AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

「無料と有料 そのGimmick」(1)

2012-03-30 00:18:50 | 世界標準の消費価値
iPadを始めとする電子タブレットの普及でSDKのソフトも非常に多用化し、ユーザーの幅も更に広がりをみせている。NY TimesもWall Street Journalもトップ記事は無料で配信している。最近では、Wall Street Live と言うアプリケーションもあり、リアルタイムを意識した世界の状況を知ることが出来る。もちろん無料だ。USA TODAY CNN NBC CBS 等あらゆる情報をその日のうちに入手出来る。こうなると電子タブレットはドラえもんの「どこでもドア」と言えるだろう。では日本の新聞  電子版はどうだろう。







幸せの代償(6)

2012-03-26 01:04:05 | 学問のススメの涙
大学のスレで酷い書き込みもある。http://news020.blog13.fc2.com/blog-entry-1796.html
アップされたシラバスを観て唖然としたが、よくよく考えると「真面目なシラバス」だと思う。ここに掲載されているのは、一部のシラバスで、この大学の他のシラバスはここまで酷くはない。難しい 訳のわからないシラバスよりも、事実 そういう能力の学生さんの為のシラバスなのだ。どんな大学の 知識もない教員でも、おかしな誇りと間違った自負がある。だから難しいシラバスを作るし、かも就職に有利な様に間違った「夢」を与える。事実「何を言ってるのか?全く判らない。」そういう教員も多いのが実態だ。間違ったゆとり教育のツケが大学にまわっている。有名大学に通っていても「遊び惚けて、自分は凄い」と思っているこういう輩よりも、地道に基礎を学び 自信を持たせること。シラバスを書いている先生方は立派だ。経営者はこの先生方に感謝すべきだと思う。解らないシラバスと解りやすいシラバス。これも矛と盾なのかもしれないし、疲弊した教育の犠牲者は学生達だと思う。学校生活の「何が幸せなのか?」
「絶望の国の幸せな若者達」を是非読んで欲しい。読めば若者達が少しは解ってくると思います。


幸せの代償(5)

2012-03-24 01:58:04 | 学問のススメの涙



有意義な大学生活を送るには、自分でやりたい研究をみつけること。やりがいのある「何か?」を見つければ、就職難でも企業の担当者は関心を示してくれる。そういうものだ。
昔も今も変わらないこと。「武器を持つこと。」そう確信した若い学生さんに会った。私の教え子からの紹介だった。彼は読売広告大賞をコピーでいとも簡単に取ってしまった。
新幹線のデザイン、携帯電話のアプリケーションを作り、家電メーカーのデザイン賞も受賞していた。おまけにカメラ撮影技術もずば抜けていたのである。新入社員としてこれから社会人1年生とは思えない。良きプロデューサーがいれば、いっぱしでやっていける。
昔も今も、自分の武器を持っている若い学生さんはいるものだ。
大学生活を遊び呆けて過ごすか?有意義な何かを見つけられるか?
入学した時は一緒でも4年も過ぎれば雲泥の差となる。


幸せの代償(4)

2012-03-20 02:02:26 | 学問のススメの涙



『205/124 ‡ 523/778」
上の数字はなんだろう?
『‡ 」 この記号は矛盾を表している。
1992年の18歳人口が205万人 そして2004年が124万人と減少している。若者人口が減る中で、同じく1992年の大学数は523それが2004年778と225校増えている?少子化が進む中、これだけ増加している。要は大学の狭き門から、誰でも入れる大学が多くなった。
と言うことはどういう事なのだろう?若者の知識レベルの底上げを文科省が考えたのか?実際は少子化に伴い、受験生が減少したのだから大学経営は厳しくなる。そうなるとAO入試となる。一芸に秀でていれば、いや秀でていなくても入学できるのだ。東大、京大、早慶等の有名大学はまだしも、有名校でないところは経営難に陥る。地方大学はアジアの留学生を受け入れる事でなんとかやっているところも多いだろう。文学部ではやっていけないからメディア 映像関係の科を増やす。大学の専門学校化である。
Fランク大学とか「馬鹿にする。」書き込みもあるが、Fランクに通っている学生にとってはタマッタモンデハナイ。大学を作った経営者が悪い。矛と盾 この数字が今の大学教育を表している。大学に入学し、遊び呆けてても就職が出来た。あのバブル時代ではないのだから、幸せな学校生活も無いし、就職もない。不幸せな大学生活とならないためには?どうしたらよいのだろうか?

