AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

COVID-19と対峙するには?⑺

2020-03-31 17:33:35 | 今そこにあるメディアのリスク
ここに来てこのウィルスの感染力には驚きを隠せない。



特にイタリアでは死亡率が既に11.3%となっている。世界の感染者は78万 この分でいくと、今週では100万を超えるであろう。
日本のも始めの頃は、致死率0.12とか専門家が言っていたがそうではない様だ。
John Hopkinsの世界の感染者をみてみると、
 実際、現時点で、結果的に死亡した人と完治し生還できた人の合計から、新型コロナの致死率を算出すると、非常に高い。
 ジョンズ・ホプキンス大学が集計にあたって参考にしているデータの一つに、世界の感染状況をリアルタイムにトラッキングしている




WORLDOMETERがあるが、このデータ中の“CLOSED CASES”に注目してほしい。“CLOSED CASES”には、結果的に、生還できたか死亡したか、つまり、結果が出た感染者の数が記載されている。それをみると、致死率の高さに驚かされる。
 グリニッジ標準時3月29日18時12分現在、結果が出た人々、つまり、生還できた人の数と死亡した人の数を合わせた総数は18万4,284人。うち、死亡した人の数は3万3,550人。生還できた人の数は15万734人。結果が出た人の数だけにフォーカスすれば、致死率は18%を超えているのだ。つまり、結果的には、10人に2人近くが死亡したということになる。(https://news.yahoo.co.jp/byline/iizukamakiko/20200330-00170425/から一部引用させて頂きました。)

さて、このコロナウィルスで打撃を受けているのは、広告業界を含めて代理店 制作会社 ロケ場所他諸々そしてクライアントの売り上げが、これで相当下がる。減益というか相当な赤字に落ち込むだろう。そうなると広告不況ともなる。
ワールドワイドにブランチを持つ代理店もこの機にブランディング広告を出している。







世界中の医療スタッフは、コロナウイルスに苦しむ人々の増加に対処するために最善を尽くしています。先週のニュースポータルでは、抗ウイルス保護具を着用したことによる、顔面の負傷の兆候が持続している病院スタッフの自撮り写真を数多く見ることができました。この状況では、彼らはそれを数日ではないとしても数時間、中断することなく、休むことなく着用する必要があるのです。

これは、Saatchi&SaatchiがSaatchi&Saatchiのために作成したものだ。
毎日の様に、緊急記者会見を行う何処かの国の、首相や都知事の内容のない自粛要請が、狼おじさん 狸おばさんの様に誰も信じない。規制をしないパチンコ屋からメガクラスター オーバーシュートにならない事を願うばかりだ。

COVID-19と対峙するには?⑹

2020-03-30 23:27:16 | 今そこにあるメディアのリスク
この凡そ100年程前の世界中に感染させてスペイン風邪よりも、COVID-19は更に手強いかも知れない。世界各国が外出禁止令を出しているにも拘らず、この東日本のちっぽけな島国は、「ガラパゴス コロナ」である。自粛要請で緊急事態宣言をしないのだ。これでは、独自に国内だけ進化した「ガラパゴス鎖国」ではなく、Tokyo Olympics 2020が延期されて安部首相は「Imphal JAPAN2020 」要は要請したけど、外出してコロナウィルスに感染したのは、自己責任だ!と言いたげである。志村けんさんが重度のコロナ肺炎で亡くなった。思考停止になった政府と思考停止になっている多くの民は、テレビで流れるワイドショーに夢中であろう。
ADWEEKを観たら、広告のトップ記事は、このCOVID-19ばかりだ。

オレゴン州の外出禁止令



Wieden + Kennedy / State of Oregon

この国の政府や東京都知事の長々とした自粛要請とはどう違うだろうか?そこには自己責任ではない。州民を守る自治体のポリシーが見えるのだ。志村けんさんの御冥福を祈る。

COVID 19と対峙するには?⑸

2020-03-27 16:49:31 | 今そこにあるメディアのリスク


遂に米国がCOVID-19感染者がトップになってしまった。然しながら死亡率は0.015 くらいである。イタリアに至っては、死亡率が1割を超えてしまった。SARSよりも高いかもしれない。
イタリアは緊縮財政で医者や病院を間引いた。その付けで医療崩壊パンデミックである。安倍昭恵が桜をバックに友人達と写真に収まる。近畿財務局の職員赤木さんが自殺し、その遺書の手記が文春に載り、奥様が告訴しているにも拘わらずである。夫婦揃って「人を思う心」がないのであろう。日本は検査もろくにせずに、自粛したところで意味がない。外出禁止令を出すしかないのだが、それにも小田原評定である。日本の死亡率は、3.34 %だから、中国が凡そ4%だからそれ以上になると思う。クラスターからメガクラスターそしてオーバーシュートである。
まあ日没する国はおいといて、幾つかの広告表現をアップします。






