チエちゃんの昭和めもりーず

 昭和40年代 少女だったあの頃の物語
+昭和50年代~現在のお話も・・・

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父の不調

2016年11月30日 | チエの玉手箱
秋口から、父の食物を摂る量が減って、本人も家族も年齢のせいと思っていた。
だが、左脇腹に痛みが出てきたので、今月上旬通院している病院の医師に訴えCT検査してもらった所、腫瘍があるようだとの所見。
この病院では、詳しい診断ができないからと県立医大病院を紹介された。
この辺りでは、最終診断を仰ぐ病院が福島県立医科大学付属病院なのである。
先週初め、PET検査が行われ、本日その結果が医師から告げられた。
「多発性悪性腫瘍(悪性リンパ腫の疑い)」
要するに、癌が全身に転移して、末期の状態であるということだ。

先週、認知症サポーター講習会に参加して思ったことだけれど、私たちは長生きし過ぎているんだなと。
人間の本来の寿命は50歳くらい。
それが、栄養のある食べ物を摂ることができるようになり、医学が進んで、80歳、90歳が当たり前になっている。
でも、それだけ長く身体を使っていると、弊害が出てくる。
それが、認知症や癌なのではないかと思う。

父の寿命が来たのだと思う。

無痛/本

2016年11月24日 | 
著者:久坂部 羊(幻冬舎)2006年

読書の秋を楽しみ、たくさん本を読んでいるところです。
昨年暮れに西島秀俊主演でTV化され、毎週おもしろく見ていたので、原作を読んでみたいと思っていました。
TV化で設定が少し変わっていたけれど、基本的には忠実にドラマ化されたようです。

医師為頼(ためより)は、人をじっと見つめるだけで病気を診断することができた。
犯因症。眉間にM字型に盛り上がった皺が見えたら、その人は犯罪を犯したか、あるいはこれから犯罪を犯そうとしている。

本当に人を見るだけで病気が分ったらいいでしょうね。
作者は、為頼にこんなことを言わせています。
病気は自然現象の一つであるから、治るものは治るし、治らないものは治らない。
放っておいても治る病気を治療して、医師は自分が治したつもりになっている。
癌でも手術や抗がん剤の治療をせず、自然にまかせると、そんなに苦しくはない。
薬漬けの治療をした結果、患者は死の間際まで地獄の苦しみを味わうことになる。

著者自身がお医者さんなので、現代の医療対する厳しい批判には重みがありますね。
続編「第五番」が出ているので、図書館にリクエストしてみようと思います。

5時59分

2016年11月22日 | 大地震
福島県福島市在住@チエちゃんです

久しぶりに大きく揺れましたね。
いつもなら、目覚めている時間なのですが、今朝はぐっすり眠りこんでいてガバッと飛び起きてしまいました。
そして、福島県に住んでいる私が、大きな地震がある度に思うこと。

(福島)原発は大丈夫だろうか?

案の定、福島第二原子力発電所の使用済み燃料プールの冷却ポンプが自動停止したという。

廃炉が完全に終わらない限り、安全はありえないと思う。
私たちはいつも危険と隣り合わせに生活している。
5年が過ぎた今でもそう思う。

認知症サポーター養成講習会

2016年11月20日 | チエの玉手箱
今日は11月としては暖かで穏やかな一日となりました。
午前中、地域にあるデイサービスセンターで開催された「認知症サポーター養成講習会」に行ってきました。
(写真は、デイサービスセンター)
認知症サポーターとは、厚生労働省で進めている事業で、認知症について正しく理解し、認知症の人や家族を温かく見守り、支援する応援者を養成し、認知症になっても安心して暮らせるまちづくりをしようというものです。

義母はすでにロングステイでお世話になり、実家の母も要支援2と認定されたので、少し勉強しておこうかなと参加してみました。
初めに、認知症の症状とその予防、認知症の人と接する時の対応などについて説明がありました。
それから、所員の方が寸劇を見せてくださいました。



認知症とは、脳細胞が死んで、脳の活動に支障をきたしてしまう病気です。
それで、記憶することができなくなり、ご飯を食べたばかりなのにまだ食べていないと訴えることが起こるということです。
また、お財布をしまった場所を忘れてしまい、誰かが盗んだと思い込んでしまう(特に身近な人を疑うことが多いのでやっかい)ことがあるそうです。
そういえば、以前義母が銀行に積んであったお金が無いと兄夫婦を疑っていたことがありました。
やっぱり認知症の症状だったのですね。
こんな時は、頭ごなしに叱ったり、否定したりせず、本人の言うことを尊重し、ご飯の場合は何か代わりとなるおやつなどを与えて満足感が得られるようにしたり、失くし物の場合は自分で発見できるよう配慮するなどしたりして、本人の自尊心を傷つけないことが大切とのことでした。
徘徊も本人なりの理由があるので、よく話をして解決策を見つけるとよいそうです。

介護する側は、心にゆとりを持って接することが大切とはいうものの、やはり人間ですからいつもそういう訳にはいきませんよね。
所員の方も、自分が介護の仕事をしているにも係わらず、身内にはつい言葉を荒らげたり、イライラしたりしますと言ってました。

わずか1時間30分の講習でしたが、これで私も「認知症サポーター」です。
最後にその証としてオレンジリングをいただいて、帰宅しました。

続6年1組クラス会~はつ子さん~

2016年11月19日 | チエの玉手箱
昭和40年代後半のあの頃、すでに高校進学率は90%を越えていたが、はつ子さんは中卒で就職した。
おそらく、金銭面で進学することができなっかたのだろうと思う。
それから、16歳で結婚、成人式には子連れで出席した。
同級生の中で一番最初に家庭を持ったのは、はつ子さんだった。
まだ高校生だった私たちは、早熟なはつ子さんに多少驚きながらも、「やっぱりね」という思いが強かった。
そして、30代で一番早くおばあちゃんにもなった。