幸せの代償(3)

2012-03-10 03:32:27 | 学問のススメの涙









今の若者達と1960年代の若者達との差はなんだろう?60年代 安保闘争、、社会党浅沼委員長刺殺事件、吉伸ちゃん誘拐殺人 等、戦後経済成長の狭間で事件、事故も多い。60年代後半 フジテレビの「若者達」がヒットした。そして東大紛争 日大闘争と各大学へ飛び火していった。海外ではベトナム戦争、ケネディ大統領暗殺等、国内外ともに若者達が怒りを国家に向けた。個としてちゃんと社会に存在していた。今 ランチタイムシンドローム というらしいが、「便所飯」と言う言葉もある。一人で食事をするのを、大学の同じクラスの生徒に見られるのが怖い。だから図書館や、トイレで食事をする。これはアメリカの学生でもそうらしい。活き活きとした元気な顔で入学するが、半年も経つと「鬱」で来なくなる学生も多い。他の学生達に聞いても「知らない」と言う。要は「希薄な関係」アジアからの留学生達には質問攻めにあうが、日本の学生達は「目立つ」のを嫌う。だから、講義が終わってから目立たぬ様に聞いてくる。人の目を気にしすぎる今の若者達を「幸福」とは思えない。幼稚園、小学校、高校そして有名大学へ。そうすれば将来が約束されていた人生が、今は通用しないし、精神的にも弱くなっている。日本の学生達は東大を目指す。インドの学生達は世界の大学を目指す。ガラパゴス化していくのは携帯電話ばかりではない。教育も然りである。

幸せの代償(2)

2012-03-10 03:22:15 | 学問のススメの涙



今は亡き萩元晴彦 寺山修司 村木良彦、インタビュー形式で街頭インタビューで、ぶっつけ本番「あなたは今は幸せですか?」と問う番組があった。その当時のインタビューに答える日本人と今の同世代の若者達と「どう違うのだろうか?」
今一番欲しいものは何ですか?
もしあなたが総理大臣になったら何をしますか?
愛されていると思いますか?
もし今1万円もらったらどうしますか
何歳まで生きられると思いますか?
戦争の日を思い出す時はありますか?
昨日の今頃は何をしていましたか?あなたにとって幸福とは何ですか?
サラリーマン、ボクサー、モデル、子供、主婦、アメリカ兵・・・。東京の街で出会った老若男女829人に同じことを質問し、その答えによって構成したテレビドキュメンタリー。寺山修司が構成を担当。意表を突く場所で意表を突く質問をするという画期的な手法は、当時大変なブームを呼んだ。テレビドキュメンタリーの原点とも言える伝説的番組。昭和41年度(第21回)芸術祭奨励賞受賞。
(1960年11月20日放送)


幸せの代償(1)

