AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

高等教育の近未来(1)

2015-08-03 01:28:46 | 学問のススメの涙





文科省が訳のわからない「スーパーグローバル大学」なるものを打ち上げた。世界の大学ランキングでは東大が21位 アジアではトップですが、次にシンガポール大学 香港工科大学に北京大学、京都大学と大阪大学 その3大学だけです。世界への影響力が落ちた米国ですが、ハーバード大学、
MITにスタンフォード大学にカルフォルニア工科大学、カルフォルニア州立大学 バークレー校、
ロサンゼルス校 等多くの大学がランクインしております。先程の「スーパーグローバル大学」
なるものに13大学が認定されました。スーパーグローバル大学に認定されますと、文科省から支援されるのです。元来高等教育を駄目にしたのは「ゆとり教育」なるものです。特に公立高校のレベルを下げたのです。米国の新自由主義経済同様に優秀と馬鹿の2極化構造となってしまったのです。ですから親は子供達の為に私立の学校を選ぶのです。東大の合格率(東大が全てではないにしても、、、。)




その大半は私立校です。国立大学でも旧2期校でも受験生が減っております。
先日 慶應湘南キャンパスでいろいろと教えて頂いた新入生は、山形大を蹴って慶應に来たそうです。山形大学は良い大学ですが、それでも行かない優秀な学生も多い。
スパーグローバル大学はグローバル経済を教えても良い。




地方の大学は就職に直結する弥生会計を教える。これっておかしいですよね。こう言う机上の空論で日本の高等教育ばかりでなく、高校、中学、小学校と縛ってきたのが文科省です。