チエちゃんの昭和めもりーず

 昭和40年代 少女だったあの頃の物語
+昭和50年代~現在のお話も・・・

ようこそ! チエちゃんの昭和めもりーずへ

はじめての方は「チエちゃん」のカテゴリからお読みいただくことを推奨しています。 もちろん、どこからお読みいただいてもかまいません。

同級会Ⅱ その1

2010年02月28日 | チエの玉手箱
 27日~28日と楽しみにしていた同級会に行ってきました。
会場は、昨年と同じチエちゃんの村にある唯一の宿泊施設です。(写真)
同級生のひとりが、その村営(現在では、町村合併で市営となっている)施設の支配人で、何かと便宜を図ってくれるのです。(感謝!)

 今回は30名程が集まりました。
昨年と同じ顔ぶれもあれば、久しぶりの顔もありました。
幹事であるミノルっちや京子ちゃんはもちろん、常連のミツコ、テツオ、かずえ、せいちゃんが来ていたし、昨年は声がかからなかった県外組のみつお君も出席でした。
美穂子とトモ子は、仕事の都合で今回は、パス。
それに、ナオちゃんも欠席でした。ナオちゃんは、こういう会が苦手なのか、今まで一度も出席したことがないのです。


 記念写真撮影、会長あいさつ、乾杯とセレモニーが終わるのを待ちかねたように、皆は席を移動し、あちこちに昔話の華が咲きました。

 ガイジンさあ、あん時、おまえがサトコにもらったバレンタインチョコ、ミノルっちと3人で、食ったよなあ!
と、さっそく、みつお君がバラし始める。

 エエ~ッ!サトコは、ガイジンが好きだったの?

 ああ、確かに、俺、サトコにチョコもらった。

 そんでさあ、ミノルっちは、由美子からもらったろ?

 ウソ~、由美ちゃんは違う人が好きだったはずよ。
 ヒロアキにあげたって、聞いたよ。
と、由美子と仲良しだったかずえは驚く。

 あいづは、気が多いんだ。いろんなやづに、チョコやってだんだぞ!

 でも~、あたしたちの頃に、バレンタインって、あった?

 あったよ~!あの頃がハシリじゃない?
 だから、義理チョコなんかなくて、本命チョコだけだったもの。

 そういうみつお君は、誰からもらったの?

 オレは~、チエから もらわなかったよな?

 うん、私は、同級生にあげたことはないよ。
 それより、あんたたち、ヒドイんじゃない?
 想いのこもったチョコを3人で食べたなんて・・・

もうみんな、時効になってしまったようだ。

つづく
 
 
 

gooブログ6周年!

2010年02月24日 | チエの玉手箱
 チエちゃんがお世話になっているgooブログは、2010年3月9日で6周年を迎えるそうで(めでたい!)、3月22日まで豪華賞品が当たるプレゼントキャンペーンを行っています。

 たった6名にしか当たらないのだから、その確率たるや、ものすごい数字だろうから到底無理だろうなと思いつつ、応募しなけりゃ絶対に当るはずもないので、あまり期待はしないこととして、そのものすごい確率にかけてみることにしました。

 欲しい商品は、モバイルパソコンか、デジカメがいいな・・・
でも・・・、モバイルはお金がかかりそうだし、それに、外出先でブログを更新する余裕もないので、デジカメに決定。

 キャノン IXY DIGITAL 930 IS で、きれいな写真を撮り、ますます、昭和めもりーずを充実させようという魂胆なのだあ~
だから、おねがい gooスタッフの皆さん、よろしくね! 


 ところで、gooブログ6周年に思ったことを書いてみます。

 「えっ!まだ、6年くらいなの?(昨年も5周年記念をやっていたはずなのに、今更ですが・・・)」と、歴史の浅さにちょっと驚いています。
私が「昭和めもりーず」を開設した2006年10月は、gooブログができてまだ2年7ヶ月だったというわけで、ありゃ~、私って結構時代の波に乗れてたんだ~と。
その頃、確かgooブログ数は、70万くらいだったと思うのですが、あれよあれよという間に100万を突破し、本日現在では137万を超え、まだまだ増え続けそうな勢いです。
これだけ、ブログ人が増えたのは、パソコンが普及したこともあるだろうし、デジタル世界が急速に発達してきたこともあるでしょう。
何より一番なのは、サイトを作るための特別な知識がなくても、簡単にホームページが作れてしまうからですよねえ。
昨年ホームページを作ってみて、いかにブログが簡単で、よくできているかを実感した次第です。
今では、ブログがホームページの重要なコンテンツとさえなっています。
ブログを始めるまで、インターネットを全然知らなかったおばさんでも、書いているんですから、スゴイことですよ。