イギリスの1,270軒のレストランすべてを閉鎖すると発表しました。
チェーンは、同社が直接雇用したスタッフは、4月5日までの予定された時間に全額を受け取ると述べた。
マクドナルドの英国の責任者であるポールポムロイは、次のように述べています。「この24時間で、忙しいテイクアウトやドライブスルーのレストランを運営しながら安全な社会的距離を維持することがますます困難になることが明らかになりました。 3月23日月曜日の午後7時までにアイルランド。」
Nand'sのスタッフは約19,000人で、上司は「現時点で最善の策は、一時的にレストランを閉鎖することだ」と決定しました。
アメリカ人が愛するワッパーのバーガーキングは、
コロナウイルスの危機の間にあなたの家族を養うことについて心配ですか?


Burger King & McDonald's free kids meals for school kids





バーガーキングは、来週から両親に子供のための無料の食事を提供する機会を与えています。

ハンバーガーチェーンは、来週の月曜日に、注文されたすべての成人の食事に対して2回の無料の子供の食事を提供すると述べています。

ただし、このオファーはオンラインで購入した食事と、バーガーキングのアプリでのみご利用いただけます。

バーガーキング氏によると、顧客はこれらのクーポンを、4月6日まで、または供給が続く限り、ゲストごとに毎日1回引き換えることができます。
此処でマクドナルドにしてもバーガーキングにしても、従業員の雇用を守りチャントお金を払う事ですね。




米国がレベル4他世界の国が戦争状態なのに、、、。皆死んじゃいますよ。ほんと。煽ってはいません。本当の事です。





COVID 19と対峙するには?⑷

2020-03-26 16:22:59 | 今そこにあるメディアのリスク

【今から100年前のスイス】2万5千人の死者を出したインフルエンザの大流行


1918年発生したスペイン風邪は、世界人口18~19億人の約27%に当たる5億人が世界中で感染しその中には太平洋の孤島や北極圏の人々も含まれていた。死者数は1,700万人から5,000万人、場合によっては1億人と推定されており、人類史上最悪の伝染病の1つとなっている。スペイン風邪はスペイン発生のウィルスではない。



米国カンサスで発生したウィルスで、スペインの感染死亡率が高かった事でスペイン風邪と呼ばれた。第一次世界大戦に米国が連合軍として参加した事で英国 フランス ドイツ軍にまで拡散されたウィルスである。この世界的なパンデミックに終戦も早まったとも言われている。(https://ja.wikipedia.org/wiki/スペインかぜ Wikipediaより引用させて頂きました。)
その前はコレラである。江戸時代後期の1822とついで幕末の1858(安 政5)年だった。安政の五カ国条 約が調印されたこの年のコレラの乱におとしいれた。海外からもたらされた病であることから、当時の 攘夷思想に拍車をかけたといえよう。また、コレラは感染すると、激しい嘔吐、下痢が突然始まり、全身痙攣をきたし、またた これら ころり ぼうしやびよう
瞬 く間に死に至るため、幕末から明治にかけて「三日コロリ」「虎列刺」「虎狼痢」「暴瀉 病 」と よばれ、非常に恐れられた。
歴史を遡ると凡そ100年程でこういったパンデミックが起こっている。
起こった後には政変が起こる。それは歴史が物語っている。


スペイン風邪で当時森永の広告とトリスの広告を見つけた。性根逞しい。


イギリスのM&C SaatchiがM&C Saatchiのために作成したデジタル広告。



お母さん、母の日を一緒に過ごせないのが残念です。家にいて、ゲストを家に入れないで、手も洗ってね。今、あなたを安全に保つのは。

昨日東京都での感染が40数名が感染した。都知事が自粛を求めても意味がない。強制的に非常事態宣言で外出禁止令を出さない限り、そして通勤ラッシュを止めない限りオーバーシュートとなるであろう。誰も行きたくて行ってる訳ではないのだから。

COVID 19と対峙するには?⑶

2020-03-24 20:31:26 | 今そこにあるメディアのリスク

CCOVID-19で世界はエライことになっている。凡そ100年毎に疫病に見舞われて来た。中国は太古より疫病の発生地であり、中世のペスト、20世紀初頭のスペイン風邪など世界的流行をもたらし、元や明の滅亡要因となっている。


世界はオーソンウエルズの「宇宙人襲来」のラジオドラマのように外敵がくれば世界は一つになると思っていたが、、、。


ラジオドラマ『宇宙戦争』(The War of the Worlds)は、オーソン・ウェルズが、H.・G・ ウェルズ作『宇宙戦争』をラジオ番組化したものである。1938年10月30日にハロウィン特別番組として、アメリカのラジオ番組Mercury Theatre on the Airで放送された。この生放送は多くの聴取者を恐怖させ、実際の火星人侵略が進行中であると信じさせた。

