チエちゃんの昭和めもりーず

 昭和40年代 少女だったあの頃の物語
+昭和50年代~現在のお話も・・・

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第162話 ナルディ

2009年04月27日 | チエちゃん
 ハンドルは ちんまい方が運転しやすいからな・・・
 これ、おまえにやるよ!

そう言うと、ヒロシは早速、チエちゃんのアルトのステアリングを取替え始めました。
チエちゃんは引越しを機にマイカー通勤することにしたのでした。
とはいうものの、免許を取ってから3年も経っていて、ドキドキな毎日だったのです。
ハンドルを換えたら、少しは運転うまくなるかな?

 カッコイイだろ? ブランド品だからな

 へえ、ハンドルにも、ブランドがあるの?

 そりゃ、あるさ! ナルディ、ここんとこにサインが彫ってあるだろ!

 
ふ~ん、ナルディって人の名前なんだ


それ以来、チエちゃんの車は換わっても、ステアリングはずっとナルディだった。
3本スポークのシンプルなデザインは、飽きることがなかった。

それが、ここ2台ばかりはナルディじゃないんです。
エアーバックが付いてしまったために・・・

それに、ヒロシの「ちんまい」も聞いてないなあ。
あの言い方、好きだったのに・・・


 

懐かしのメロディ

2009年04月23日 | チエの玉手箱
 昭和40年代のあの頃、「懐かしのメロディー」と題して、昭和10~20年代に流行った歌番組があったように覚えています。

藤山一郎「東京ラプソディー」「丘を越えて」「酒は涙か溜息か」、霧島昇「誰か故郷を想わざる」、近江俊郎「湯の町エレジー」、東海林太郎「赤城の子守唄」、並木路子「リンゴの唄」、高峰三枝子「湖畔の宿」などなど。

チエちゃんは思ったものでした。
「かあちゃんやばあちゃんは、こんな古臭い歌のどこがいいんだろう?グループサウンズや藤圭子ちゃんのほうがずっといいのに・・・」

 今になって、あの頃の母や祖母の気持ちがよくわかります。
とにかく、なつかしいんです。えっ?「東京ラプソディー」が?
じゃなくて、私にとっての懐メロは70年代フォークでしょうか。

 現在のヒット曲は、一生懸命覚えても1ヵ月後には歌詞カードを見なければ歌えなくなるっていうのに、70年代フォークソングなら、メロディを聞けば自然に歌詞が口を突いて出てくるのです。
おそらく、今の若者たちにしたら、70年代フォークなんてあんな古臭い歌のどこがいいんだろう?って思っているに違いないんです。


でも、最近になって、昭和40年代のあの頃に懐メロと言われていた曲で、好きになった歌があるんです。
それは、平原綾香さんがカバーした「蘇州夜曲」です。
彼女の歌声が素晴らしいこともあって、大好きになりました。
いい歌は、いつの時代になっても、いい歌なんです。


蘇州夜曲 平原綾香



そして、こちらは李香蘭さんの「蘇州夜曲」
ノイズが蓄音機で聴くレコードみたいで、なんともレトロ

蘇州夜曲 『Soochow Serenade』~ 李香蘭 【山口淑子】





花ももの里まつり

2009年04月19日 | チエの玉手箱
昨日の福島テレビで知ったので、今日は飯坂温泉にある花ももの里のお祭りに行ってきました。
たくさんの人が、花ももを見に来ていましたよ。

 
家族連れも多かったです。

 
ミス・ピーチのおねいさん。
写真いいですか? ブログに載せてもいいですか?
って聞いたら、ニッコリ「いいですよ」と言ってくれました。

 
お祭りらしく、飯坂太鼓の披露。演奏が終わった後でした。残念!

 
飯坂温泉と言えば、名物「ラジウム卵(温泉卵)」。

 
珍しい種類の花ももがありました。ちなみに、花ももは観賞用で、実は食べられないそうです。

乙和公園の桜

2009年04月15日 | チエの玉手箱
また、桜ですみません。
いい加減にしろ!って感じですが、自己満足でUPしてますので、お付き合いください。

福島市飯坂町蚕糸試験場跡にある乙和公園の桜です。
花桃も咲き始めました。

 

 

12日に撮影したのですが、大勢の人がお花見を楽しんでいましたよ。

信夫山の桜

2009年04月13日 | チエの玉手箱
福島市でお花見といったら、真っ先に思い浮かぶのは、やはりここ信夫山でしょう。
開花宣言の標本木があるのも、ここと聞いています。
夜はライトアップされてきれいです。もう散り始めていました。

 

 なんと排水溝のふたにも桜が・・・

 

 お祭りのようににぎやかでした。

芳水の桜

2009年04月12日 | チエの玉手箱
毎年、新聞の桜開花情報欄に載るので、一度実物を見てみたいと思い出かけてみました。
福島市松川町金沢地区にある「芳水(ほうすい)の桜」です。
田んぼの中に一本だけぽつんとあって、見事な枝振りを見せています。
樹齢90年くらいということです。

 
桜の向こうにチラッと見えるガードレールは国道4号線です。
国道からも見えます。

 
樹下のお二人は熟年のご夫婦でしょうか。いい感じ。
私もね、いっしょに見に行こうって、ヒロシを誘ったんですけどね、花粉症がひどいからと断られてしまいました。

星の王子さま

2009年04月07日 | チエの玉手箱
 小学校だったのか、中学校だったのかは忘れてしまったけれど、国語の教科書にサン=テグジュペリの「星の王子さま」が載っていました。

 あの帽子に見える絵が、実は象を飲み込んだヘビを描いたものだという物語の冒頭の部分です。ずいぶんと屁理屈を語った話だと思ったことを覚えています。
このあと、物語はどのように展開してゆくのだろうと思いながらも、この年齢になるまで名作と言われるこの作品の全編を読んだことはなかったのです。

どういうわけか今回、この作品を読んでみました。
???
私は、世界中でこんなにも愛されている作品なのだから「星の王子さま」は子供のための童話であると、勝手に勘違いをしていました。(それは教科書に載っていたせいかもしれません)
「星の王子さま」は、たいへん難しい作品でした。
「星の王子さま」は、大人のための童話でした。
一度読んだだけでは、私には理解できませんでした。


 ただ、私も自分の星を見つけるために、このブログを書いているのかなと思いました。


星の王子さま 公式ホームページ