AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

ガラパゴスがガラパゴスになった日(8)

2012-09-30 00:38:27 | メディアの一向一揆



もう一つのキーワードは「ビジョン」だと思う。今、このビジョンが日本で問われている。ビジョンは経済界ばかりではない、政府にしても、教育にしても、すべてにおいて、おいいてきぼりとなっているのでは?と思ってしまう。東日本大震災の復興にしても、既に1年半を経過した今も、全てにおいてその場凌ぎのようにも思われる。技術革新は日進月歩だ。特にデジタル化が進んだ事で、明日どうなるか解らない。短距離走で考えたらきりがない。中長期のビジョンを持つべきだと思う。
技術革新は直ぐにコモデティ化されて韓国 中国に持っていかれる。プレミアな商品開発には「ビジョン」が必要となる。


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BOSS×SoftBank CMで宇宙人ジョーンズが登場し、BOSSでは北大路欣也と樋口可南子、外には犬だらけと全てにおいて、上手く連動展開している。こう言う戦略が必要だと思う。
たかがCMと馬鹿にするかもしれないが、日本政府の為体にしてもビジョンがないからだ。「ガラパゴスがガラパゴスなった日」は次の進化の始まりかも知れない。そこには色々な「Only OneとVision」が、今も生まれている。初音ミクがそうだったように、日本、いや世界の集合知が日本の新しい「Only One」を生んでいるのだから。

ガラパゴスがガラパゴスになった日(7)

2012-09-26 00:40:35 | メディアの一向一揆



イグ ノーベル賞(人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に対して与えられる賞である。Wikipediaより)
今年も音響賞で日本人が受賞した。11年連続でいろいろな賞を日本が受賞している。家電品やパソコン、携帯電話と苦戦している中だが、我々は「自信」持っていいと思う。キーワードはなんだろう?それはまず、「Only Oneを目指すこと。」
戦後日本が追いつけ、追い越せ!でまずはアメリカの真似をした。トヨタがそうであり、ソニーがそうであり、他の企業もそうであった。車にしても家電品にしても、Made in Japanの中で海外に競合他社が受け入れられたのは「各社 独自のOnly Oneを探し続けた賜物」だと思う。そしてもう一つのキーワードは?
今年カンヌライオン 受賞した「初音ミク」にあるかもしれない。






ガラパゴスがガラパゴスになった日(6)

2012-09-22 01:31:21 | メディアの一向一揆



そして更に劣悪な環境で若者達をこき使い壊れていく若者達をボロ雑巾の様に使い捨てるブラック企業も増えている。
会社も学校も全てにおいて、「風通しを良くすること。」そして、誰もが「意見を言える環境作り。」と言っても今の中間管理職の大半が「上司の言うことにイェスマン」だったはずだろうから、一度ガラリと変えた方が良いだろう。日本航空が2010年1月に会社更生法の適用を申請し、同年2月に上場廃止となってから約2年7ヶ月 この19日に再上場した。経営者と社員一人一人がなし得た賜物だと思う。親方日の丸の「日航」が出来たのだから、他の企業も出来るはずです。できないということは、経営者と社員との間にまだまだ渡れない川があるはずだ。そして最後に一番大切なことは?

ガラパゴスがガラパゴスになった日(5)

2012-09-18 18:02:00 | メディアの一向一揆



ここからは個人的な私感です。
1、知恵をインナーに求めるかアウターに求めるかのか?
 
facebook twitter YouTube他多くのSNSのツールは、マルク ハーンが言う様に世界を村化し続けている。村と言う表現が悪ければ、自由が丘の洋菓子店「モンブラン」の通りの向こうにはパリのサンジェルマン通りが、そこを渡ったら、もうニューヨーク5番街に出る。情報に関しては、そういうところまできているのは事実だ。「ドラエモンのどこでもドア」化がどんどん進んでいる。Legoがそのブロックの作るアーキテクトの想像力をGEEK達に求めた様に、「どちらが採算性があがるか?」である。

2、日本の間違いをバブルから学ぶこと。

世界中の絵画を購入し、ニューヨークの建物を購入した。このロクデモナイ投資家達。エズラ・ファイヴェル・ヴォーゲル著の「Japan as number 1」に酔いしれてその後教育が劣化し、読書時間も低下し、学生達は就職難で職に溢れている。正社員と派遣社員の構造も酷いことだ。学生の劣化は彼等が悪い訳ではない。その一端は企業にもあり、教える側にもあり、一番悪いのは、それを容認してきた「国家」である。


ガラパゴスがガラパゴスになった日(4)

2012-09-15 22:42:21 | メディアの一向一揆



バブル崩壊後 多くの日本企業は「社員を見ずして、株主のみみてきた。」松下幸之助氏が言っていた「松下電器は、人を作っている会社です。併せて電器も作っています」台湾の民生長官だった後藤新平も、「金を残すは下、事業を残すは中、人を残すは上」という言葉を残している。
人を育てて行けば、自ずと良い研究開発が育ち、良い製品が生まれていく。
この摂理を経営者達は忘れてしまったのだろう。と嘆いてももう既に遅しである事は
「今新任された経営者達は判っている」ではどうしたら良いのだろうか?

