ついに、やりました!
素人ながら不動産の
相続登記が自分でできました。
終わってみると、案外簡単でした。
必要書類を集めて、登記申請書を作成(インターネットにテンプレがあるので簡単)し、法務局へ提出するだけです。
でも、仕事を持っているとウィークデーに役所へ行くことがなかなかできず、時間がかかってしまいました。
ただひとつ問題だったのは、実家では「保安林」を所有していたことでした。
保安林というのは、水資源の確保や土砂災害の防止、環境の保全などのために、所有者が勝手に立木を伐採できないよう国や県が指定する山林のことです。
制約があるため、固定資産の評価がなく、固定資産税が非課税となる特典があります。
しかし、固定資産税は非課税でも、登記の場合はその土地の評価額が必要となるのです。
(これも、手数料を算出するためなんですけどね)
それで、もう一度市役所へ行き、近隣の山林の価格を参考価格として証明してもらいました。
母に言わせると、
苦労して山(土地)を買ったけど、今は山なんて持ってたって税金ばかりかかって、なあんにもなんね
だそうです。
それから、出来上がった「権利証」が変わっていてオドロキでした。
以前は、和紙のような薄紙に「登記済」の角印が押されていたと思うのですが、いまは「登記識別情報」というらしいです。
それらしい地模様の入った用紙に土地の所在地や所有者名が記載されているのは同じですが、用紙の下部分が袋とじで目隠しされ、その中に英数字を組み合わせた番号が書いてあるそうな。
これが登記情報へのアクセスキーなのでしょう。
いやはや、コンピュータ時代ですねぇ。
もう一つ、今回の所有権移転登記でオドロキの事実が判明しました。
それについては、また
次回!