ちゃみおか発

鉄道写真を中心に模型工作や旅行の記録を紹介します。

《Nゲージ、1/80》トミックス総合ガイド2017-2018

2017年12月26日 | 鉄道模型 Nゲージ


( トミックスの鉄道模型カタログ「トミックス総合ガイド2017-2018」 )

毎年この時期に発売されているTOMIXの鉄道模型カタログを入手しました。
最近は構成や各ページのレイアウトが変わらず、見慣れたものになりましたが、過去の製品も限定品などを除けばひと通りの製品を見ることができてカタログとしての価値はあると感じています。
巻頭の特集はNゲージ新製品のEH200形電気機関車に絡めて中央本線の貨物列車、続いて自動運転システムTNOSを掲載しています。
製品の増加と共にページ数は年々増えているようで、殊にNゲージ車輌の多種多様さにはびっくりします。他車と合わせればどの時代のどの地域の再現も叶いそうです。
16番と呼ばれる1/80スケール16.5mmゲージも徐々に種類を増やして、随分と楽しめるようになりました。
この先、どんな車輛を揃えようかと考えるだけでも楽しい一冊です。

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《Nゲージ》KATO 飯田線クモハユニ64000、クハ68420

2017年11月28日 | 鉄道模型 Nゲージ


( クハ68420とクモハユニ64000 )

Nゲージ飯田線シリーズの新製品としてクモハユニ64000とクハ68420のセットが発売されました。


( パッケージ )

2両とも既に発売されたことのある特定車輌ですが、クモハユニ64000は岡山から静岡を経由して飯田線に配属された直後の姿とされています。


( 付属パーツのジャンパー栓は車体色に合わせて茶色(ぶどう色)とされた )

一方のクハ68420は以前の製品化時にはクモハ53007と組んでいた車輌です。


( クモハユニ64000 )

クモハユニ64000は前回製品と異なり、前面の運転台側窓はHゴム化されていません。


( クハ68420 )

クハ68420はリニューアル化に伴い、前面の運行灯窓が抜かれた状態となり実物に即した形態に改められました。


( ぶどう色とスカ色の編成 )

晩年は他車に合わせてスカ色となったクモハユニ64000ですが、飯田線配属当初の色違い編成を楽しむことができます。


( クモハユニ64000の表情 )

パンタグラフを上げた凛々しい姿がぶどう色にもマッチします。


( クハ68420、クモハユニ64000 )

製品のままの状態でも十分なディテールです。
加工はしなくとも少しウェザリングするだけでも雰囲気は大きく変わりそうで、どのように手を付けようか考えています。

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《Nゲージ》KATO 飯田線クモハ53007・クハ68400(クモハ53007リニューアル)

2017年11月27日 | 鉄道模型 Nゲージ


( リニューアル発売されたクモハ53007を含む2両セット )

KATOからNゲージ鉄道模型の飯田線シリーズ旧形国電が発売されました。


( パッケージ )

今回のラインナップは、飯田線旧形国電シリーズのトップを切ったクモハ53007のリニューアル製品です。


( 付属パーツはジャンパー栓のみとシンプル )

クモハ53007とペアを組むクハ68400は、初の製品化になります。


( クモハ53007 )

クモハ53007はリニューアルに伴い、前回製品では塞がれていた前面運行灯窓が実車に倣い開いた状態になりました。


( クハ68400 )

最晩年にクモハ53007と組んでいたのがクハ68400であり、今回は嬉しい製品化です。
飯田線から流電クモハ52形が去った1978年、整理されてほぼ固定化された編成ではクモハ53007の相手はトイレ無のクハ68042でした。
そのため、運用が制限されて張り上げ屋根の美しい顔が先頭になる機会は稀でした。
その後、クハ68400に組み換えられてクモハ53007が先頭に立つ機会が増えたことを喜んだ旧国ファンも多かったようです。


( クモハ53007とクハ68400の編成 )

1978年以前も伊那松島機関区所属であった2両は、編成を組んでいた時期もあったので、前面窓のHゴム化などの形態差はありますが年代は幅広く楽しめそうです。


( クハ68は飯田線ではポピュラーな形式 )