 日頃お世話になっているgooブログには大変感謝していますが、この機会にひとつだけお願いしたいことがあります。
それは、コメント後に、投稿したコメントを編集できる機能があるとうれしいなあと思います。
送信ボタンを押したあとで、まちがえちゃった!ってことが、よくあるからです。
最近、特にキーの押しまちがいや、変換ミスが多いんです。
ご検討の程、よろしくお願いします。

ということで、gooブログのますますのご発展をお祈り申し上げます。 

ガーナミルクチョコレート

2010年02月20日 | 昭和なもの
 このブログにはブログパーツ「45年前カレンダー」あらため、「懐かしカレンダー」を貼り付けています。
たまたま、今日のカレンダーを見たら、ガーナミルクチョコレートのことが載っていました。
これ、ブログネタにしたかったことなのです。

懐かしカレンダー最新の記事をお届けrss
昭和39年2月20日の出来事昭和39年のヒット商品 「ガーナミルクチョコレート」
1964年2月
20
「お口の恋人」のキャッチフレーズで知られる製菓メーカー、ロッテがこの年「ガーナミルクチョコレート」を発売。
ロッテはそれまでガムの専業メーカーであったが、自社ではじめてのガム以外の商品の発売となった。
同チョコレートはミルクチョコレートの発祥の地、スイスの味をコンセプトにして開発された。「マイクログラインド製法に代表されるきめが細かくまろやかな味わい」を持ち、「ザラツキの無いなめらかな口どけ」の食感が特徴。
45年たった今でも何度かのリニューアルやバラエティに富んだ商品展開を続け、愛されている。現在ではオリジナルを含め12種類のバリエーションがある。
(参考:株式会社ロッテ/ガーナミルクチョコレート商品情報ページ)
gooマスターズ「懐かしカレンダー」(毎日更新)
gooマスターズ(C) NTT Resonant Inc. All Rights Reserved.


 チエちゃんは、このガーナミルクチョコレートが大好きで、おばあちゃんにおこづかいをもらっては、遠藤商店に買いに走っていたのです。
当時、大小2種類のガーナミルクチョコが発売されていて、小さなサイズが30円、大きなサイズは50円でした。
いつも、30円の小さいものを買うのだけれど、たまに50円のものを買ってもらったときは、すご~くうれしかった。
物価が上がって、小さなサイズが50円に値上がりした時には、がっかりしたものでした。

♪小さなひとみ 夢みるチョコレート
 きのうの海へ ふたりを連れてって
 チョコレートを食べながら あしたのこと考えよう
 いつも いつも チョコレート ロッテ!

このCMソングも、なつかしい。

デザインは少し変わったけれど、現在もあの赤いパッケージのままで販売されているのが、うれしい。欲を言えば、小さいサイズも出してほしいなあ。
 

虹と雪のバラード

2010年02月16日 | 昭和なもの
虹と雪のバラード  トワ・エ・モワ


 バンクーバー冬季オリンピックが始まりましたね。

 私たちの年代にとって、冬季オリンピックといえば、はやり長野より1972年の札幌大会でしょう。
64年には東京オリンピック、70年に大阪万博が開催され、この札幌オリンピック冬季大会と、日本が国際的なイベントを次々に成功させていった時代といえるでしょう。

 札幌大会で覚えているのは、ジャンプ競技です。
その時、日本は、金、銀、銅を独占し、後に日の丸飛行隊と呼ばれるようになりましたが、私の記憶に残っているのは、何と言っても、金メダルの笠谷選手です。
スキー競技にジャンプという種目があるのを知ったのも、たぶんこの時だったと思います。

 女子フィギュアスケートの銅メダリスト ジャネット・リン選手も記憶しています。
演技中に転倒しても、笑顔で滑り続けたことで、その笑顔が可愛いと、日本では金メダルを取った選手よりも大人気でした。

 そして、一番記憶にあるのが、トワ・エ・モワが歌うテーマ曲「虹と雪のバラード」です。
ネットで調べてみると、何とこの曲、いろんな人が歌っていたんですねえ。
男女二人のきれいなハーモニーなので、トワ・エ・モワさんが残ったのもうなずけます。
トワ・エ・モワさん、他にもステキな曲を歌っているので、調べてみてくださいね。


 さて、2010年のバンクーバー冬季オリンピックで、私が一番注目しているというか、一番見たい競技はカーリングです。
氷上のチェスといわれるだけあって、見ていておもしろいからです。
みなさんは、何を楽しみにしていますか?

