AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

HAVE・DO・BE」vs「BE・DO・HAVE」(3)

2015-11-30 18:32:17 | アイディアのIdentity
「誰かに肩書きを与えられるのを待たずに仕事をする者。許可を待たずにやってしまう者。」



まさにこれが私に当てはまってしまいました。鬼十則で言うところの

1.仕事は自ら創るべきで、与えられるべきでない。
2. 仕事とは、先手先手と働き掛けていくことで、受け身でやるものではない。
3. 大きな仕事と取り組め、小さな仕事はおのれを小さくする。
4. 難しい仕事を狙え、そしてこれを成し遂げるところに進歩がある。
5. 取り組んだら放すな、殺されても放すな、目的完遂までは……。
6. 周囲を引きずり回せ、引きずるのと引きずられるのとでは、永い間に天地のひらきができる。
7. 計画を持て、長期の計画を持っていれば、忍耐と工夫と、そして正しい努力と希望が生まれる。8. 自信を持て、自信がないから君の仕事には、迫力も粘りも、そして厚味すらがない。
9. 頭は常に全回転、八方に気を配って、一分の隙もあってはならぬ、サービスとはそのようなものだ。
10. 摩擦を怖れるな、摩擦は進歩の母、積極の肥料だ、でないと君は卑屈未練になる。

会社が大きくなると段々と通じなくなるんですね。そこで下記の様な裏十則が横行する。

1)仕事は自ら創るな。みんなでつぶされる。
2)仕事は先手先手と働きかけていくな。疲れるだけだ。
3)大きな仕事と取り組むな。大きな仕事は己に責任ばかりふりかかる。
4)難しい仕事を狙うな。これを成し遂げようとしても誰も助けてくれない。
5)取り組んだらすぐ放せ。馬鹿にされても放せ、火傷をする前に…。
6)周囲を引きずり回すな。引きずっている間に、いつの間にか皆の鼻つまみ者になる。
7)計画を持つな。長期の計画を持つと、怒りと苛立ちと、そして空しい失望と倦怠が生まれる。
8)自信を持つな。自信を持つから君の仕事は煙たがられ嫌がられ、そしてついには誰からも相手にされなくなる。
9)頭は常に全回転。八方に気を配って、一分の真実も語ってはならぬ。ゴマスリとはそのようなものだ。
10)摩擦を恐れよ。摩擦はトラブルの母、減点の肥料だ。でないと君は築地のドンキホーテになる。

「穴の中へ降りて実際に掘っているのはいつでも1人、穴の上では2人か3人が立って見ている。」
こういう風になると、「面白い仕事」などできない。受け身となってしまう。
( 尚 今は風通しも良くその仕事にあった人材を局を越えてプロジェクトを組めるみたいです。)

「HAVE・DO・BE」vs「BE・DO・HAVE」(2)

2015-11-28 20:10:24 | アイディアのIdentity


「BE・DO・HAVE」だ。
グループ責任者になる(BE)と決める、グループ責任者の仕事をする(DO)、そうして肩書きを手に入れる(H A V E)。
私にとって大事なのは仕事、肩書きは二の次だ。
だから、そういう人物を昇進させてきた。
誰かに肩書きを与えられるのを待たずに仕事をする者。
許可を待たずにやってしまう者。
私に言わせれば、これは道路を掘る作業員の広告業界版だ。
穴の中へ降りて実際に掘っているのはいつでも1人、穴の上では2人か3人が立って見ている。
私が昇進させるのは穴を掘っている者だ。
上で見ている者ではない。
私はよく、秘書というものは大抵不機嫌で、仕事を楽しんでいないと思っていた。
そんなに嫌なら、なぜ続けるのかとよく質問した。
彼女たちの多くは、いつかテレビ部門に入ってプロデューサーになりたいからだと答えた。
まさにHAVE・DO・BE主義だ。
自分が望む肩書きをもらえるまではいい仕事をしない。
そんな態度でいれば、どうなるか。
テレビ部門のトップが、こう考えることがあり得るか。
「自分の仕事が嫌いで、まともに仕事をしない不機嫌な秘書がぜひ欲しい。
そういう人材をプロデューサーに育て上げたい」
まさか。
私が経営していた広告会社に、ダイアン・クロールという制作秘書がいた。
とても優秀な秘書だった。
だから、契約しているプロデューサーや制作プロダクションとの連絡役になってもらった。
その役目を、彼女は見事にこなした。
だから、テレビ部門のプロデューサーになってもらった。
その役目も、彼女は見事にこなした。
どんな仕事を頼んでも、どれほどささいな仕事でも、彼女は見事な結果を出した。
彼女はプロデューサー6人を率いるテレビ部門のトップになった。
そのうちに取締役になった。
彼女はHAVE・DO・BEではなかった。
まぎれもなくBE・DO・HAVEだった。
どちらになりたいか、自分に問え。
どちらを部下にしたいか、自分に問え。