レールに乗せて試運転するととてもスムースに動き出しました。
安定した性能はまったく心配がありません。


( クハ68400とクモハ53007 )

今後もリニューアルを含めた製品展開があるのか、気になるところです。

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《Nゲージ》KATO 飯田線ED62と貨物列車

2017年09月29日 | 鉄道模型 Nゲージ


( KATO ED62 )

KATO製Nゲージの飯田線シリーズとして、ED62形電気機関車と貨車が発売されました。


( ED62 のパッケージ )

ED62形直流電気機関車は、飯田線の線路規格に合わせるため中央東線で使用していたED61形に1軸の中間台車を設けて軸重を軽減した機関車です。
飯田線用に改造されましたが、後に大糸線などでも使用されています。




モデルは少し傾斜した前面の具合や中間台車の様子などをよく捉えて好ましく表現されています。
KATOでは初の製品化になります。


( 直流機らしく屋根上は比較的あっさり )

改造直後は残されていた重連総括制御用のジャンパ栓が外された後年の姿とされています。


( 運転士側と助手席側で異なるワイパー )

飯田線ではタブレットを使用していた時期があり、側面ドア後方にはプロテクターが設置されていたことがありますが、その表現はありません。


( スノープラウ取付済み )

下回りは素材のままで重厚感に欠けます。
プライマーなどの下処理をして塗装、ウェザリングすると良さそうです。


( D級の小さな車体 )

過去に発売された飯田線電気機関車には ED19 と EF10 がありますが、ED62と併存させるには置き換えの頃を再現すると辻褄が合います。
その際は、ジャンパ栓など加工したいと考えています。


( タキ25000+ホキ5700 飯田線貨物列車 4両セット )

同時に発売された貨物列車セットです。


( タキ25000形タキ25145 )


( ホキ5700形ホキ55722 )


( ホキ5700形ホキ55735


( ヨ5000形ヨ14701 )

いずれも飯田線で見られた貨車ですが、車掌車はどちらかと言えば ワフ22000形などのイメージが強く残っています。


( ホキ5700 秩父セメント 2両入 )

ホキ5700形は増備のためのセットも発売されました。


( ホキ5700形ホキ55719・ホキ55728 )

ホキ5700形が4両となりますが、番号は変えてあります。


( 飯田線の貨物列車編成 )

スカ色の旧形国電との交換などが楽しめそうです。

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《Nゲージ》KATO 383系「ワイドビューしなの」増結セットに動力装置を組み込む

2017年08月12日 | 鉄道模型 Nゲージ



( KATO 383系「ワイドビューしなの」4両増結セット )

再販となったKATOの383系「ワイドビューしなの」4両増結セットを入手しました。


( 増結セットと別売りの動力装置 )

増結セットとされている通り、この4両編成には動力が組み込まれていません。
基本編成の6両セットと連結して10両編成で楽しむための製品なのですが、実物の大糸線乗入の季節列車では4両での単独運用です。
そこで、別売りの動力装置を組み込んで、モデルでも4両編成で運転ができるようにします。


( 増結セットの モハ383 と別売りの動力装置を用意 )

動力装置は室内シートや動力台車、カプラーまで一体となっています。


( モハ383 の窓ガラスパーツを外す )

窓ガラスパーツは加工が必要なため、車体から取り外します。


( ガラスパーツの加工 )

動力装置の説明書きに従い、中央部の突起を削り取ります。
画像は下が加工前、上が加工後です。


( 動力装置を組み込む )

ガラスパーツを車体に戻し、動力装置に被せます。


( 動力を組み込んだ モハ383 )

難しい加工ではありませんが、窓ガラスパーツは窓部などに傷がつかないように注意が必要です。


( 383系の4両編成 )

これで大糸線乗入れの編成が再現できます。

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《Nゲージ》長野運転所時代の181系特急「あずさ」

2017年08月05日 | 鉄道模型 Nゲージ


( クハ181 と クハ180 の特急「あずさ」)

昭和41(1966)年に新宿・松本間の特急列車として運転が始まった特急「あずさ」は、当初は田町電車区(東チタ)の181系10両編成を使用し、上野・新潟間の特急「とき」と共通運用を組んでいました。
その後、181系は新潟運転所(新ニイ)に移管されましたが、「あずさ」は引き続き「とき」と共通運用を組んでいました。
食堂車を含む当時の編成は、2017年2月にKATOから発売された181系100番台「とき・あずさ」で再現することができます。