祖母の遺影

2010年02月12日 | チエの玉手箱
「近頃、こんな立派な遺影写真は見だごどないない。」
葬儀に参列した方々は、口々にそう言いました。

 祖母は70代始めの頃、葬式用の写真を撮るのだと言って、髪をセットし、その頃、熱心に練習に励んでいた御詠歌の時の正装をして、隣町の写真屋さんへと出かけたのでした。
私たち家族は、「葬式用の写真だなんて、縁起でもない」そう思ったのですが、祖母のその行為は正しかったのです。
 80歳代で亡くなった祖父の遺影は、認知症を患ったボケ顔であったことから、そのような写真をずっと飾っておかれるのは嫌だと思ったのかもしれません。
とにかく、祖母は、その白黒写真を遺影として使ってくれるよう家族に頼み、いつも部屋のタンスの脇に置いていたのでした。

 祖母がくも膜下出血で倒れ、そのまま帰らぬ人となったとき、私たちは、真っ先にそのことを思い出し、遺影用の写真を選ぶ手間がなくて済みました。

 このことを心に留めていたのか、今年の正月、実家を訪問した際に、両親に写真を撮ってくれるよう依頼されました。歳を取ると、写真を撮る機会も少なくなってきます。
そういえば、私たちも、猫の写真は撮っても、自分たちの写真は写していないなと思うこの頃です。


 ムーミンパパさんがお父様の葬儀の時の経験を教訓として書いていらしたので、私も思い出した次第です。
 自分のお葬式をどうして欲しいのか、埋葬はどうして欲しいのか、家族に伝えておくことは大切だと思います。だって、死んでしまったら、何も言えないのですから。

プリウス

2010年02月08日 | チエの玉手箱
 昨日の朝までは、車を購入するとは考えてもみませんでした。
これは、その日のうちにという意味です。

 現在乗っているVOLVOは97年式と古く、方向指示器が戻らないので手動で戻さなければならないなど、あちこちに不具合が出ていて、8月の車検切れまでには新しい車に乗り換えたいと漠然と考えてはいましたが・・・。

 昨日の朝、
「ハイブリッドもいいな?プリウスはどうだろう?」
と、突然、主人が言い出したのです。
珍しくパソコンの前に座っていると思ったら、ネットで調べていたみたいです。
「納車までに半年くらいかかるはずだから・・・・」
「そんなにかかるの?」
「エコカー減税で、人気だからなあ。よし、なべに電話して、見に行こう!」
なべちゃんというのは、主人の友達で、TOYOTAの社員です。
「とりあえず、見に行くだけでしょ?」
「まあ、そうだなあ・・・」

 ・・・・・・


「グレードはSね。マットは欲しい。CDは付いてるよね。
 あっ、色はパールね。あとは、いらない。
 で、いくらになるの?」
「○○○万円になります。」
「ん~、これでいいだろ?」と私の方を見る夫。
「ええっ、ちょっと待って!私が乗る車だよ!勝手に決めないで!」
「じゃあ、他に何が欲しいの?」
「・・・・・、無いけど・・・」

少し、オーバーに書きましたけど、こんな感じで買うことになってしまいましたぁ
まあいっか~ 

谷やんもプリウスおススメしてることだし。

納車は、見込みどおり7月か8月になりそうです。



第178話 パッチンどめ

2010年02月04日 | チエちゃん
「チエさん、視力が悪くなっていますよ。
 前回は左右とも1.5だったのに、今回は1.2になっています。
 前髪を切るか、そのまま伸ばしたいなら、きちんとピンで留めましょうね。」
お昼休み時間の保健室で、淳子先生に言われたのです。
 以前にも、そのようなことを注意されていたのですが、無視していたのです。
でも、明確な結果を数字で示されてしまったことで、チエちゃんは、やはりそうなのかと前髪をパッチンどめで留めることにしたのでした。

 3年生くらいまでは、刈上げヘアーを何とも思わなかったチエちゃんなのですが、4年生にもなると、おしゃれ心が目覚め、横分けにして前髪を伸ばし始めたのでした。
というのは、ひとつ理由がありました。
チエちゃんの額の左側の生え際には、もうひとつ旋毛があったのです。
それで、おかっぱ頭の前髪の左側はくるんと渦巻き、いつも跳ね上がっていたので、チエちゃんはそのことを気にしていたのでした。
前髪を長くすれば、その跳ね上がりを隠せると思ったのです。

 パッチンどめは、その頃、チエちゃんたちの間で、とても流行っていました。
誰もが、パチンどめを使っていました。
前髪を留めることで、跳ね上がりも抑えることができました。
流行が去って、誰もパッチンどめを使わなくなってからも、チエちゃんはひとり使い続けたのでした。


 ほら、さじカンさんが描いてくれたイラストのチエちゃんもパッチンどめをしてるでしょっ!