(プレデターシンキングより)

11月27日(金)のつぶやき

2015-11-28 03:17:16 | 今そこにあるメディアのリスク

HAVE・DO・BE」vs「BE・DO・HAVE」(1)

2015-11-27 17:33:02 | アイディアのIdentity
「プレデターシンキング(略罰思考)」で紹介されておりました「HAVE・DO・BE」vs「BE・DO・HAVE」の思考回路をご紹介させて頂きます。

私はどんなこともはしごの段としてとらえる。
はしごのいちばん上に一足飛びにたどり着くことは不可能だ。
挑戦しても失敗が続くだけで、いずれは諦めることになる。
だから個人的には、一度に一段ずつ上がるのがいちばんだと信じている。
コピーライターの職を得たとき、いつかクリエイティブディレクターになりたいと思った。
クリエイティブディレクターの1つ下の段は副クリエイティブディレクターだ。
その1つ下の段はグループ責任者だ。
その1つ下の段はコピーライター、すなわち私だ。
つまり、私はまずグループ責任者にステップアップしなければならない。
だが、エグゼクティヴ・クリエイティブディレクターのジョン・ウェブスターの考えは違った。
彼曰く、それはクリエイティブでない時代遅れの広告会社の組織構造だった。
彼は会社をそういうふうにしたくなかった。
コピーライターとアートディレクターのチームから成るフラットな組織にしたかった。
そしてクリエイティブディレクターは1人、彼だけ。
確かにクリエイティビティの面から言えば、文句なしの仕組みだ。
問題は、それでは私の計画どおりにならないこと。
どうやったら状況を変えられるか。
私の望みは、とりあえず少人数のジュニアチームを率いることだった。
それができれば、少なくともグループ責任者への道が開ける。
とはいえ、話し合いでジョンの考えが変わるはずもない。
ならば、ジョンが自分でそう思いつくようにしよう。
私は仕事を山ほど引き受けるようになった。
本当に山ほど。
仕事を手伝ってもらうために、実習生のチームを使うようになった。
じきに私は少人数のグループを率いるようになっていた。
私たちは山ほどの仕事をこなしていた。
そのうち、ジョンがそれに気づいた。
。mは私に言った。「1人では、これだけの仕事はできないだろう?
補佐役としてジュニアチームを雇ったらどうだ?」
こうして私は事実上のグループ責任者になった。
世界は「HAVE・DO・BE」で動いていると、大抵の人は思っている。
その手の人々は、肩書きを持つ(HAVE)まではグループ責任者になる(BE)のは無理だと言う。
肩書きを持つ(HAVE)、それからその肩書きに伴う仕事をする(DO)、そうして彼らはグループ責任者になる(BE)。
彼らはHAVE・DO・BE主義者だ。
だから、誰かに肩書きをもらおうとする。
もらえるまで待ち続け、もらえないままで終わることもある。
私には、そんなことをする時間もつもりもなかった。

そこで反対の道を行った。(続)

破壊的進化に気ずく時(3)

2015-11-27 01:17:57 | 学問のススメの涙
新経済サミット2013 セッション03 「今起こりつつある破壊的なイノベーションの新潮流とは何か?」


月尾嘉男 レコードが復活、デジタルからアナログへ アナログコンピューターの研究が始まっている!