( 181系100番台「あさま」8両セット )

1973年に東京・上野間の東北回送線が廃止になると、上野・新宿間の回送列車の運転ができなくなり「あずさ」は「とき」との共通運用を解消することになります。
代わりに、「あさま」で使用していた長野運転所の181系を使用することになり、入出庫は長野・松本間に回送列車が設定されて行われることになりました。
「あさま」は横川・軽井沢間の碓氷峠通過の制限(181系はEF63形電気機関車との協調運転ができない)から8両編成で食堂車は連結されていません。
長野運転所の181系「あずさ」は「あさま」編成にモハユニット(MM')1組を連結した10両編成となり、食堂車の連結が無くなります。


( 181系モハユニットを入手 )

189系化される直前の181系「あずさ」を再現するため、バラ売りされていた『181系100番台「とき・あずさ」』のMM'1組を入手しました。
これで10両編成を組むことができます。


( 連結器の交換)

「あさま」セットの181系はフック式のカプラーを装備していますが、最近の仕様に合わせてフックの無いタイプのものに交換します。


( カプラー受けごと外してばらす )

車体からカプラー受けごとパーツを取り外し、カプラーを交換します。


( 左:交換前のフック式カプラー、右:交換用のパーツを組み込み済み )

カプラー受けとバネは製品本体のものを流用します。


( 上:交換後、下:交換前 )

交換前後を比べてみます。
連結面がすっきりとしました。


( 「あずさ」ヘッドマークを調達 )

分売されている「あずさ」のヘッドマークも準備して、181系10両食堂車なしの編成が再現できます。


( クハ180「あさま」)

食堂車が連結されないのは寂しいのですが、やってみたかったのは連結器を剥き出しにした クハ180 の「あずさ」です。


( ヘッドマークを「あずさ」に交換 )

分売パーツによる交換作業だけであり加工と呼べるようなものではありませんが、長野運転所時代の181系「あずさ」が出来上がりました。
印刷済みのサボ類はそのうちに何とかしたいと思っています。
長野運転所にはモロのユニット(MsM's)もありましたので、サハ180と合わせた編成も面白いかもしれません。
ちなみに、「あずさ」は機関車との連結の必要性が無いので両端がクハ181となる場合もあったようです。
編成単位で運用される現在とは違い、国鉄時代は1両単位(故障などの事情が無ければユニットを組む動力車が離されることはないようですが)で編成が組み替えられることも多く、車番に拘らずに楽しむのも良いと思います。

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《鉄道写真とNゲージ》撮影と模型で楽しむHB-E300系「リゾートビューふるさと」

2017年07月29日 | 鉄道模型 Nゲージ


( 大糸線を走る実車とNゲージモデルの「リゾートビューふるさと」)

KATOから発売されたHB-E300系「リゾートビューふるさと」を入手しました。
大糸線を走行する実車の撮影とあわせて楽しんでいます。


( KATO製Nゲージ模型 HB-E300系「リゾートビューふるさと」)

模型は実物の形態をよく捉えています。


( パッケージ )

2両編成の車輌は紙製のパッケージに収められています。


( 付属するパーツは無い )

屋根上の機器類は取付済みで、購入者が後から取り付けるパーツはありません。



( HB-E301-2 )

模型では、奇数向き先頭車の HB-E301形に動力が組み込まれています。


( HB-E301-2 )

実車と比べると、模型が良く出来ていることが分かります。



( HB-E302-2 )

偶数向き先頭車はトレーラー車の設定です。


( HB-E302-2 )

こちらも実車と比べてみました。
床下機器もよく再現されています。色付けをしてウェザリングを施すと雰囲気が良くなりそうです。


( 上から見る )

屋根上の様子も2形式の違いを表現しています。


( 連結面寄りの様子 )

ロゴ等の印刷はやや厚みのある独特のものです。
所属表記は滲んでいて文字がぼやけています。
この辺りは改善の余地がありそうだと感じました。


( 運転台側を並べてみる )