WAR OF THE WORLDS ORIGINAL RADIO BROADCAST, 30 OCTOBER 1938



「番組はまず、次のようなアナウンサーの紹介ではじまった。『コロンビア放送会社およびその傍系放送局は、オーソン・ウェルズおよびマーキュリー放送劇団による、H・G・ウェルズ作「宇宙戦争」を放送します』
ところが不思議にも、この紹介があってから、一向に劇がはじまるような気配がなかった。そのかわりに、つまらない天気予報が放送された。つづいてアナウンサーの声が出てきて、これからニューヨークのバーからのダンス音楽の中継放送に移りますと発表した。しばらく、スウィング・バンドの音楽がラジオから流れだしていたが、突如として番組が中断され、アナウンサーの興奮した声が、『これから臨時ニュースを申し上げます』とあわただしい発表を伝えてきた・・・」(「アスピリン・エイジ」より)

リミュエール兄弟の画像のシークエンス「ラ・シオタ駅への列車の到着」に観客達は逃げ惑ったと言うが、どうだったのか?

ラジオドラマはニュース速報の様な形だったから、これを聞いていた人々は逃げ出したと言う。ウィルスには家にいるしかないのだ。だから皆備蓄に走る。世界共通なのだ。

イギリスのM&C SaatchiがM&C Saatchiのために作成したデジタル広告。




お母さん、母の日を一緒に過ごせないのが残念です。家にいて、ゲストを家に入れないで、手も洗ってね。今、あなたを安全に保つのは。

それにしても、このウィルスでの中国とアメリカの関係は、ロシア 中国に傾倒していたルーズベルトみたいな物だ。あの時は日本 今回は中国である。
世界恐慌の1929年にならない事を祈るしかない。

COVID-19と対峙するには?⑵

2020-03-23 19:04:30 | 今そこにあるメディアのリスク
クライアントばかりでなく、広告代理店もこのCOVID19にどう対峙するかだろう。電通も感染者がいた事から、本社関連5000人程を自宅にてのテレワークとした。東京オリンピック開催に拘る政府や東京都JOCの対応には如何なものか?と思ってしまう。イタリアからの欧州大感染は、13世紀のペスト黒死病の様に死者も多い。
クリエーティブワークはある程度ライブミーティングで打ち合わせも提案もできる。オフ ラインのその場でのパフォーマンスは出来ないが、プレゼンも出来るしそのためのクラウドでもある。


イギリスのM&C SaatchiがM&C Saatchiのために作成したデジタル広告。




何時かこの騒ぎが終わったら、僕は抱きしめて!

お母さん、母の日を一緒に過ごせないのが残念です。家にいて、ゲストを家に入れないで、手も洗ってね。今、あなたを安全に保つのは。

在職中 海外でのオフライン編集や音楽録音撮影現場 モデルオーディションのツール開発も考えたが、今は既にそれらの事が最も簡単に出来る時代となっただから、COVID 19学校を閉鎖しても意味がない。先ずはあの通勤電車のラッシュアワーを、ひとっこ一人いなくなる政策だと思う。それが出来ない無策の政権なのだ。国民よりも税金、金である。

COVID 19との対峙するには?⑴

2020-03-22 21:48:32 | 今そこにあるメディアのリスク





このコロナウィルスは甚大な感染力特にイタリア スペインへの感染者 死者数は相当数となっている。3月22日現在 イタリアは53578の感染者に死者数は4825である。罹患者は6072だ。致死率は上がり0.090となっている。凡そSARS やMERS と同じくらいである。2ヶ月前では致死率0.12とか言われていたが、欧州を襲っている。

久しぶりにAds World comeにアクセスしたが,
COVID 19に関する企業姿勢や広告代理店もメッセージ広告をしていた。
コロナウイルス病2019(COVID-19)は、人から人へと広がる可能性のある呼吸器疾患です。 COVID-19の原因となるウイルスは、SARS-CoV-2と呼ばれる新しいコロナウイルスで、中国の武漢での発生の調査で初めて特定されました。このコレクションは、COVID-19グローバルパンデミックの主題に関連して作成された作業代理店とブランドを紹介しています。

先ずはナイキからのメッセージ「Now is your chance」です。





このカオスに怯える中 メッセージを出せると言う事は流石Widen +Kenedyですね。

思えば戦時中 竹槍で鬼畜米と本土決戦をやろうとしていた中、

カサブランカ Casablanca 1942


真珠湾攻撃された翌年上映された「カサブランカ」敵う相手ではなかったのです。