ちゃみおか発

鉄道写真を中心に模型工作や旅行の記録を紹介します。

【1/80】スハ32、スハフ32

2010年02月28日 | 鉄道模型 16番、13mm(1/80)
先日、予約してあった天賞堂の16番(1/80)鉄道模型スハ32系客車を引き取ってきた。

プラスチック製16番では珍しく、この天賞堂製品とアクラス製品での競合となったのだが、予約のタイミングで天賞堂製品の選択となった。
販売された後に比較して決めたわけではなく、どちらが良いかはわからないのだが、13mm化の改造を考えるならばアクラス製品の選択もあったのかもしれない。

(パッケージは天賞堂プラスチック製品で共通の青色の箱)
20100228_001

購入したのはスハ32とスハフ32の2種類で、いずれもEG仕様の客扉が原型のタイプである。

国鉄時代の東北本線を再現するために購入したものなので、スハ32系列のみの編成を組む予定は無く、スハ43やオハ35などと繋げて楽しむつもりである。
したがって、導入した数は最小限のスハおよびスハフ各1両ということになった。

1970年代から1980年代の頃に東北本線で活躍した客車は、EG仕様がほとんどであったようなので、このタイプを選んだ。
室内灯が取り付け済みであるが、なにぶん暗すぎて部屋を真っ暗にしない限り、点いていることがわからない。

購入店では、白熱灯の弱い光を再現しているのでは、などと言われたが、晩年のこれらの客車は蛍光灯に変えられたものも多く、白色LEDの明るいものに交換することを考えている。

(スハ32 丸屋根車ぶどう色2号 EG仕様 原型扉)
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スハフ32はテールライトが点灯する。進行方向に合わせて、両方向が点灯するしくみである。

(スハフ32 丸屋根車ぶどう色2号 EG仕様 原型扉)
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【旅】久しぶりの京都(N700系初乗り)

2010年02月24日 | 旅行記
週末の休みを利用して滋賀・京都に出かけた。

京都は年に1、2回訪れるのだが、前回はいつだったろう。
久しぶりの京都である。

いつもは東京駅を午前6時台に出る新幹線を利用するのだが、今回は観る所を少なめにして余裕を持って出ることにした。
京都までは初乗りとなるN700系を選択。振り子の乗り心地は如何に。

(東京駅のN700系)
20100224_001

傾斜角度は僅か1度とのことで、振子の具合は、さして感ずることは無かった。

京都駅の地下街で昼食をとり、比叡山へ向かうため湖西線の列車に乗った。
車輌は117系。登場時は昔の流電モハ52を彷彿とさせる配色で話題を呼んだが、京阪神で健在であるのは嬉しい。

途中駅で快速に乗り換えた際に、対向の117系を撮影した。

(117系湖西線普通列車)
20100224_002

今回は鉄道メインではないので、列車の写真はこれだけである。

さて、比叡山坂本駅からバスとケーブルカーを乗り継ぎ、比叡山へ。
延暦寺は何度訪れても飽きることが無い。根本中堂のお参りは心が洗われる想いである。
中庭には二月にしては暖かな陽が射し込んでいたが、標高のためか小雪も舞っていた。

自身は無宗教であり信心深くもないのだが、古寺を巡るのは好きである。
神社もまた良い。京都では上加茂神社なども何度か訪ねる所である。

この時期はケーブルカーの最終が17時であり、西塔まで行って折り返すのがやっとであった。
国宝殿の拝観も忘れない。

帰りがけに東塔と阿弥陀堂を参拝して帰路に発った。

(東塔と阿弥陀堂)
20100224_003

実は昨年末から年初にかけて体調を崩したこともあり、今回が今年初の神社仏閣の参拝と相成ったのである。

坂本から京阪電車で石山へ。
JRの方が何か賑やかだと思ったら、この日草津線を走ったDD51ディーゼル機関車と客車列車「あすか」が京都方面へ出てゆくところであった。
まったくの計算外だったので、見られただけでも得した気分である。