先頭部の形状には両車に大きな違いは見当たりません。

最後に7/28(2017年)撮影の「リゾートビューふるさと」を掲載しておきます。


〔 HB-E300系[長ナノ] : 8362D「リゾートビューふるさと」 大糸線 柏矢町-豊科 2017.07.28 〕

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《Nゲージ》大糸線の普通列車~KATO E127系100番台 大糸線、TOMIX JR211 3000系長野色~

2017年07月28日 | 鉄道模型 Nゲージ


( 現代の大糸線に使用されている 211系とE127系 )

2017年現在の大糸線を再現するために普通列車に使用される211系とE127系を用意しました。
ともに以前から発売されていたものが最近再生産されたのです。


( KATO E127系のパッケージ )

KATO製のE127系100番台は、霜取りパンタ仕様の2パンタ編成と、今回再生産された1パンタ編成の2種類が製品化されています。
製品名には大糸線と入っていますが、現在は篠ノ井線などにも運用範囲を広げています。


( 大糸線のE127系は2両編成 )

2両編成の運用で、大糸線内では2編成が連結された最大4両編成となります。(2017年7月現在)



( クモハE127 )

JR化後に登場したステンレス車ですので、造形はあっさりとした印象です。



( クハE126 )

各車の印象をよく捉えています。


( パンタグラフ周辺 )

配管類は別パーツ化すれば細密感が増すポイントです。
今は工作できる環境にありませんが、準備が整ったら挑戦してみたいところです。


(クハE126 と クモハE127)

基本的な表記類は綺麗に印刷済みです。
車いすマークの隣にはベビーカーマークがありません。インレタメーカーを当たってみたいと思います。


( TOMIX 211系のパッケージ )

TOMIXの211系長野色3両は、ブック型ケースではなく簡易的な紙製のパッケージです。


( 211系の3両編成 )

TOMIXの211系長野色は、このほかに0番台の6両編成も製品化されています。
KATOからも3000番台3両編成と2000番台6両編成が製品化されていますが、今回は再生産されたTOMIX製を選んでみました。



( クモハ211 )

TOMIXの211系は車番だけが印刷されていて、所属表記などはありません。
また、スカートは信州地区に導入された当時の形状です。再生産にあたり強化型スカートへのリニューアルを期待しましたが、旧製品のままでした。
パーツメーカーから発売された強化型スカートは入手済みですので、そのうちに交換しようと考えています。


( クモハ211 のパンタグラフ部分 )

211系の屋根上も線材による細密化を考えています。


( 211系とE127系 )

編成が短いので小レイアウトでも十分に楽しめそうです。


( 編成を並べてみる )

この7月から大糸線の線路際に暮らし始めましたので、毎日見ている車輌です。
現代の大糸線のモジュール作りも企画しています。

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《Nゲージ》KATO キハ91系 急行「きそ」のパワーアップ~Assyパーツで組むキハ91~

2017年06月24日 | 鉄道模型 Nゲージ


( Assyパーツを組んで追加したキハ91M車 )

KATO製Nゲージ[キハ91系 急行「きそ」8両セット]を購入依頼、何も手を付けずにいます。
近年のNゲージ製品の安定した動力は、8両編成であれば1両の動力車で十分なのでしょう。
しかし、中央西線の山岳区間を再現するために連続30‰勾配のレイアウトを夢想していると(実物の中央西線には30‰勾配の連続などありませんが、Nゲージレイアウトでは30‰を超えることも考えていますので)、何となく不安になります。まったく個人的な思い込みですが、キハ91系をパワーアップすることにしました。


( 用意したパーツ )

Assyパーツで用意したのは、キハ91ボディと動力ユニット、そしてキハ180初期と共通の動力台車です。


( 開封して部品を並べてみる )

これらのパーツ構成で1両分のキハ91動力車が作れます。


( ジョイントを嵌めこむ )

モーターの回転を台車に伝える中間ジョイントをしっかりと嵌め込むように取り付けられれば、組み立ては難しいものではありません。
フライホイールの穴の中にきちんと収めるため、床下機器を彫刻したモーターカバーは取り外して作業しました。


( モーターカバーを取り付け )

向きを間違えないように、シートとモーターカバーに刻印された矢印の方向を揃えて取り付けます。


( 組み上がった下回り )

