備前焼 やきもん屋 

備前焼・陶芸家の渡邊琢磨(わたなべたくま)です。陶芸、料理、音楽、路上観察……やきもん屋的発想のつれづれです。

ラジオ出演と伊勢大神楽の日

2010-08-14 21:25:02 | Weblog
朝、グループ展『けらもすver.1.0』の会場へ。
今日は会場当番ではなかったけれど、ラジオ番組出演が急に入った為。

「会場当番のお二人に話を振ってしまおう」と思いつつ赴いたものの、女性レポーターさんから「電話インタビューでの生出演です~」と言われた。どうやら携帯電話でお話しする感じで「出演はおひとり限定か」と諦めて、小生がお受けしました。

いざ、放送となると携帯電話を使いながらも、マイクを接続してレポーターさんとのお話。「これなら複数でも出演できたじゃん」という仕様。「う~ん、やられた」
しかし、現場中継で電波を飛ばす放送機材が携帯電話とは、なんとも便利かつ合理的。


全体としては、あまり緊張はしなかった(←舞台度胸は割とあるほうだ)けれど、これはレポーターさんの腕前のお蔭。
「さて、出来は?」というと、自分では良く判らない。終わった瞬間から「知ぃ~~らない!」と開き直り。放送事故もクレームも今のところ無かったようだし、まぁいいや。(…って、どんなレベルやら)

最初の出だしで失敗しないと落ち着くけれど、失敗すると途端に舞い上がるんよね。
前回のTV取材では、話している途中に携帯電話が掛かってきて、一瞬にして真っ白!
で、NG。(でも、生放送でなくて良かった)


昼からは『伊勢大神楽』の見物。師匠からご案内を頂いていたので見に行く。

奉納舞いと演芸が交互に組み合わさっている。真面目な獅子舞い(?)とジャグリング、お笑いという趣向。近在のチビッコたちが、最前列でガッツリ食いついていた。
時代に合わせて演目を新しくするという事が無いらしいけど、いつの世でも、子供は素直に驚き、笑い、ヤジを飛ばす。「ローテク、アナログのサスティナブルな強みは、カクカクシカジカ……」とか思わなくても拍手。
田舎の小さな八幡さんでの麗しい光景。素直なお坊ちゃんとお嬢様である。

久しぶりに、カメラを忘れたのが悔やまれた。
実際はこんな感じ。(師匠のブログです)
 追記:動画もアップされました。コチラ


終了後に、豊作祈願の演目で使っていた竹の枝を頂いた。
「牛小屋にあげといたら、サル除けになるよ」と教わるけれど、拙宅に牛は居ないので、番犬福助のサル除けに……。と、思っているうちに、ヤツが新しいオモチャ扱い。
速攻で取り上げて、届かない所へ。


本日は、ハイテク、ローテク、デジタル、アナログが入り混じって面白かった~~。


※『けらもすver.1.0』は、明後日まで。
 残りの会期中はず~と会場に居ります。
 是非、お越しくださいますようお願い申し上げます。m(_ _)m