チエちゃんの昭和めもりーず

 昭和40年代 少女だったあの頃の物語
+昭和50年代~現在のお話も・・・

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6年1組クラス会 ~小木先生~

2010年08月29日 | チエの玉手箱
私たちは、ここのところ、クラス会づいている。
昨年の2月にプレ会を開催し、今年の2月には全員を対象に同級会を開いたばかりだ。
その時、いつも中学の同級会ばかりなので、久しぶりに小木先生をお招きして6年1組のクラス会をやろうということになった。

 それで、先々週の土曜日、1泊のクラス会に参加してきました。
44名のうち2名は物故者で、残る42名のうち16名が出席しました。
こんなに度々集まっているのは、子育てが一段落したことと、やはり年齢を重ねた証拠だなと思います。

 とにかく、なつかしい。
ワイワイ、ガヤガヤ、予定の時間を30分も遅れて、開会となりました。
はつ子さんの開会あいさつ、ミノルっちの幹事代表あいさつの後、小木先生から主賓のあいさつをいただきました。


「今日は、お招きいただきまして、ありがとうございます。
 みなさんに会えることを、とても楽しみにして、来ました。
 はつ子さんのあいさつにもあった通り、あれから、40年も経ったんだねぇ。
 私の中では、みなさんはまだ、あの頃のまま、小学6年生のままなんです。
 さっき、お会いしても、なかなか思い出せませんでした。
 でも、だんだん、思い出してきましたよ。
 一番変わってないのは、クニさんかな?
 そして、一番変わったのは、みつおくんだ。
 あの頃は、一番小っさかったのに、今では、こんなに大きくなって、驚きました。(笑)

 みなさんを受け持った時、私は大学を出たばかりで、何にも分かりませんでした。
 教え方すら、どうやっていいのか、分からなかった。
 申し訳なく思っています。
 ただ、もう がむしゃらに、一生懸命、情熱だけで過ごした3年間でした。
 でも、あの3年間がなかったら、私の残りの教師生活は無かったと思っています。
 みなさんと過ごした3年間は、私の宝物となっています。
 
 こうして、みなさんが時代の担い手として、立派に成長してくれたことを本当にうれしく思います。
 今日は、楽しく過ごさせてもらいます。」

 


第186話 氷水屋さん

2010年08月12日 | チエちゃん
 和光堂の隣の隣は、夏の間だけ営業する氷水(こおりすい)屋さんでした。
シーズンオフの期間は、ぴっしりと戸が閉められた普通のお家なのですが、夏になると氷水だけを売るお店屋さんに早変わりするのです。屋号の看板も何もなく、ただ、「氷」ののぼりだけが店先に掲げてありました。
長嶺さんというチエちゃんの村では珍しい苗字でしたが、お店の屋号は分からずじまいで、ただ、「こおりすいや」さんと呼んでいたように思います。

 店内に入ると、広い土間にいくつかのテーブルとイスが並べられ、奥の方には、長嶺さんちの開け放った座敷が見えていました。そして、土間と座敷の間の板の間には、大きな木製の冷蔵庫と、氷削り機が据え付けてありました。
氷水を注文すると、おばさんが、その冷蔵庫から、大きくて四角い透明な氷を取り出し、氷削り機に据え付け、シロップを入れたガラスの器に、ガリガリと盛り良く氷を削ってくれたものでした。

 チエちゃんにはとても不思議に思えたものです。
大きな氷の時は透き通っているのに、細かく削ると雪のように真っ白になるのだろうと。
それに、木の冷蔵庫って、融けないのだろうかと。

 運ばれてきた氷水の器から、氷をこぼさないように、そっとスプーンを引き抜き、手で少し氷を固めます。それから、スプーンで、氷を崩して、器の下の方の甘いシロップが上手に絡むように混ぜながら食べていくのです。
あわてて食べると、キーンと頭が痛くなりましたよね。

 イチゴ、メロン、レモンは30円。練乳をプラスすると50円。あずきミルクは70円だったかな?

買い物帰りに、氷水屋さんに寄るのが、とても楽しみなチエちゃんでした。
お父さんやお母さんと食べるときは、いつもイチゴだったけれど、おばあちゃんと食べるときは、あずきミルク。おばあちゃんの好物でしたから。
もちろん、チエちゃんもイチゴより、あずきミルクの方が好きでしたよ。

よろしく プリコ

2010年08月07日 | チエの玉手箱
ボルボとさよならした日、プリウスが納車された。
発注してから5ヶ月。減税効果もあってか、すごい人気だ。
街中で、三代目プリウスとすれ違うことも多い。

う~ん、新車の香り~
運転席に着き、担当セールスに教わったとおり、ブレーキペダルを踏みながら、powerボタンを押す。
パッと、モニター画面が現れるも、セルの回る音がしない。従って、エンジンも始動しない。
こんなんで、ほんとに走るのだろうかと不安になる。
車外にいると、微かにモーター音がするのだが、車内ではほとんど聞こえない。
なんだか、とても残念な気もする。
イグニッションキーを回す時、これから始動しようとする車の全エネルギー(というか気)がその一点に集中してくるようで、私はあの瞬間が好きだったのに、その感覚を味わうことができないのだ。
拍子抜けしてしまう。(もっとも、ヒロシに言わせると、そんなことはないのだという)

シフトレバーをドライブに入れて、スタート。
スルスルと滑らかな発進。
走り出すと、モニター画面に表示されたエンジン、モーター、バッテリーにエネルギーの流れが表示される。
おもしろい!これが、ハイブリッドかあ~

加速も滑らかで、メーカーが2.4L車並みの加速フィーリングと豪語するだけのことはある。

信号待ちで停止すると、エンジンもストップする。
ほんとにECOだぁ!
日本の技術って、すごい!

燃費は、街乗りのせいか、今のところ17km/ℓと、メーカー表示32.8km/ℓ(JC08モード)とかけ離れている。
せめて、20km/ℓは走ってほしい。
もっとも、V70の3倍なので、月1回の給油で十分間に合いそうだ。



ところで、最近、他所のサイトで知り合った『ありす』ってコが言うんです。
車にも、男の子と、女の子があるそうな・・・
今まで、そんなこと考えたこともなかったけど、

私のプリウスの印象は、オカマのプリコ

2つの動力持ってることと、容姿はスラッとしてきれいなのに、秘めた力を持っているから。
ということで、よろしくね!プリコ。