(レイアウトセクションに近鉄特急カラーが映える)
春の近鉄特急撮り歩きを終え、模型の世界でも近鉄特急列車を再現させたくなりました。
まず手にしたのは、量販店で新品が購入できた18400系です。
(パッケージ)
実車を撮影した50000系「しまかぜ」などもカッコイイのですが、模型の世界では1970年代を狙ってみます。
18400系は主に京都から伊勢志摩方面への直通特急列車用にデビューした車輌で、当時の走行区間に一部車輌限界があり幅が狭い車体として製造されています。
(未更新車4両セット)
12200系スナックカーと同時期の製造であり、初期車にはスナックコーナーが設けられています。そのため、ミニスナックカーとも呼ばれていました。
後期の車輌は、12200系と同様にスナックコーナーはありません。スナックコーナー付きの車輌も後に撤去されています。
(モ18403)
モ18403は京都方のモ18400形のうちスナックコーナー付きの車両です。模型では編成端として前部のカプラーはダミーになっています。
連結部は台車マウントのアーノルドカプラーです。連結時の車体間隔を考えれば車体マウントの伸縮式カプラーに交換したいところです。
(モ18409)
第9編成のモ18409は、当初からスナックコーナーが無いため、窓配置も モ18403とは異なっています。
(窓配置の異なるモ18400形)
1編成中に2種類の車体を入れるあたりはメーカーの拘りが窺えるところです。
窓が大きいのでスナックコーナーを再現すると楽しいのですが、ライトケースが陣取っていて加工は難しそうです。
(ク18509)
モ18409とペアを組むク18500形ク18509です。編成端のため前部はダミーカプラーが装着されています。
制御車ですがパンタグラフが設置されています。
(2両編成の運用もあった)
18400系はすべて2両編成であり、単独での特急運用もあったようです。
(他系列との混結も楽しめる)
12200系などとの混結も見られたようですので、車体幅の異なる系列と編成を組むのも面白そうです。
ところで、今回なぜ18400系かというと、現役時代に撮影していた記録があったからなのです。
もっとも1990年代の更新後の姿ではありますが、乗車した車輌でもあり何かの縁と理由を付けての購入となったのです。
〔 18400系 : 近鉄奈良線 近鉄奈良 1992.11.07 〕
私鉄の電化路線は架線柱に特徴があったりと、国鉄とは雰囲気が異なることが多く、近鉄風のレイアウトも準備しなくてはなりません。
(国鉄風のセクションではしっくりと来ない?)
また、やってみたいことが増えてしまいました。
にほんブログ村 鉄道模型 ランキングに参加しています。クリックをお願いします。