チエちゃんの昭和めもりーず

 昭和40年代 少女だったあの頃の物語
+昭和50年代~現在のお話も・・・

ようこそ! チエちゃんの昭和めもりーずへ

はじめての方は「チエちゃん」のカテゴリからお読みいただくことを推奨しています。 もちろん、どこからお読みいただいてもかまいません。

また逢う日まで ~休刊のおしらせ~

2010年10月20日 | おしらせ
 4年前の今日(10月20日)、私はブログデビューを果たし、インターネットの世界に足を踏み入れました。
このブログの目的である子どもの頃の思い出を書くことは、当初の1年でほぼ達成し、MyBooks.jpさんにお世話になり、世界でたった一冊の本としてまとめることもできました。
また、このブログを通して、たくさんのステキな方々と巡り会い、交流することもできました。
 そして、私はステップアップし、ホームページを開設したり、他のサイトを楽しんだりすることができるようになりました。
しかしながら、少々欲張り過ぎて多忙になってしまったため、思い切って「昭和めもりーず」は本日を以って長いお休みをいただくことにしました。

 でも、ネット界からさよならをするわけではありません。
ニコッとタウン」にお引越しをして、元気に過ごしております。
ホームページも細々ながら続けてまいりますので、たまには、思い出してくださいね。

またいつか書きたくなりましたら、ここに戻って参りますので、一先ずここで「チエちゃんの昭和めもりーず」第一章完といたします。

 これまでのご交誼・ご愛顧感謝いたします。

6年1組クラス会 ~えみ子ちゃん~

2010年10月06日 | チエの玉手箱
チエ:「ミノルっち、ありがとね。えみ子ちゃんにも声かけてくれたんだね。連絡先、誰が知ってたの?」

ミノル:「美穂子だ!」

チエ:「ああ、やっぱりね。美穂子なら知ってると思った・・・」

みつお:「えみ子って、誰だぁ?」

きぬ:「ほらー、いたじゃん!5年生の時、転校しちゃった、信金の支店長の娘でさ~」

みつお:「そんな子いたかぁ?」

美穂子:「ほら、色白でポチャッとした可愛い子。ミノルっちの家の近くの高台の家にさ、みんなで遊びに行かなかった?」

みつお:「ああ~~、いた!いた! 思い出した。オレ、あいつんちで、スイカ喰ったよ。」

チエ:「私は今でも覚えてるよ。えみ子ちゃんちで、ケーキごちそうになったこと。
    あの頃、ケーキなんて、クリスマスくらいしか食べられなかったじゃない?
    それを、5~6人で遊びに行ったんじゃなかったかな?
    1個ずつごちそうになったの。私、えみ子ちゃんって、お嬢様なんだぁって思った。」

ミノル:「んだ、あいづは、おじょうさまさ。
     俺、あいづんちで、初めてインスタントラーメンを丸ごと1個喰ったもんなあ。
     あれは、忘れらんになあ。」

美穂子:「いつもかわいい洋服着てたよねぇ。
     あたしたちなんか、田舎の子って感じだったけど、一人だけ、あか抜けてるっていうの?
     都会の子みたいだったよね。」

チエ:「ねえ、小木先生のこと、最初にオギジジイって呼んだの、えみ子ちゃんだよね?」

きぬ:「小木乞食って、あだ名付けたのも、えみ子ちゃんじゃなかった?(笑)」

チエ:「今回も、参加できなかったね。忙しいのかな?」

ミノル:「いや・・・・・、覚えてねえんだとさ。あの頃のことは、全然覚えてないって言うんだ。
     だから、悪いけど、出席できないって返事があった。」

チエ:「・・・・・   」




 私たちの思い出の中で、えみ子ちゃんはこんなに生き生きと輝いているのに、えみ子ちゃんの思い出の中に私たちはいなかったのだ。
ちょっぴり残念な気がした・・・