AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

携帯ゲームのDiscover Japan

2010-04-27 09:34:10 | Mobile のMedia bible



最近思いますに、電車の乗ると9割の乗車客が携帯片手にメールを打っております。
話などしている人達もおりません。それだけ、携帯依存症になっております。
そういう小生も、昔はクライアントの電話番号、プロダクション、タレント事務所 スタジオとおおよその番号はすぐに口から出ましたが、今では思い出せもしません。まあ、少々ボケがはいっているかも知れませんが、漢字を思い出せないと同じです。
そこまで、誰にとっても、携帯電話の生活に占める割合が大きいと言えるのでしょう。
コロプラと言う携帯ゲームが地域活性化にひと役かっているそうです。
旅行会社が企画したバス旅行、各地を回りますが目的が違うのです。
携帯ゲーム「国盗り合戦」は、実際に各地の店を回り、そこでしか貰えないカードをゲット。
そのカードで、商品をゲット出来るらしいです。
移動のバスの中でも、皆携帯片手に次のカードをゲットするのに、シーンとしてます。
スタンプラリーならね、カードラリーに、店の方も「全国から来て頂いて売り上げは上がってますが?」と怪訝そうな喜びです。70年国鉄の頃に展開された、「ディスカバージャパン」のキャンペーン旅行とゲームを合体させた今時の戦略ではありますが、「ちょっとおかしい?」「いやいや相当おかしい」と嘆く年寄りの戯言でございます。

拡張現実の観光大使

2010-04-26 04:30:17 | Mobile のMedia bible



2008年発表された世界カメラ、見えない現実空間に新たなモノが見えてきます。
空間に貼るpost it この空間に誰もが投稿すれば、空間スペースも大混雑となります。
情報の掃き溜めにならないようにしないと駄目でしょう。
空間の落書帳でなく、情報を精査しないと。

岐阜 飛騨高山ではiPhoneを観光客に貸し出し、名所 旧跡にiPhoneをカメラを向ければ、そこに情報が表示される仕組みです。電通のiButterflyと同じようにGPS機能と連動してそこの情報を表示している仕組みです。
他の県でもやっているところも増えてきたみたいです。
世界でも拡張現実の実験的なものはありますが、実際 以前紹介しましたLEGOの箱をマジックボックスに翳すと、キットを組み立てたものが立体で表示されます。
ガラパゴス携帯といわれる携帯ですが、世界標準のiPhone Google のアンドロイドOSと組み合わせれば、ガラパゴスではありません。ダーウィンも驚くSavial of the fittest(適者生存)世界市場への武器となります。
Made in Japan と言われ日本の家電品が売れたのは昔のこと(今でも性能はよろしいのですが高い)ミニノートパソコンでは、台湾 韓国が主流となってしまいました。
これからはClutured in Japan 「サブカルチャーを世界へ!」とおっしゃる方々は多いですが、このカルチャーは、世界カメラのように世界水準になるアイディア 技術を培養し世界発信する意味です。日本を元気にしなくては。

辛口のアイディア

2010-04-16 22:25:25 | ADレナリンのパーセンテージ



巷では「辛いようで辛くないラー油」が売れているようです。久しぶりのヒット商品です。商品名らしくないネーミングも良いですね。
辛いようで、本当に辛いのはTABASCO です。辛いアイディアは多くの名作を生んでおります。





「A glass of water please」辛くて声が出ないときのサインやトウモロコシが齧ったとこだけ、ポップコーンへ。
極めつきは、CMの蚊の爆発ですね。
辛いアイディアは、こちらにも辛い発想の刺激を与えてくれます。

名場面のチューンアップ

2010-04-09 17:09:12 | ADレナリンのパーセンテージ
"I'm Singing in the rain", Gene Kelly


1952年「雨に歌えば」ミュージカル映画の名作です。
この誰もが思い出すシーンをチューンアップしたのが?

フォルクスワーゲン GOLFのGTI です。



GTIで映画の名場面をチューンアップ。アイディアのコンバーターは、見事に商品カットGOLF(GTI )に繋がっています。



「つぶやき」のブランディング効果とは(2)

2010-04-07 23:56:02 | メディアの一向一揆
例えばFM東京は番組内でこのTwitterをうまく活用しています。



番組への「つぶやき」をDJ達が生で伝えます。
実際保険会社の社長自らが、Twitterでアクセスして提供番組で「チリの津波情報に使ってほしい」この「つぶやき」に多くの視聴者達が、賞賛の「つぶやき」をしました。
Twitterを通じて、直接つながる。これはとても大きな方向だと思います。
見えるラジオで、情報を単に送信するだけでなく、心が繋がることの大きさは「つぶやきの力」となると思います。
テレビを見ながらなにかをすること。これは結構難しいことです。
その点 ラジオは何かをしながら聞く事ができます。
デジタルを迎えるラジオにとっても、この方向性が新開拓かも知れません。
それにしても、NHKさんが早く「ラジオ深夜便」をネットで配信してくれる事を待ちわびているのは私だけではないでしょう。