2012-03-10 03:08:39 | 学問のススメの涙
深夜 テレビ朝日 朝まで生テレビ を久しぶりに観た。http://video.fc2.com/content/20120226TP9BK1Ak/?twS
「ユニクロとZARAでベーシックなアイテムをそろえ、H&Mで流行を押さえた服を着て、マクドナルドでランチとコーヒー家ではYouTubeを見ながらSkypeで友達とおしゃべり。家具はニトリとIKEA。夜は友達の家に集まって鍋。お金をあんまりかけなくても、そこそこ楽しい日常を送ることができる。」そして20代の70 %の若者達が自分の現状に満足しているらしい。「絶望の国の幸福な若者達 」の著者 東京大学博士課程の古市憲寿氏を招き、討論者達も30代、40代であった。司会は何時もの田原総一朗だったが、これがミスマッチングだったと思う。進行役の田原氏が、今の民主党政権に振るが、誰も乗ってこないのだ。「こういうディベート自体がナンセンスなんじゃないか?」と早稲田の教授が言い放つ。彼等は政治に関心がないのではなく、見放している。我々と同様に。但し、我々高齢者に順ずる者達は、駄目でも今でも熱い。彼等 若者達は「今の政治家達に何も期待もしていないし、見放しているのだ。そう言えば、TBSドキュメンタリーで、街頭インタビューする番組を思い出した。










初音ミクからニクへ (4)

2012-03-08 02:12:13 | CGMの感染力



先日の「クローズアップ現代」の番宣をYouTubeにアップされていた。良い意味、NHKは民放よりも元気がある。特にEテレもBSも面白い。YouTubeで番宣させる。それを許す。数年前では考えられないことだが、番宣に出てくるディレクターもオタクっぽい。そのオタクっぽいところに親近感を感じる。突き詰めれば、プロはどの道でもオタクである。オタクでない仕事人など信用出来ない。然し乍ら、共有は出来なかったのが残念だ。

番組で紹介されていた日本で音声合成を研究していた山岸順一さんは、6年前その成果が評価されエジンバラ大学に招かれました。山岸さんが医療応用の対象としているのは、運動ニューロン疾患という進行性の難病、全身の筋肉が次第に衰えていく病気で、やがて声を発することが難しくなる。山岸さんは、病状が悪化する前に患者の声を収録し、コンピューターに文字を打ち込み、その人の声で話ができるようにする。この難病のマイケルさんも感動していた。日本の音声合成認識技術は、病気で声帯を失った人でも、自分の以前の声を録音したデータ、肉親の音声でも自分の声に近い音声を取り戻せるとのこと。喉頭がんや、難病で自分の声を失っていく患者さんにとって、音声合成認識技術の進化で、諦めていた肉声が戻ってきた感覚は嬉しいかぎりだろう。世界中に配信される初音ミクの「声の音」と3DCGコンサート、自分の肉声を取り戻せるこの日本の先端技術 ミクからニクへ。頼もしい進化だ。


初音ミクからニクへ (3)

2012-03-03 01:23:02 | CGMの感染力



名古屋工業大学の開発した『MMDAgent』がデジタル製品の展示会『CEATEC JAPAN 2010に展示されていた。『MMMDAgent』は3Dのキャラクターとおしゃべりすることができるソフトだ。こちらが話しかけると、初音ミクなどのキャラクターがアニメーションつきで返答してくれる。例えば「明日の天気は?」と聞けば「名古屋の天気は晴れです」と答えたり、「歌ってよ」といえばその歌声を披露してくれる。巨大なディスプレイに表示すれば、まるで2次元がこちらにきてくれたような感覚が味わえる。
このソフトの画期的な点は、簡単な記述で誰でもシナリオが書けることだ。たとえば「そんな装備で大丈夫か?」という声が聞こえたら「大丈夫だ、問題ない」と動作をつけながら返答する…というプログラムがたったの2行で書けてしまう。しかも動作させるキャラクターは簡単に入れ替え可能。キャラクターの3Dモデルとして普及しているMikuMikuDance対応のモデルが使用できるので、Projectのキャラクターに変えたり、アイドルマスターのキャラクターに変える事も出来る。MMDAgent WiKiで(http://www6.atwiki.jp/vpvpwiki/pages/283.html)使い方等載っていた。
お好きな方はアクセスしてみて下さい。医療においても、自分の肉声を取り戻したい方々へ期待される日本の音声合成技術だ。