(新しいデザインのヘッドマークを取り付けて発車を待つ「SL会津只見紅葉号」)
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2010年秋の「SL会津只見」号は、その名に「紅葉」を付して10月30日から運転された。
(出発セレモニー会場)
会津若松駅では、ホーム上で出発セレモニーが行なわれた。
SL列車に乗車する人、見学に来た人々が集まり、その中で粛々とセレモニーが始まった。
列車の発車時間も迫っている中であるので、こういったイベントの進行には神経を遣うのではないだろうか。
早くから駅職員や関係者の方々が準備をされていた。
来賓の方などの挨拶も済み、いよいよ新ヘッドマークのお披露目である。
ヘッドマークデザインの関係の方々やJR関係者らにより、新ヘッドマークの除幕式が行なわれた。
(新ヘッドマークの除幕式)
(姿を現した新ヘッドマーク)
このヘッドマークは、「会津・漆の芸術祭開催記念」の一環で準備されたもので、会津桐をモチーフにデザインした漆塗りのヘッドマークである。
実は、数日前にはJR東日本仙台支社のプレスリリースにより公開されていたものであった。
同支社のホームページ上に掲載されている。
デザインは、漆造形作家および美術家によるもので、漆器を知り尽くした方々であるそうだ。
そう云われてみると、最近のイベント列車のそれとは異なり、重厚な威厳のあるデザインに見えてくる。
(新ヘッドマークの取り付け)
ヘッドマークは、JR職員の手により早速C11形蒸気機関車の前部に取り付けられた。
黒色を基調としたシックなデザインは、蒸気機関車にも良く似合う。
SL列車の入線時にヘッドマークが取り付けられていなかったのは、このセレモニーのためであったのだ。
そのお陰で、会津若松駅ではヘッドマーク付きと無しの二つの顔を見ることが出来たのは幸いであった。
イベント列車の初日には、こういったサプライズも用意されていたのだ。
歓迎ムードの中、発車時刻も迫ったので列車内の座席に着いた。
乗車の記録については、別途公開の予定である。
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