AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

イノベーションの消費価値が駆逐するもの?

2015-08-31 23:02:32 | 今そこにあるメディアのリスク






「Shot on iPhone 6(iPhone 6で撮影)- World Gallery」が、「カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル」アウトドア部門のグランプリを受賞しました。
Appleのスペシャルイベントが現地時間9月9日、おそらく日本では10日朝2時ごろに開催されることが確定しましたが、噂も確度がだいぶ高まった情報が出てきました。(週間アスキーから引用させて頂きました。http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/367/367958/)
最も気になったのはカメラ性能の向上ですね。背面のiSightカメラが従来の800万画素から1200もしくは1300万画素になるという噂は前からありましたが、これはほぼ確実。画素数の向上によって4K動画の撮影も可能になるようです。Androidではハイエンド機種を中心に4K動画対応は当たり前になっていますが、スマホに採用しているプロセッサーがSnapdragonだからなのか、4K動画を撮っているとものすごく本体が熱くなるほか、環境によってはアプリが異常終了することあり、実用性には正直疑問符が付くレベルです。iPhoneが採用するApple Aシリーズのプロセッサーだとどうなるのか期待したいところですね。正直、4K動画で撮影するほどの被写体ってそんなにないと思いますが、動きの早い被写体を4K動画で撮影して、あとで静止画で切り出すという用途にはかなり便利になりそうです。ちなみにiSightカメラの画素数がアップするのは、iPhone 4s以来なので実に4年ぶりです。iPhone 6/6 Plusを実際に使ってみて、低光量での写真が十分以上に使いものになることがわかっています。これ以上クオリティが高くなればなるほど、ロープライスのデジタルカメラは更に売れなくなるのです。ライカあたりがiPhone用のコンバージョンレンズなんか出したら売れるでしょうね。でもそんな事はライカはしません。やったら、コダックみたいになってしまうからです。消費価値が市場を駆逐していくのです。

ジョウズを上手に知らせる力

2015-08-30 21:48:42 | インタラクティブのattractive(魅惑)










今年の夏に茨城県内の海水浴場を訪れた人は約70万7千人で、前年比で約4万7千人(6・2%)減少したことが県観光物産課のまとめで分かった。東京電力福島第1原発事故による風評被害から回復傾向にあったが、今月5日に鉾田市沖でサメが目撃されたことをきっかけに、5市町9カ所の海水浴場で遊泳禁止の措置が取られたことが影響した。茅ヶ崎、鎌倉と多くの鮫が発見されました。スピルバーグの「JAWS」みたいなもんです。海底で何が起こっているのか?
次の災害を予言する方もおりますが、、、、。日本も大変な事になってますね。
Clever Buoy™は海岸沿いに近ずくサメを信号でキャッチし、GoogleのGPSで知らせるのです。
日本でもこういうシステムが必要になってきましたね。

尊敬を超えるRE2PECT(2)

2015-08-29 11:09:14 | アイディアのIdentity







NIKEは、引退を表明したNYヤンキースのスター選手、デレク・ジーターのキャリアを称えるキャンペーンを展開しました。彼の背番号2にちなみ、「RE”2”PECT」というタイトルの動画をTV-CMやYouTube、公式サイトで公開したのです。
帽子のツバに手をかけることで相手に敬意を表すというシンプルな動作がアイコンとなっています。動画では、ジーター選手がバッターボックスに立つと、ライバルの投手に始まり、球場のファンやスタッフが次々と帽子に手をかけます。そしてその連鎖が球場を飛び出し、街の人びと、著名人、ライバルチームの選手にまで広がることで、ジーター選手の偉大さを表現しています。
自分に関わること。全てに「「RESPECT」を持つだけで、人生が変わっていく。そういうものだと思いますね。

8月27日(木)のつぶやき

2015-08-28 03:15:40 | 今そこにあるメディアのリスク

佐野氏盗作疑惑で座談会「取り下げ再提案再選考を」 nikkansports.com/general/news/1… @nikkansportsさんから
部下がやろうとも自分の責任だし。責任取れないなら受けてはいけない。若い方々と仕事のポリシーが乖離している。



