てのひらにいまあり難くあるものは奄美黒糖のかたまりひとつ
家人(いへびと)の一瞥もせぬ黒糖を秘密の箱よりとりだして舐む
(小池光 静物)
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食べたいと、一言で言えば済むものを、「てのひらにいまあり難くある」と言うのが短歌だなあとつくづく思う。
甘いものは魅力があり食べたいのに、なんとなく控えなければいけないように思うのは、糖尿病の心配からだろうか。一旦、お菓子の封を切って食べ始めると、相当食べてしまう。さっきから、スーパーで買った100円の茶玉どんぐりという飴を、5個ほど食べてしまった。そういえば、以前小池さんが、かりんとうのことをブログに書いていたのを読んで、いけないと思いつつ、ひと袋食べてしまったことがあった。脳を働かせるためには、やはり糖分は必須。仕方がない。
琥珀色のつぶらの珠を南北に分くる白線どんぐり飴の
(近藤かすみ)
家人(いへびと)の一瞥もせぬ黒糖を秘密の箱よりとりだして舐む
(小池光 静物)
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食べたいと、一言で言えば済むものを、「てのひらにいまあり難くある」と言うのが短歌だなあとつくづく思う。
甘いものは魅力があり食べたいのに、なんとなく控えなければいけないように思うのは、糖尿病の心配からだろうか。一旦、お菓子の封を切って食べ始めると、相当食べてしまう。さっきから、スーパーで買った100円の茶玉どんぐりという飴を、5個ほど食べてしまった。そういえば、以前小池さんが、かりんとうのことをブログに書いていたのを読んで、いけないと思いつつ、ひと袋食べてしまったことがあった。脳を働かせるためには、やはり糖分は必須。仕方がない。
琥珀色のつぶらの珠を南北に分くる白線どんぐり飴の
(近藤かすみ)