下回りにボディを被せれば出来上がりです。


( 完成したキハ91動力車 )

製品のセットでは、キハ91 3 が動力車となりますが、キハ91 5 のボディでも問題なく取り付けることができました。


( 妻面から見る )

組み上がったのですが、訳あって現在走行テストができる環境にありません。
動力ユニットはメーカーの通販サイトから購入したものなので、問題はないだろうと楽観的に考えています。


( 表記は、キハ91 5 )

これでセットの キハ91 5 を置き換えれば、8両編成に2モーターとなりますので、急勾配の続く山岳路線でも余裕で走ってくれるでしょう。


( 8両セットの キハ91 T車と交換の予定 )

実車に9両編成があったのかは調べ切れていませんが、9両でもパワー不足はないはずです。
8両のままであれば T車が1両余りますので、何か活用を考えないといけません。
冷房化して キハ91 8 とし、キハ181系「しなの」に組み込むというのも面白そうです。そちらの作例は、インターネットサイトを当たれば幾つか出てきますし、メーカーでも案内しているくらいです。
キハ181系「しなの」は10両編成も組めるよう車輌は揃っていますが、こちらも1Mでは心許なく2M化を目論んでいます。
構想中の中央西線レイアウトの主役はD51牽引の貨物列車ですが、もちろん前補機による重連か後補機による後押しを想定しており、十分な数の長野式集煙装置付D51が手元に用意されています。

列車編成ごとの登坂テストは必要となりましょうが、これで安心してレイアウトの計画が進められると思います。

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《Nゲージ》マイクロエース 近畿日本鉄道18400系登場時4両セット

2017年05月13日 | 鉄道模型 Nゲージ


(レイアウトセクションに近鉄特急カラーが映える)

春の近鉄特急撮り歩きを終え、模型の世界でも近鉄特急列車を再現させたくなりました。
まず手にしたのは、量販店で新品が購入できた18400系です。


(パッケージ)

実車を撮影した50000系「しまかぜ」などもカッコイイのですが、模型の世界では1970年代を狙ってみます。
18400系は主に京都から伊勢志摩方面への直通特急列車用にデビューした車輌で、当時の走行区間に一部車輌限界があり幅が狭い車体として製造されています。


(未更新車4両セット)

12200系スナックカーと同時期の製造であり、初期車にはスナックコーナーが設けられています。そのため、ミニスナックカーとも呼ばれていました。
後期の車輌は、12200系と同様にスナックコーナーはありません。スナックコーナー付きの車輌も後に撤去されています。



(モ18403)

モ18403は京都方のモ18400形のうちスナックコーナー付きの車両です。模型では編成端として前部のカプラーはダミーになっています。
連結部は台車マウントのアーノルドカプラーです。連結時の車体間隔を考えれば車体マウントの伸縮式カプラーに交換したいところです。



(モ18409

第9編成のモ18409は、当初からスナックコーナーが無いため、窓配置も モ18403とは異なっています。


(窓配置の異なるモ18400形)

1編成中に2種類の車体を入れるあたりはメーカーの拘りが窺えるところです。
窓が大きいのでスナックコーナーを再現すると楽しいのですが、ライトケースが陣取っていて加工は難しそうです。


(ク18509

モ18409とペアを組むク18500形ク18509です。編成端のため前部はダミーカプラーが装着されています。
制御車ですがパンタグラフが設置されています。


(2両編成の運用もあった)

18400系はすべて2両編成であり、単独での特急運用もあったようです。


(他系列との混結も楽しめる)

12200系などとの混結も見られたようですので、車体幅の異なる系列と編成を組むのも面白そうです。

ところで、今回なぜ18400系かというと、現役時代に撮影していた記録があったからなのです。
もっとも1990年代の更新後の姿ではありますが、乗車した車輌でもあり何かの縁と理由を付けての購入となったのです。


〔 18400系 : 近鉄奈良線 近鉄奈良 1992.11.07 〕

私鉄の電化路線は架線柱に特徴があったりと、国鉄とは雰囲気が異なることが多く、近鉄風のレイアウトも準備しなくてはなりません。


(国鉄風のセクションではしっくりと来ない?)

また、やってみたいことが増えてしまいました。

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