チエちゃんの昭和めもりーず

 昭和40年代 少女だったあの頃の物語
+昭和50年代~現在のお話も・・・

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百ケ日

2017年04月30日 | チエの玉手箱
早いもので、今日は父の百ケ日でした。
弟たちは仕事で来られないため、私たちが母を連れて墓参りに行きました。
ヒロシがプレゼントした車いすに母を乗せ、息子が押して白い桜の下を通って行きました。

それでも母は疲れてしまったらしく、
「お父さん、もう墓参りには来れないかもしれないから、ごめんね。」とお墓に向かって話しています。

お供え物をしようと紙袋を見ると、味付けごはんと煮物を盛り付けたパックが2つ。
不思議に思っていると、
「4月30日は私の母親の命日だからお参りに行きたかったけれど、もうこれ以上は歩けないから・・・無理だね」と言う。
母の実家のお墓は同じ墓地にあるのですが、ずっと高台の方向にあるのです。
そこで、私が代理で墓参りをしました。
一度も逢ったことはないけれど、もう一人の私の祖母です。

おばあちゃん、あなたの娘はあなたの倍以上も長く生きたんですよ。
よかったですね。
もう少し、あと少し、あなたの娘を見守ってあげてくださいね。


誰でも、母親というのは特別な存在なのだなと思います。
そこへいくと、男親というのは損だなとも思ってしまいます。

お父さんの百ケ日だというのに罰当たりなこと考えちゃったな!


コシアブラごはん2

2017年04月29日 | チエの玉手箱
昨日のシンプルバージョンから、ネットで調べたレシピから油あげをプラスして出汁しょうゆ味のコシアブラごはんを作ってみました。



こちらの方が食べやすいかな?
息子たちがいないので、簡単な昼食です。
コシアブラとぜんご漬けで、山形の味を楽しみました。
でも・・・、おじさん、ごめんなさい。
やっぱりコシアブラの美味しい食べ方の一番は天ぷらですね。

コシアブラごはん

2017年04月28日 | チエの玉手箱
昨日、職場で帰り支度をしていると、ヒロシからTEL。
山形から山菜を売りに来たので、コシアブラを買ったから天ぷら粉と油を買ってきてという内容でした。
でも私の帰宅時間がいつもより遅かったので、天ぷらは明日ということになりました。

ヒロシがその山形からきたおじさんに、コシアブラの一番うまい食べ方を聞いたところ「こしあぶらご飯」だというのでレシピを教えてもらったとのこと。
コシアブラをさっと湯がいて、食べやすい長さに切り、炊き上がった炊飯器の中のご飯の上にのせて蒸らしてからまぜるだけの超簡単料理!
それで、今朝さっそく試してみました!



う~ん、コシアブラの香りがすごい! シンプルでおいしかったです。
でも、香草が苦手な人はダメかもしれません。
お弁当にも詰めちゃいました。





もにわへ

2017年04月23日 | チエの玉手箱
今年福島市では、6年経ってようやくわらびが出荷できるようになったという情報を得たので、気晴らしも兼ねて茂庭の直売所に行ってみました。
バス停の脇に桜。風情がある(かな?)と思い、パチリ。



摺上川沿いの桜は満開でした。
家の近くの桜は散ってしまったので、やはり茂庭は気温が低いようです。
今年はなかなか暖かくならないので、お目当てのわらびはまだ販売されていませんでした。
連休明けとのこと。



わらびが無くて残念でしたが、せっかく来たので名物のおそばを食べて帰ってきました。
おそばは冷たいものを食べたいところですが、寒いので温かいそばにしました。
久しぶりに食べたので、おいしかったです。

春が来た・・・

2017年04月18日 | チエの玉手箱
久々のブログ更新。
更新しないまったり感に慣れてしまうと、なぁんか心地よくなっちゃって・・・
こうして、ブログって止めちゃうんだろうなぁ~
まったりしすぎちゃったか・・・
いかん。いかん。

ここ福島も桜が満開となり、桃の花も咲き始めました。
濃いピンクの花を見ると、私は桜より桃の花の方が好きだなと思う。


相変わらず週一で、実家通いが続いている。
さすがに毎週となると、私も疲れ気味となってしまう。
それで、ブログ更新もままならないのである。

春は、私の大好きなかぶれ菜の季節。
実家の畑は手入れをする人がいなくなり、ハコベやイヌフグリ、ナズナなどがはびこって、追肥もあげていないのでかぶれ菜は例年より小ぶりだ。(写真)
それでも、やっぱり採りたては美味しい。
黄色の花は植えっぱなしになっていた白菜です。



こちらは、葉わさび。
転んだら大変だからと言っても聞かずに、私がわさびの場所を知らないからと母は先に立ってゆく。
いっしょに藪の中をかき分けてたどり着き、つぼみの付いた茎を摘んだ。
それを家に持ち帰り、私が庭掃除をしている間に母が作ってくれた。
少しだけツンとして美味だ。



風呂掃除をするので湯船の湯を抜くというと、その前に門道の石垣に沿った堀から葉っぱを取り除かなければならないのだと母が言う。
風が吹く度に雑木の枯葉や杉の葉っぱで堀が埋まってしまい、そこに水を流すと枯葉が溜まり堰き止められ、水が溢れてしまうらしいのだ。
庭掃除のついでにその堀から葉っぱを取り除く。
母はその作業をしていて、昨年転んだのだ。

田舎の暮らしは一事が万事こんな具合なので、年寄りにはたいへんだ。
父と二人暮らしの時は互いに補い合って、できていたことができなくなっている。



祖父が植えたレンギョウが満開です。
細い木だけれど、樹齢はもう何十年になるのだろう?