい!毎度あり!

おじさんが魚の切り身を包んでくれた新聞紙を抱えて、おばあちゃんとチエちゃんはお家に戻りました。
その夜のおかずは、もちろん赤魚の煮つけです。
小名浜の魚屋さんはトラックにたくさんの魚を積んで、春と秋にやって来ました。チエちゃん家ではそれを楽しみにしていたものです。

※このお話しには後日談があるのですが、それは明日をお楽しみに。



トキオ/本

2019年05月14日 | 
著者:東野圭吾 (集英社)2002年
少し古い作品ですが、初めて読みました。
私、こういう作品大好きです。
若き日の父親拓実の元に、タイムトラベルした息子トキオが逢いに来て、父親の危機を救うって話。
ガリレオや加賀刑事のシリーズものより、ずっといいと思います。
東野作品で、私が最初に読んだのは「白夜行」なんですけど・・・なんだろう?ストーリー展開がスティーブン・キングに似てるなって。
この作品もそういう所あります。
東野さん、キングのファンなのかな?

で、この作品の話に戻りますけど、現在(年取ってる)の父親拓実と若き日の拓実の性格が、違い過ぎです。カッとなる性格って、そうそう直るもんじゃありません。>< そこだけが、ちょっと?でした。
同じタイムトラベルものでは「パラドックス13」も好きな作品です。