備前焼 やきもん屋 

備前焼・陶芸家の渡邊琢磨(わたなべたくま)です。陶芸、料理、音楽、路上観察……やきもん屋的発想のつれづれです。

鉄に木を接ぐ

2009-06-10 09:25:57 | Weblog
普段、窯の周りには割り木が積み上げてあるけれど、窯焚き後は、その割り木が無いのでブルーシートを張っている。風除けと雨よけと目隠し。

このブルーシートが劣化すると、途端に殺伐とした風景になる。これが嫌でシートを白、シルバー、緑と変遷してきた。
しかしながら抜本的に色はともかく、風が強い時や大雨、台風ではヒモが切れたり、ちぎれたり…と、何かと安心できない。


そこで、梅雨入り直前にホームセンターで波板がセールになるのを待っていた。
そして先日、その日が来た。ほぼ半値で仕入れる。
その他の材料は既に調えてある。といっても、柱はその辺にあったもの。桟は近所の建具屋の親方の所から。

問題は、鉄骨にいかに取り付けるか…?である。
恥ずかしながら、小生、溶接は出来ない。

鉄骨に針金グルグルは、スマートでない。鉄骨に穴を通して、木をビス止めにする。相手が木なら何とかなる。

本来ならば、電動ドリルなど大きなものでいくのだろうけれど…。インパクトドライバーで打撃が加わらないように注意して、ドリル先が焼け付かないように、オイルを噴きつけながら……。意外と簡単に穴あけ終了。

あとは、鉄に木を接ぐ。
「木に竹を接ぐ」だったか「竹に木を接ぐ」だったか…と逡巡しながら作業。

一人でまっすぐ取り付けるのは難しい。何とか終了。


機能的に明るさ確保の為に、半透明の波板にしたのは良いけれど、反面、あり合わせ大工のいい加減さを露呈している。美的にはダメ。

カッコわる~~。┐(-。ー;)┌

針金グルグルと大差なし…。残念。