( Assyパーツを組んで追加したキハ91M車 )
KATO製Nゲージ[キハ91系 急行「きそ」8両セット]を購入依頼、何も手を付けずにいます。
近年のNゲージ製品の安定した動力は、8両編成であれば1両の動力車で十分なのでしょう。
しかし、中央西線の山岳区間を再現するために連続30‰勾配のレイアウトを夢想していると(実物の中央西線には30‰勾配の連続などありませんが、Nゲージレイアウトでは30‰を超えることも考えていますので)、何となく不安になります。まったく個人的な思い込みですが、キハ91系をパワーアップすることにしました。
( 用意したパーツ )
Assyパーツで用意したのは、キハ91ボディと動力ユニット、そしてキハ180初期と共通の動力台車です。
( 開封して部品を並べてみる )
これらのパーツ構成で1両分のキハ91動力車が作れます。
( ジョイントを嵌めこむ )
モーターの回転を台車に伝える中間ジョイントをしっかりと嵌め込むように取り付けられれば、組み立ては難しいものではありません。
フライホイールの穴の中にきちんと収めるため、床下機器を彫刻したモーターカバーは取り外して作業しました。
( モーターカバーを取り付け )
向きを間違えないように、シートとモーターカバーに刻印された矢印の方向を揃えて取り付けます。
( 組み上がった下回り )
下回りにボディを被せれば出来上がりです。
( 完成したキハ91動力車 )
製品のセットでは、キハ91 3 が動力車となりますが、キハ91 5 のボディでも問題なく取り付けることができました。
( 妻面から見る )
組み上がったのですが、訳あって現在走行テストができる環境にありません。
動力ユニットはメーカーの通販サイトから購入したものなので、問題はないだろうと楽観的に考えています。
( 表記は、キハ91 5 )
これでセットの キハ91 5 を置き換えれば、8両編成に2モーターとなりますので、急勾配の続く山岳路線でも余裕で走ってくれるでしょう。
( 8両セットの キハ91 T車と交換の予定 )
実車に9両編成があったのかは調べ切れていませんが、9両でもパワー不足はないはずです。
8両のままであれば T車が1両余りますので、何か活用を考えないといけません。
冷房化して キハ91 8 とし、キハ181系「しなの」に組み込むというのも面白そうです。そちらの作例は、インターネットサイトを当たれば幾つか出てきますし、メーカーでも案内しているくらいです。
キハ181系「しなの」は10両編成も組めるよう車輌は揃っていますが、こちらも1Mでは心許なく2M化を目論んでいます。
構想中の中央西線レイアウトの主役はD51牽引の貨物列車ですが、もちろん前補機による重連か後補機による後押しを想定しており、十分な数の長野式集煙装置付D51が手元に用意されています。
列車編成ごとの登坂テストは必要となりましょうが、これで安心してレイアウトの計画が進められると思います。
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