ガラパゴスがガラパゴスになった日(3)

2012-09-12 00:13:58 | メディアの一向一揆



それは有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)テレビ開発から一時期撤退したことだ。 この時点で既にMade in Japanの技術革新は「停止」した。
破壊的イノベーションなのか?そうでないのか?国際的な市場シェアを伸ばすための経営戦略として、日本は 立ち後れた。サムソンは米国のデジタル放送に合わせて、ニューヨークに基点を置いて自社製品を売り込んでいった。ソニーにしても、松下にしてもシャープにしても「開発から撤退する。」事は「余剰人員をレイオフする。」を意味するのだ。そして、その大切な研究開発の「ノウハウ」は韓国、中国に流失していく。

ガラパゴスがガラパゴスになった日(2)

2012-09-09 00:31:03 | メディアの一向一揆



個人的な私感だが、一つは「3Dテレビ」だ。眼鏡をかけて、右と左の映像信号の誤差を脳の錯覚作用を利用している。体への影響はないと言うが、果たしてそうだろうか?地上波デジタル本放送開始の頃は、店頭で皆さん、並んで眼鏡をかけて体感していた。眼鏡をかけないで3D体感テレビも開発されている。購入した方々もいるかもしれないが、私としては本末転倒の開発だと思う。以前、InterBeeのコンファレンスでまともなスピーチをしたのは、故筑紫哲也さんだけだった。「ニュースで私を撮るだけで膨大な機材の買い替えをし、果たして真実を伝える報道にそんな高画質が必要だろうか?」的を得た答えだったと思う。でもアメリカに合わせる様に日本もデジタル本放送に移向してしまった。しかしながら、薄型テレビの後のシェアーを3Dテレビに求めたのは、映像技術革新の「末梢革新」だったと思う。研究開発者と経営者は果たしてその開発すべきものが、コンシューマに受け入れられるのか?
そして、自社の開発が破壊的イノベーションになっていないか?」この事を自問して欲しいものだ。そしてもう一つは、「Made in Japan」が冒してはいけない事だったと思う。


ガラパゴスがガラパゴスになった日(1)

2012-09-07 13:18:45 | メディアの一向一揆



Panasonic、SONY、TOSHIBAに日立 そして唯一液晶分野で頑張ってきたSHARPまでもが、、、。薄型テレビと液晶パネルの価格下落を背景に、シャープは平成24年3月期連結決算で過去最大となる3760億円の最終赤字に転落した。何が誤算だったのだろうか?創業者がいなくいなると会社というものはこんなにも脆いものなのだろうか?40数年かけてNHK技術研究所も開発していた「壁掛けテレビ」に各社全力を挙げて世に出した。この研究開発で日本はインターネットに関して一時期遅れたのも事実。壁掛けテレビは販売当時は32インチで百数十万したが、地上波デジタル放送に切り替わった時点でメーカー名を気にしなければ5万くらいで購入できてしまう。そしてこれに拍車をかけたのが、「エコ ポイント」地上波デジタル放送までに、数年分を売り上げてしまった。それと、大型画面をユーザーは求めなかった。50インチでは大きすぎる。日本の住宅環境には求められなかった。XBoxのkinectが日本で売れない。これもスペース的な住環境からくるものだ。そしてテレビ開発の誤算 は3つある。

英語の魅力と幻滅 (6)

2012-09-03 02:02:44 | 学問のススメの涙






それから態度が180度変わったのである。「お前達日本人に我々がどんな酷い目にあったか?アメリカに来るな!」とも言われた。もう36年前の事だから、日本人に対する韓国、中国の対応は変わってきたとは思うが、米国に住む中国、韓国のの人々のの日本人に対する思いは、是非注意して欲しい。ロサンゼルス暴動の発端は、韓国系のスーパーマーケットで黒人の子供が万引きして韓国人に撃たれた事が発端だ。韓国の方々は、黒人の方々に冷たかったらしい。日本人は、基本的に分け隔てはしない。それが受け継がれた品格だ。アメリカ社会では、我々日本人は黄色人種であるが、彼等白人社会でも尊敬されている。中国、韓国は、白人社会では認められてはいない。「旅の恥はかきすて」と言うが、若い方々に海外に出たら、品格を持って欲しい。どの国にも品格を持った人もいれば、そうでない人もいる。人種にで品格は計れない。マナーも品格も家親から子へつたえていくものだ。「今銀座を歩くと中国人にあたる。」将に国民の品格を問うトラブルに巻き込まれてしまった。