尊敬を超えるRE2PECT(1)

2015-08-27 21:27:59 | アイディアのIdentity
カンヌライオン2015 グランプリ受賞作品を紹介しているところで、妙に魚の骨が喉に刺さった様な違和感を覚えてついつい、私感ですが書いてしまいました。
『しくじり佐野研二郎氏に足りない「リスペクト」と「許される力」』

ジューサーかミキサーにいろんな世界のデザイン アイコンを詰め込み出てきたのが、あのエンブレムの様に思えてならなかったのです。

Diamond on line でオリンピック エンブレムに関して、竹井善昭氏のリスペクトに関して引用させて頂きました。
([ソーシャルビジネス・プランナー&CSRコンサルタント/株式会社ソーシャルプランニング代表](http://diamond.jp/articles/-/77265?page=2#)

竹井氏は「結論を先に述べると、いまだに騒ぎが収まりそうにない今回の騒動の本質は、パクリではなく、佐野研二郎というクリエイターの本質と、日本社会の伝統的な美意識の「対立」なのではないかということである。つまり、多くの人が考える「日本人のクリエイティビティに対する感覚」というものに対して、「佐野氏のクリエイターとしての感覚」が真っ向対立しているところに、今回の騒動の根本的原因があると思われるのだ。こんな人間が日本を代表するクリエイターだと評価させていいのか――。執拗に佐野作品の疑惑を追及する人たちの本当の怒りはそこにあると思う。」







オリンピックみたいな国の威信をかけた祭のVIやコミュニケーションツールには、その国のアイデンティティが色濃く反映されることがよく解る。亀倉先生ののオリンピックポスターは、日本的な表現が良く現れていると聞いたことがある。確かに地と図の関係とか、全体にピントが合いつつ構図の妙で緊張感を出しているところとか、厳粛さとか日本画の美意識にも繋がっています。
この混沌としたエンブレム騒動の中、いろいろなポスター案がアップされております。
扇とか桜の花を模したものとか、、、。其れ等がアップされ好感度も高いのです。
やはり何処かに日本の美を置き忘れた様にも思われます。
我々広告に携わる者達は、プレゼンテーションでは新聞とか雑誌とかキャッチを入れ、仮のイメージ画像を貼り込んで仕上げる。これをサムネイル(英語:thumbnail、サムネールとも表記される)とは、画像や印刷物ページなどを表示する際に視認性を高めるために縮小させた見本のこと。親指(thumb)の爪(nail)のように小さく簡潔であるという意味から来ている。

この画像はありものであり、実際に決定されれれば実際に撮影し、ボディコピーを組み仕上げていく。この仮の画像がレディメイドというのかも知れませんが、基本的に仮です。この感覚の問題かも知れないのですが、こういった作品に「リスペクト」してきただろうか?このデジタル時代となって、ウエッブ上で人の論文もコピペで済んでしまう。ここに問題があると思う。文章に限らず写真画像や個人が描いたキャラクターにしても「リスペクトしていないのが大半」だと思う。己もそうです。日本の美意識を求める方々とは、どんどん乖離していくと思う。

100年の被写体深度(2)

2015-08-26 17:05:28 | 世界標準の消費価値



2014年に100周年を迎えたライカは、今年11月にブラジルのサンパウロにギャラリーをオープンすることを決定し、お祝いとオープン告知を目的に2分間のCMを公開しました。
動画「100」では、世界の写真家たちが撮影した、100年の歴史を象徴する35のシーンが動画で再現されています。元となった写真にはライカ製カメラではない作品も含まれていますが、ポータブルなカメラだからこそ捉えられる人間の喜怒哀楽や、台本のない偶然の一瞬の数々が、クオリティの高い動画で表現されています。
ライカ誕生から100年 その一枚一枚の写真をシークエンスとして映像化した、、。ライカの映像美が時代の深度を深めてきた、、。やはり「LEICA」は「LEICA」だった。そして映像未来の美、その深度を追求していくであろう、この先も。


8月24日(月)のつぶやき

2015-08-25 03:16:07 | 今そこにあるメディアのリスク