昨夜、みぞれだった雪が、起きると少し積もっていました。
ぴんと茎が立っていたつぼみ菜も、冬に逆戻りでご覧のとおりです。
ですが、それも1時間くらいで溶けてしまいました。
今日は母のサポートデイでした。
お天気が回復し、暖かくなったので、
「この頃、ますます脚が弱ぐなっちまったがら、少しでも歩ぐがど思って」
そう言いながら、前庭(といっても5mを往復で10m)を歩く母の姿がありました。
実家では、祖父が植えたレンギョウが咲き始めていました。
昨夜、みぞれだった雪が、起きると少し積もっていました。
ぴんと茎が立っていたつぼみ菜も、冬に逆戻りでご覧のとおりです。
ですが、それも1時間くらいで溶けてしまいました。
今日は母のサポートデイでした。
お天気が回復し、暖かくなったので、
「この頃、ますます脚が弱ぐなっちまったがら、少しでも歩ぐがど思って」
そう言いながら、前庭(といっても5mを往復で10m)を歩く母の姿がありました。
実家では、祖父が植えたレンギョウが咲き始めていました。
著者:若竹千佐子 (河出書房新社) 2017年
図書館にリクエストしていたこの本、半年経ってやっと借りることができました。
それだけの人気本です。
そして、私、それだけ待てる年齢になりました。
これは『老い』をテーマにした小説です。
読んでいると、なんだか解らないけれど、涙が溢れてきます。
これは桃子さんの物語ではありますが、著者若竹さんの物語でもあり、読んでいる私・チエちゃんの物語でもあるし、貴女の物語でもあると思います。
私も、桃子さんのような境地を得ることができるのでしょうか?
ひとつだけ、最近思うことがあります。
それは、子どもの頃や若い頃には『死』がとてつもなく怖かったけれど、今はそうでもないということ。
たぶん、子どもを産み育てたことで、一つの役目を果たしたことがインプットされたからじゃないかと思っています。
それから、父を看取ったことも大きいと思います。
老いの先の死は、生から解放されて楽になるのだと。
私が買い物から帰るなり、ヒロシが聞いてきたんです。
ヒロシ:カメラ、何処にある?
チエ:カメラって?
ヒロシ:ほら、あれだよ。一眼レフのヤツ。
たしか、黒いカメラバッグに入れておいたはずなんだけど・・・
押入れを探したけど、無いんだよ。
チエ:ああ~、アレ。ちゃんと、押入れに入ってるわよ。
ホラ、あった!何するの?
ヒロシ:あれ~、あったのか? やっぱ、おまえが居ないとダメだな。
実はな、おまえが買い物に行ってる間に、買取業者が来たんだよ。
古くてもいいから買い取るってさ。
チエ:あら、いいの? だって、あのカメラ、お義父さんの形見じゃない?
ヒロシ:いいよ。だって、使わないだろ。
チエ:そういう問題じゃないと思うんだけど。
ま、あなたがいいって言うなら、いいけど。
ヒロシ:おまえ、使ってない指輪とかないのか?
そうだ、おれが買ってやったネックレスあるだろ?
チエ:あれは、ダメよ。あなたからのプレゼントじゃない!
こんな会話をしているうちに、買取業者さんが再度やって来ました。
義父の形見のカメラ2台と望遠レンズ、動かないG-SHOCK(腕時計)、私のデザインリング、未使用テレカで12,000円となりました。
まあねえ、将来的にも使わない物をただ捨てるのではなく、換金するのも一つの方法とは思うけど・・・
高価買取と言ってるわりには、高価でもないのよねえ。
なんだか空しい。
写真は、買取業者さんが引き取った品物をスマホで撮影し、携帯プリンターで印刷して置いていったものです。
こうしないと違法になるんでっすって。
春になると無人販売所が気になって、つい足を向けてしまいます。
今日はたくさん並んでいました。
でも・・・、みかんは福島で作ってないでしょ
あった!ありました。お目当ての『ふきのとう』
スーパーで買ったら、3倍はしますよ。100円は超うれしい
オオイヌノフグリのグリーンとブルーのじゅうたん。
さっそく、蕗味噌を作ります。下茹でしてからのあく抜きに時間がかかりますね。
蕗味噌できました!
2袋買い求めたもう一つは、天ぷらにしました。