「飲んだら乗るな!」そのアイディアの温故知新(2)

2010-04-07 23:31:46 | アイディアの屋内観戦



NY ADCで銀賞を獲得した作品は「THE PISS SCREEN」と言う奇抜な表現です。お酒を飲んで、用をたしにトイレに入ると、スクリーンが、おしっこの方向で、その画面の車が右へ左へとレーシング。最後は衝突して。「飲んだら、運転するなで」フランクフルトのタクシー会社の電話番号表示です。飲酒運転撲滅キャンペーンも、その国なりのアイディアが活きているものです。
ただし、「飲んだら運転するな!」は変わりません。

「飲んだら乗るな!」そのアイディアの温故知新(1)

2010-04-07 23:24:02 | アイディアのIdentity



飲酒運転の名作CM。
ワイン グラスでの乾杯。そして、ビールがなみなみと注がれたジョッキーが、乾杯!効果音は車が衝突する音。ワイングラスビールのジョッキが激しくぶつかり割れてしまう。
「DRINKING AND DRIVING CAN KILL A FRIENDSHIP-飲んだら 運転するな!友情までもが死んでしまいます。-」

そして時代も変わると表現も変わってくるものです。

「つぶやき」のブランディング効果とは(1)

2010-04-06 23:24:35 | メディアの一向一揆




国内でもラジオ広告費がインタラクティブ広告費に抜かれましたが、
そんな中、やっとラジオ各局もサイマル放送を始めました。
FM東京はiPhoneでのSDKや、ウエッブで新しいラジオの方向性を見いだしています。それは、Twitterとの連携です。SNSはブログを書く方も、またブログにアクセスする方もそれなりの気合いがいるものです。
特に専門的なフィールドになりますと、この関係は顕著と言えるでしょう。「書く気合いと読む気合い」これは結構大変なものです。
Twitterは「つぶやく」この短いフレーズで集約されます。これは昔のコピー年鑑のタイトルではありませんが、「一行の力」と同じ「つぶやきの力」と言えるかも知れません。ハイチの大地震での情報源も、Twitter からの名もなき現記者達の投稿でした。この事は、15年前の阪神淡路大震災で活躍したパソコン通信に繋がります。あの時もメディアが混乱する中で、いち早く状況を伝えてくれたのです。
米国CNN の看板番組 ラリーキングの「ハイチ地震基金特番」でも、Twitter効果を生みました。この様に、今クライアントもメディアも直接ユーザー達に、その商品への反応、番組への反応を集約していく方法を取り始めています。


early adopterの憂鬱(2)

2010-04-05 00:48:07 | Mobile のMedia bible



ついにあの「iPad」が米国で発売された。先週はソニーエリクソンのAndoroid 携帯電話 Xperia 10 の 発売だったし、
このところ、ついつい「アタラシモノ好き」の私にとっっては「我慢 我慢」と自分に言い聞かせております次第です。
米国で4万7千円くらいからの販売ですから、日本もおおよそ、そのくらいでしょう。
リーマンショックから立ち直りが早いと言いますか、明るいアメリカ、ずーっと暗いのを引きずる日本。
国民性かも知れませんが。まずは新しいアイテムを手に入れて「明るく」なりたいところですが。
「ダウンロード iwork iLife だけでは待とう次世代を。」と欲しがりません!それまでは。
early adopterの憂鬱は続くのでした。

early adopterの憂鬱

2010-04-01 23:27:25 | Mobile のMedia bible


打ち合わせを終わり、有楽町の某大手電気店に立ち寄りました。
なんか、階段で座り込んでいるいる一団の方々、、、。
「今日、なんか発売されるのかなー?」と店の入り口にXperiaがずらりと並んでおりましたです。「あ、今日発売だったんだ!」とコンパニオンさんに触らせてもらいました。コンパニオンさんではなく、Andoroid スマートフォン Xperiaです。なんか、いろいろと機能が多くて、、、。デザイン、音質、カメラ、等、ソニーの質の高さを感じました。iPhoneでも苦労しているおじさんとしては、「使いこなせない。次世代 iPad まで待とう。(今度国内でも発売されるiPad の次)」とSee you later ではなく、Early later とXperiaに群がるearly adopterの方々とは関係なく店を後にしたのでした。遅かれ早かれ携帯電話国内合戦もiPhone とAndoroid に集約されることでしょう。