備前焼 やきもん屋 

備前焼・陶芸家の渡邊琢磨(わたなべたくま)です。陶芸、料理、音楽、路上観察……やきもん屋的発想のつれづれです。

トマトソースのペンネ・連子鯛のせ

2011-07-25 23:09:21 | 料理・食材
連子鯛(レンコダイ)を頂きました。全国的には干物とかで見かける『キダイ』である。趣味の釣りもの故、大きさはマチマチ。割と身太りも良く、バラしてみるとまだ卵を持っていました。

あっさりとした身が身上なので、さて、如何しようか?

押し寿司にするには個体差があるし……。素直に塩焼きにしても良いけれど、今日は、もともとパスタ気分だったのでパスタの具材に使う。(大量のミニトマトがあった)
オリーブオイルでパリッっと焼けば白身魚の軽さがあって良いかもなぁ……と、想像。

ミニトマトをトマトソースにして、鯛とキノコはぺペロンチーノの要領でガーリックと鷹の爪と共に加熱して、あと乗せにしよう。
キノコはハタケシメジ。太い軸の歯ざわりに食べ応えがあり、また、香りも良いのでお気に入りキノコのひとつ。最近は栽培種をよく見かけるようになったなぁ。


鯛は3枚に卸して皮側から焼く。薄っすらと焼き目が付いたら返して身にも火を通して半生で止める。あくまでも表面のみを焼き固める感じでOK。
この後、電子レンジで加熱する。ちょっとズルい方法だけど、表面パリパリ、中がジューシーな仕上がりになる。
プロの料理法からすると邪道なんだろうけど、小生は素人さんである。労少なくしてGJ、大歓迎。最近はこの『レンジ併用』が失敗ない方法なので、よくやる技。

酸味のあるトマトソースもさながら、パリパリ状態の鯛が旨い。あしらいは庭先のバジル。


「魚は皮が旨い」とは誰の言葉だったかしらん……とか思いつつ。


さて、アラが少々残った。
これは昆布と一緒に出汁をとって、明日、昼の『鯛出汁の素麺』になる予定である。

今から楽しみですなぁ。(*^ー')b