京都市内で一泊し、翌日は金閣へ。

観光のシーズンとしては外れた時期だと思うのだが、休日の京都はやはり人が多い。
それでも、ピーク時よりはゆっくりと観ることができるのだろう。

(鹿苑寺金閣)
20100224_004

近くでそばを食し、西本願寺を参拝した。

御影堂、阿弥陀堂の大きさには圧倒される。

(御影堂の屋根)
20100224_005

このあと、三十三間堂を参拝して、駅ビルで夕食を済ませて帰ったのだった。

(京都タワー)
20100224_006

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【Nゲージ】御殿場線73系を作る(最終回)~反省会~

2010年02月18日 | 鉄道模型 Nゲージ
とりあえず、4両編成は完成した。
まとめて見てみよう。

20100216_001

各車輌の詳細は、リンク先の管理人サイトを参照してほしい。

Bar_02_2

さて、今までに作った車輌と並べて、違いを確認しておく。

まずは全金試作車である。

(左:クモハ73900、右:クモハ73902)
20100216_002
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ともに前面窓が傾斜したタイプであるが、ヘッドライトの位置などに違いを見ることができる。

次にクハ79の300番代奇数車。

(左:クハ79301、右:クハ79389)
20100216_004

奇しくも、クモハ73同様の前面窓が傾斜したタイプであり、ヘッドライトの位置の違いがある。

完成してみると気になる箇所がいくつも見つかるのは、いつものこと。
作り直す気などさらさらないのであるが、次の製作のために反省はしておきたい。

まず、塗装。
旧型国電とはいえ、厚く塗りすぎた感は否めない。
エアーブラシを使っているのだから、もう少し丁寧な作業を心掛けたい。

73系では室内の薄緑色を外板にも塗り、続いてクリーム色、青色と塗り重ねている。
仕上げ用のクリア塗装も含めて4層の塗装になるのだ。

厚塗りのため、塗装が剥げると言うよりも欠け落ちることがある。
これはいただけない。

塗り分け線も甘いところがあり、マスキングももっと慎重に行わなければならない。

次に窓ガラス。
特にキットを組み立てた車輌は、ゴム系の接着剤を使用するのだが、今ひとつ綺麗な仕上がりにならない。

どうも気ばかりが急いてしまい、塗装が乾くまで、とか接着剤が固まるまで、とかを待てずに次の工程を進めてしまうのがよろしくないのであろう。

最後に製作期間である。
たった4両を作るのにどれだけ時間がかかっているのやら。
生産性を上げつつ丁寧な工作が求められる。

次回作は、やはり御殿場線の73系である。
すでに、車体の加工などを進めているが、もう少しスピードアップして取り組みたい。

ブログでの連載も40回を超えては誰も見る気が失せるだろう。
連載20回以内には抑えたいところである。

(おしまい)

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【1/80】久々の模型購入

2010年02月17日 | 鉄道模型 16番、13mm(1/80)
最近は模型を買う間隔も長くなってきている。
市販されている製品で必要な車輌はほぼ揃ってきたことが一因である。

今回は、KATOの16番(メーカーはHOとしている)の客車を4両購入した。

スハ43(改装形)を2両と最近再販されたオハ35とオハフ33を各1両である。
いずれもブルー塗装のタイプだ。

(オハ35とオハフ33)
20100217_001

1/80スケールでは、東北本線の列車を揃えているのだが、オハ35系やスハ43系と呼ばれる客車は何両あっても重宝する。
急行列車に組み入れるもよし、荷物車と共に普通列車として走らせるのもよし。
駅の留置線に収めても様になる。

牽引する機関車は、直流区間はEF57やEF58、交流区間はED75を用意している。
ED71も導入したいのだが、13mm化を考えると適当な製品が見当たらない。
気長に構えることにしよう。

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【鉄道写真】管理人サイトの更新

2010年02月16日 | 旅行記
管理人が運営するサイトは、こまごまと更新しているのだが、今回はいつもよりも多くコンテンツを追加したのでご案内する。

Bar_02_2

以前、ブログで連載していた『【鉄道写真】大糸線撮影行』をコンパクトにまとめて掲示した。
P4010000

旅のページでは夜行列車のコーナーに「北斗星3号」を追加した。
P4030023

また、『【Nゲージ】御殿場線73系を作る』から完成した4両をサイト上で紹介している。
これに合わせて、サイトの『Model > Nゲージ』ページを一部更新した。
ページのトップ画像を小田急SSE車と73系の並びとしたほか、EF58 61号機と14系客車の画像を追加した。

