チエちゃんの昭和めもりーず

 昭和40年代 少女だったあの頃の物語
+昭和50年代~現在のお話も・・・

ようこそ! チエちゃんの昭和めもりーずへ

はじめての方は「チエちゃん」のカテゴリからお読みいただくことを推奨しています。 もちろん、どこからお読みいただいてもかまいません。

カマキリの卵

2016年09月27日 | チエの玉手箱
日曜日は久々にお天気がよかったので、収穫を終えた家庭菜園(きゅうりとミニトマト)の片付けをしました。
その途中で、ネットの支柱に産み付けられたカマキリの卵を発見!
(写真丸の部分です)
その位置があまりにも低くかったので、測ってみようと思いました。
豆乳パックの高さは12cmなので、卵の高さは地面から約2倍の24cmといったところでしょうか。

カマキリはその冬の積雪の高さより、高い位置に卵を産み付けると言われています。

あ~、今年も雪は降らなさそう・・・
うれしいような、悲しいような。

こちらは、家庭菜園ジャングルが忽然と消えてしまったので、どうしたものかと考えているカエルさんです。
まだ暖かいので、もう少しお腹をいっぱいにしてから冬眠したいでしょうね。


シャント形成術

2016年09月20日 | チエの玉手箱
今日は、ヒロシのカテーテルによるシャント形成術の付き添いで病院に来ています。
これまで何度も同様の手術を行い、年2回春と秋の恒例行事になりつつあります。
その度に思います。
カテーテルってすごい!
これが開発されたことによって、それまで助からなった患者が助かり、患者の身体への負担も少なくて済むんです。
今回も無事終了できました。
感謝。感謝。
一つの医療行為には、病院関係者だけじゃなくて、器具を開発する人とか、実際に製造する人とか、たくさんの人が関わっているんだろうなって思いました。
手術は1時間くらいで終わるのですが、待っている間「下町ロケット」を読んでいたので、こんなこと考えてしまいました。

ブログに書いておくと、前回いつやったかわかるので記録しておきます。

グリムス6本目

2016年09月19日 | チエの玉手箱
6本目のグリムスが大人の木に成長しました!

5本目は1年半かかり、6本目はさらに長く1年8月もかかってしまいましたが、やはりうれしいですね。

今回は前回に比べて、木らしいといえばらしいのですが・・・

なんだかなぁ~

7本目こそは、もっとカッコイイ木にするぞ!と思っても、やっぱり大人の木になるまで長~くかかっちゃってブサイクな木になるんだろうな。

グリムスさん、いつもありがとう。

押入れのちよ/本

2016年09月18日 | 
著者:荻原 浩(新潮社)2006年

愛しの座敷わらし」で印象に残っていた荻原 浩さんが、今年第155回直木賞を受賞されました。
ええ~!まだもらってなかったのかと意外に思いました。
映画化とかされていて、渡辺謙さん主演映画「明日の記憶」。(これで取ってると思ってました)

タイトルに惹かれて、借りてみました。
9つのホラー短編集。大正解!私好みの作品でした。

「お母さまのロシアのスープ」
お母さまは私たちの大好きなロシアスープを作るために、人と会うの。
でも、その時、私たちは納屋に隠れていなければなりません。
絶対に他人に見られてはダメ・・・
悲惨な戦争の一面を語る作品。

「コール」
親友同士で彼女を奪い合い、トランプでどちらが先に告白するかを決めた。
さて、その結末は・・・

「押入れのちよ」
本書のタイトルになっている作品。
破格の賃料で借りたアパート。その押入れには幽霊のちよが住み着いていた・・・

私が一番好きな作品は最後の
「しんちゃんの自転車」
真夜中に、遊びにやってきたしんちゃんと私はしんちゃんの自転車に乗っておたま池のほこらに行きました。
しんちゃんはとっても泥臭かった。だって、しんちゃんは・・・


こわいけど、ほのぼのするお話しが多くて、荻原 浩さん、私の好きな作家のひとりになりました。
直木賞受賞作品「海の見える理髪店」も短編集らしいです。

200話達成!スペシャル・サンクス

2016年09月13日 | チエの玉手箱
来月のブログ10周年を前に、チエちゃんの昭和めもりーず200話を達成することができました。
最初の100話を10カ月程で書いたのですが、次の100話(101話~200話)は9年もかかってしまいましたけど・・・
これもいつも訪問してくださるみなさまや、コメントをくださるみなさまのお陰と感謝申し上げます。
そして、gooブログにも感謝したいと思います。
ブログというツールがなければ、こんなにも長く書き続けることはできなかったと思うからです。