けれども、はつ子さんの幸せは続かなかった。
ご主人が30代で脳梗塞を患い、半身麻痺になってしまったのだ。
初孫を産んだ長女は離婚して、出戻りとなってしまった。
今回のクラス会で聞いたのだが、その後長男も30代で父親と同じ病気になったのだという。
彼女は子どもの頃からずっと苦労のしっぱなしだと思う。

でも、クラス会、同級会の出席率は100%なのである。
いつも幹事として、甲斐甲斐しくみんなの世話をしてくれる。
けっして、楽しい学校生活とは言えなかったと思うのだけれど、はつ子さんにとってはかけがえのない居場所だったのかもしれない。

つづく


続6年1組クラス会~取締役~

2016年11月14日 | チエの玉手箱
今回クラス会に集まったメンバーは、6年前の前回とほぼ同じメンバーで16名でした。
この年齢になってくると、参加する人としない人がはっきり分かれてしまうようです。
ただ、6年前出席していたタダヨシくんが、昨年胃がんのため亡くなったそうで、驚きました。
でも、私たちの学年は生存率が良い方で、1っコ上の学年は140名中30名程物故者となっていると聞きました。
還暦を来年に控え、話題の中心は年金のことや今後の生活のこと、子や孫の話となりました。

高卒で地元の企業(一部上場企業の子会社)に就職し41年間一筋に勤めてきたノブオは、仕事には疲れてしまったから、定年後は親の遺してくれた田畑を耕しながら、のんびり暮らしたいと語った。
よくよく聞いてみると、代表とは付かないまでも取締役まで出世したようだ。
仕事を持っているものは皆、年齢的にそれなりのポストを得ているようだが、取締役までになったのは彼くらいだろうか?
取締役とは一企業のことだけを考えていればよいのではなく、地域貢献や社員一人一人、またその家族の生活のことまで想いを及ばさなければならず、もう精も根も尽き果てているという。
会社を経営するとは、そういうことかと思い知る。
否、その立場にならなければ、本当の意味でその苦労を理解することはできないとも思う。

いや~、家ではこんな話しないからね。
チエちゃんに聞いてもらえて、よかったよ。


そう笑ったノブオは取締役らしい貫禄をつけながらも、ミノルっちの下で進行役に徹していた。

つづく

今宵はクラス会

2016年11月12日 | チエの玉手箱


今宵は、6年1組のクラス会です。
私達の定宿に到着しました。
クラス会は、毎回ネタを提供してくれているので、今回も何かネタを仕入れたいと思います。
それでは、これから楽しみたいと思います。
土産話をお楽しみに~🌠

スマホから初投稿

ハリー・ポッターと呪いの子

2016年11月11日 | 
いつもの本屋さんに予約していた「ハリー・ポッター」の新作が届きました。
今日、届くとは思っていなかったので、うれしい~
ヴォルデモートとの戦いから19年後、ハリーは3人の子どもの父親になっています。
どんなお話なのでしょう?
呪いの子とは、だれなのか?
わくわく、ドキドキです。

今後、長い間読み継がれていくであろうこの「ハリー・ポッター」シリーズをリアルタイムで読むことができるなんて、なんと幸せなことだろうと思います。
この冬は、新作映画も上映されて、またもや魔法界へどっぷりの予感です。



石筵ふれあい牧場

2016年11月06日 | チエの玉手箱
昨日(5日)はお天気がよく、絶好のお出かけ日和でしたので、ドライブを兼ねて郡山市磐梯熱海にある石筵(いしむしろ)ふれあい牧場に行ってきました。
ここは、郡山市観光交流振興公社が運営する施設で、入場料も大人300円、小中学生150円とリーズナブルです。



場内は小川が流れ、広ーい芝生があって、そこでお弁当を広げている人がいました。
手ぶらで出かけても、バーベキューを楽しむことができるようです。
トップの写真は、お父さんとお子さんがポニーにエサをあげている所をパチリ。


こちらには、家畜動物園。



お馬さんだぁ~ 白馬がいる!!
エサとして、にんじんをあげることができます。有料です。



こちらはヒツジさん。
うさぎとふれあったり、↓の乗馬コースで乗馬体験もできます。
この日は乗っている人はいませんでした。



馬よりも、家族連れに人気なのは、四人乗り自転車のようです。みんな楽しそうでした。



私が場内をぐるっと一周する間、ヒロシは売店の椅子に座って待っていました。
長い距離を歩くことができないからです。
車いすを借りようかと提案したのですが、まだ恥ずかしいようです。
つまらないですよね。2人で同じものを見るから楽しいのに・・・
でも、ここまで付き合ってくれただけで、良しとするか~



最後に、牧場で採れた牛乳で作られたソフトクリームを食べました。
とってもおいしかったです。




かぶれ菜を植えました!

2016年11月03日 | チエの玉手箱
これまで冬の間はまったく何もやっていなかった家庭菜園ですが、もったいない気がして「かぶれ菜」を植えてみようと思いました。
初めてなので、父に苗をわけてもらいました。
寒い冬を耐えて、春先にぐんぐんと成長するかぶれ菜。
「こやしをあげないとダメだよ」と母からのアドバイス。
来年の春が楽しみだ~