サイト掲載の画像とは異なるが、Nゲージの画像をご覧にいれよう。

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【Nゲージ】御殿場線73系を作る(その41)~クモハ73902の完成~

2010年02月15日 | 鉄道模型 Nゲージ
クモハ73902の車体に窓ガラスを貼り付ける。

キットに付属する窓枠パーツでアルミサッシを表現し、塩ビのガラスパーツを切り出して貼り付けるのはサハ78111と同様である。
運転台の窓ガラスパーツには、クハ79と同様にデフロスターと運行番号の表示板を貼り付けた。
ライトユニットや車体と干渉する箇所があったので、周囲を少し削っている。

(運転台側の窓ガラスパーツ)
20100215_001

下回りを組み立てて室内灯の点灯を確認する。
これは、組立ミスが無く車輪から集電板などにしっかりと通電していることの確認である。

(クモハ73902の室内灯の確認)
20100215_002

車体に窓ガラスパーツをガイドにヘッドライトユニットを取り付けて、テールライトの導光パーツを取り付ける。
テールライトパーツは、少しきつい感じであるが慎重に押し込めば意外と何とかなるものだ。

これでクモハ73902の完成である。

(完成したクモハ73902)
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これで御殿場線の73系は3編成12両になった。

(つづく)

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【Nゲージ】御殿場線73系を作る(その40)~クハ79389の完成~

2010年02月14日 | 鉄道模型 Nゲージ
クハ79389の窓ガラスには、戸袋窓部分に室内側から窓桟を取り付ける。
あらかじめ室内の薄緑色に塗装したパーツをゴム系接着剤で貼り付けるのだ。

パーツはボナファイデプロダクトの御殿場線キットから余った車体を利用して切り出したもの。

乗務員扉の窓部分には「乗務員室」のインレタを貼り付ける。
これはもう肉眼での識別は全くできない。ルーペを使っても怪しいものだが、何となくでも判ればよい。

(窓ガラスパーツ)
20100214_001

(拡大してみる)
20100214_002

運転台の窓ガラスパーツには、デフロスターと運行番号の表示板(正式名称は不明である)を取り付ける。

(運転台の窓ガラスパーツ)
20100214_003

下回りを組み立てて室内灯の点灯を確認しておく。

(クハ79389の室内灯の確認)
20100214_004_2

確認ができたならば、車体に窓ガラスパーツ、ヘッドライトユニット、テールライト導光パーツを取り付けて下回りに被せて完成である。

(クハ79389の完成)
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残りはクモハ73の1両のみである。

(つづく)

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【Nゲージ】御殿場線73系を作る(その39)~ヘッドライトのLED化加工~

2010年02月13日 | 鉄道模型 Nゲージ
クモハ73902およびクハ79389のヘッドライトは、基盤とケーシングが一体となったユニットパーツを使用する。

今回は、方向幕を点灯させる必要もないので種車の電球のままでも構わないのだが、停車時や低速時の光量不足を補うため、電球色LEDに交換することにした。

LEDは必要以上の電流を流すと壊れてしまうので、抵抗や定電流ダイオード(CRD)が必要になる。
ここでは、電圧や電流による抵抗値を考慮するのが面倒なので、15mAのCRDを使うことにした。

(Φ3電球色LEDと定電流ダイオード)
20100213_001

電球色LEDにも色味が黄色っぽいのから赤味がかったものまでいろいろある。
店頭で直に点灯状態を確かめてから購入するのが吉である。

会社帰りに秋葉原に寄り、好ましい色のLEDを10個まとめて購入した。
なお、製造ロットによっても色や明るさの違いなどが生じるようだが、その辺りは概ね許容範囲だろう。

加工前に不良などはないか、点灯させて確認してみた。

(電球色LEDの点灯状態)
20100213_002

この色と光量ならば問題ないだろう。

LEDはΦ3の大きさを用意したが、そのままではライトユニットのケースに収まらないので多少加工が必要だ。
写真の赤線の部分をカットして、高さを低くする。横幅はそのままで問題ない。