100話達成の時は、100話達成記念!特別企画として「チエちゃんvsチエ」スペシャル対談を企画したのですが、今回はな~んも考えていませんでした。
とはいうものの、1つの区切りなので書いておくことにします。

今回この記事を書くにあたり101話~200話を読み返してみて、自分が好きなお話は、

120話 おりみき」・・・もう一度食べてみたいあの味
148話 思い出せないよ」・・・菊池くんは物静かで近寄りがたい雰囲気の男子だった
150話 アイスキャンデーと青大将」・・・アイスは食べたし、蛇は怖し
176話 ある雪の日」・・・こういうことは二度とごめんだね
181話 つけまつげ」・・・つけまつげ付けたのって、この時が最初で最後かな?
187話 森永マミ―」・・・うれしいことって、いつまでも覚えてるもんですねぇ
193話 新聞少年とお年玉」・・・なんかほのぼのする昭和だね~

196話 ヨシヒサおじさん」は書きあげてアップするだけになっていた矢先に伯父が亡くなり、弔辞にできたことは感慨深いなと思っています。

これから、どれだけ続けられるかわかりませんが、今後も思い出す限り書いてゆきたいと考えていますので、お読みいただけたならうれしいです。



第200話 絵の具箱

2016年09月07日 | チエちゃん
実家で掃除をしていたら、こんなものを見つけてしまいました。
チエちゃんが小学校1年から中学3年までの9年間使っていた絵の具箱です。
2階の天井近くの棚の上でほこりまみれになってました。
50年以上前のものなので、なんと木製なんです。
開けてみると、絵の具と絵筆が当時のまま出てきました。
絵の具の中身はカチンカチンでしたけどね。


あれは中学2年の夏休みのことです。
題材は何でもよいから、絵を1枚描いてくる宿題が出ていました。
絵が苦手だったチエちゃんは1日1日先送りにしていたのですが、とうとう明日は夏休み最後の日という時になって、ようやく重い腰を上げました。
何を描くかはもう数日前から決めてありました。
家の門道に咲いているひまわり。そこは、柿の木が日陰を作っているので写生をするのもバッチリです。
まずは、鉛筆で下書き。
写生は対象となるものをよおく観察して描けって、先生が言ってたな。
葉っぱはどんなふうに付いてるのかな? 花弁は?
まずまずの下書きが完成しました。
それから、いよいよ絵筆を使い色づけです。
たしか、葉っぱの色は全部同じみどりじゃないとも言ってたっけ。
最初は薄い色から。影になってる部分と光が当たってる部分をよく見て。
出来た!
我ながら、よく描けてる。
特に、2輪描いた左側のひまわりの種の部分。うまく描けてるじゃん。
でも、・・・・ 右側のひまわりが何度手直ししても、どうしてもうまく描けない。
ああ、めんどくさい! もういいや、これで完成。

そして、新学期が始まり、廊下に張り出されたチエちゃんのひまわりの絵にはなんと金紙が張られていたのです。
やった! 金紙もらうなんて初めてだ!
ちょうどそこへやって来たナオちゃんにも「うまく描けてるね。」と誉められ、有頂天になっていると、

「でも、チエちゃん、右側のひまわり、どうして左側と同じに描かなかったの?」

(うは~、やっぱり絵がうまいナオちゃんの眼は誤魔化せないや)

「あたしだって、できることなら描きたかったよ。でも、どうやってもダメだったんだよ」

コインランドリー

2016年09月02日 | チエの玉手箱
こんなこと書いたら、きっと笑われちゃうと思うんですけど・・・

昭和人の私にとっては、「コインランドリー」って、独身者やアパート暮らしの人が利用するものというイメージなのです。
これまでも、梅雨時など乾燥機だけでも使ってみようかな?と思うものの、結局は扇風機とか除湿機でなんとか凌いできました。

それが、ご近所から聞き込んだ母に、コインランドリーでこたつ掛けを洗って来てと頼まれ、初めて利用しました。
う~ん、大物を洗うのにはとっても便利!
そこで、今年の夏は近所にできたコインランドリーで家中の毛布を洗いましたっ!!

それに私の知ってる洗濯機はこちら

ですが、今の主流はドラム式。洗剤や柔軟剤も全部自動で出てくる。
ズック専用の洗濯機と乾燥機もある。感動!(利用してる方にとっては、あたりまえですよね)
すごいなあ~

年齢を重ねると、新しい事に挑戦することが面倒というか、怖いというか。
そうして、だんだん世の中に順応できなくなってゆきます。
たぶん、エネルギーがなくなるんですね。

今年は、1つ新しいことを覚えた~
って、たかがコインランドリーなんですけどね。