デジタルからアナログに物事が変化した事で逆にアナログの秀でた事も判ってくるものです。例えば文章もワープロが生まれた事で全てに手書きがなくなっていきます。手書きでコピー 特にタグライン(キャッチコピー)を書く。鈴木八朗さんは筆て書いていた。アートディレクターにしても手書きでフォントを書き、カンプも全て手作業だった。デジタル化された文字は良いも悪いも判らなくなる。デジタルに埋没してしまう。Kindleが生んだデジタル書籍にデジタルサウンド、しかしながら高い数百万もする真空管アンプやターンテーブルにカートリッジ、スピーカーが売れているそうです。CDはこの高域をカットしてしまうのです。レコード盤から針は耳には聞こえない倍音をとらえます。20000HZ以上は実は音のレンジ(幅)に大きく影響します。mpeg3などの圧縮された音はペラペラなあつみのない音です。「アイディアはデジタルか?」これも人間が考えるから「アナログ」であり、実際の表現ツールとして「デジタル」があるのだと思います。昨今の文科省のスーパーグローバル構想 国立大学から文科系をなくす。
それが画期的な構想なのか?それとも破壊的な構想なのか?技術的な分野のみ「破壊的なイノベーション」が起こりうる事ではありません。広義の意味で全てに言える事です。例えば高等教育においてもです。
昨今の文科省の「スーパーグローバル構想 国立大学から文科系をなくす。」
この発想は何なんでしょう?今の家電 携帯スマホ 全てにおいて消費者を置き去りにして、業界でくだらない競争ばかりしていた、、。そこには技術屋ばかりでクリエーティブな発想をする者がいない。4K、そして8K そんなコンテンツはまだない。ビジョンがなかったのですね。イノベーションは直ぐに追いつかれ「コモディティ」となりますが、「ビジョン」は数十年単位で歩めます。まさにこのスーパーグローバル構想も「仏作って魂入れず。」これでは「スーパーグローバル妄想」と言われても仕方のない机上の空論でしょう。、。
忘れてはいけないこと。「変化しない唯一の媒体、それは人間」だと言うことです。



破壊的進化に気ずく時(2)

2015-11-24 15:48:04 | 今そこにあるメディアのリスク
500,000,000 years in 50 seconds flat



引用2
「今時の若者は贅沢だけを追い求める。
態度が悪く、権威をあざ笑い、年長の者を敬わない。誰が部屋に入ってこようと御構いなしにだらけている。親と言い争い、人の話しを最後まで聞かず、食べ物を粗末にし、教師を脅す。」
引用3
「世界は困難な時代のただなかにある。
今の時代の若者は自分のことしか考えない、、、、。
自分は何でも知っていると言わんばかりの口調で話す。
そして、私たちの世代が『知恵』とするものを『愚かさ』とみなす。」

引用 4
「パブに男女合わせて40~50人の若者がいたが、ほとんどが17歳にもなっていなかった。彼らのなかには、自分が娼婦であることを公言している者もいた。これでは、性交渉の低年齢化が進み、14歳や15歳で売春を始める少女も多いのも当然だ。
粗野で自暴自棄な者たちの犯罪も頻発している」

4人の著名人に共通するのは、従来の知識が笑いものになっているという認識だ。新しいやり方をしない者は化石であり、無視していい存在となる。不安な状況だ。
とはいえ、かってない社会が到来した以上、そんな状況になるのも理解はできる。さて、現代社会の行方を熟知するこの4人の著名人とは誰か?

引用1は、ヘシオドス(ホメロスの同時代人)、紀元前700年ごろの発言。


引用3は、隠者ピエール、1274年の発言。

引用4は、フリードリヒ・エンゲルス、1844年の発言。

まったくもって、世界は信じられないほど変化している。
こんな世界はかって存在したことがなかった。
(David Harott 著 Predetory Thinking 「変化しない唯一の媒体、それは人間」より)
紀元前から「今の若者は、、、。」と言われてきたのである。
但し、アナログからデジタルに時代が変革したことで、この自体は拍車をかけて動き始めてしまいました。