(左:加工前、右:加工後)
20100213_003

続いて基盤を加工する。

ヘッドライト用の電球を取り去り、基盤の配線パターンを確認しながらピンバイスで穴を開けなおす。
CRDとLEDを仮置きしてそれぞれの足の部分の曲げ方を検討する。ここは現物合わせで施行するのがよい。

電球とは違い、ダイオードには極性(+と-)があるので、接続の向きは間違ってはならない。

CRDをハンダ付けし、次にLEDをハンダ付けした。

ハンダゴテは20Wのものを使っている。電子部品には15W程度のものが適するようだが、20Wのものでも今のところ問題なく使えている。

加工が終わった基盤の点灯確認をしておこう。
なお、ケースに収めるためにCRDやLEDの足を曲げているので、他の部分との接触によるショートを防ぐため、絶縁用にマスキングテープを使った。
本来なら、電子工作用の耐熱ビニール製のものを使うのだが、手元に無かったのでマスキングテープで間に合わせた。

(加工した基盤でのLED点灯状態)
20100213_004

クモハ、クハともにヘッドライトは窓上に埋め込まれたタイプである。
いずれも種車の状態とは異なる位置のため、製品の導光パーツは使えない。

そこでライトユニットからの導光には、軟質スチロール樹脂のプラ材を使用した。

(導光に使った軟質プラ材)
20100213_005

Φ2のものが丁度よい。折り曲げもできて加工もし易いので重宝する。

これを加工して導光用パーツを作り、ライトケースに収めた。

(加工した導光用パーツ)
20100213_006

(ライトケースに導光用パーツを取り付け)
20100213_007

ライトユニットの運転席側は、運転士を乗せることもあり、薄緑色に塗装してから組み立てた。

(つづく)

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【Nゲージ】御殿場線73系を作る(その38)~サハ78111の完成~

2010年02月12日 | 鉄道模型 Nゲージ
サハ78は、ボナファイデプロダクト製のキットから作ったものなので、窓ガラスを用意して入れる必要がある。

呉線時代にアルミサッシ化されているので、キットに付属する窓枠に塩ビを切り出した窓ガラスパーツを貼り付けた上で、ゴム系接着剤を使用して取り付けてゆく。

トイレ部分は、実車が白色のガラスを入れていたようなので、プラ板を貼り付けて表現した。

(サハ78111窓ガラス取り付け)
20100212_001

下回りは室内パーツと床板を取り付け、室内灯の点灯確認をしておく。

(サハ78111室内灯確認)
20100212_002

点灯確認が出来たら、車体をかぶせて完成である。
このとき、車体のツメをうまく合わせながら慎重に扱うことに留意する。
車体はプラスティック製ではないので、無理に裾を広げたりすると壊れることがあるのだ。

(サハ78111完成)
20100212_003

さて、残りの2両は運転台付きの車輌だ。
ヘッドライトのLED化加工が控えている。

(つづく)

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【Nゲージ】御殿場線73系を作る(その37)~モハ72148の完成~

2010年02月10日 | 鉄道模型 Nゲージ
ここまでの作業で、組み立てるだけで完成となるのがモハ72148である。

他の3両をおいて、ひとまず組み上げてしまおう。
下回りは台車に車輪とギアを組み入れて塗装済みの床下機器パーツとともに動力ユニットに取り付ける。

なお、床下機器は製品とは逆の方向に取り付ける。
これは製品のプロトタイプがモハ72奇数車であるからであり、今回作成したモハ72が偶数車であることから床下機器の向きを変えたものである。

室内灯は、動力車用に接点バネを説明書どおりの長さに切断し、LED部に遮光用のテープを貼る。
室内灯ユニットの屋根側には、少しでも車内を明るくするためにアルミテープを貼っておいた。
効果のほどはいかがなものか、比較していないので定かではない。

まずは、この時点でライトの点灯とモーターの動きを確認しておく。

(室内灯の点灯を確認中のモハ72148)
20100210_001

しばらく動かしていなかったため、発進・停止がスムーズではない。
直線の線路上を何度か往復させて、滑らかな動きを取り戻した。

電気系統に問題の無いことを確認したならば、車体を取り付ける。
これで完成である。

(モハ72148)
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20100210_004

さあ、残り3両である。

(つづく)

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