消費価値を忘れた機能価値の先(6)

ゴマスリ行進曲 ハナ肇とクレイジーキャッツ

広告にしても、消費者に向けて広告しているのか、クライアントに向けて胡麻を摩っているのか、判らないCMも多い。クライアントに媚を売って商品が売れる訳がない。広告代理店の担当者も判っている。演出家もプロデユーサーも判っている。ただ「これでは売れませんよ。」とは言えない。言えば担当者替え、悪くすると他の代理店に持ってかれる。「皆、路頭に迷う。」だから裸の王様に誰も物を言わない。今、メディア効果を熟知した多くのクライアントがCM出稿を減らし、「CMをやることが会社のブランディングを高めるのだ。」とメディアを理解していない次のクライアント達がわけのわからないCMをまた発信する。チビクロサンボ「虎のバター」の様に堂々巡りをはじめる。残るのは膨大な媒体費だけであろう。そんな事に興じている間にも世界の消費価値からどんどん置き去りにされていく。クライアントも広告代理店も。マスメディアのマインドコントロールにはもう誰も乗らなくなったのだから。

消費価値を忘れた機能価値の先(5)

[Trailer] 蟹工船

もう一つ大きな企業経営者の罪は社員が「考える事をしなくなった。」と言うよりもむしろ、「考える事をさせなくなった。」事だろう。どの企業も「成果評価」と言うアメリカ経済主義の錦の美旗を掲げた。＋になれば良いがーになる可能性が強い。だから「上司から言われた事しかしなくなる。」「上司の意見に逆らわない。間違っていると思っても、何も言わない。」硬直した環境で「良い物作り」は出来ない。松下幸之助氏の言葉「人を育てております。あわせて電化製品を作っております。」この言葉が重く響く。失われた年月は戻すのに一体何年を要するのだろうか？「グローバルスタンダード＋成果評価」「派遣社員」「格差」コミュニケーションの取れない社会は子供も大人も「おかしくなっている。」これを押し進めた政府、経営者、知識人達の罪は重い 。蟹工船が映画化される今、多くの企業の社内が蟹工船に成っていない事を願うばかりだ。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/pba/20080626/163800/

消費価値を忘れた機能価値の先(4)

中谷巌(経済学者)の転向

消費価値と機能価値のズレがでてきたのは何時頃だろうか？思うにバブルが弾けて、「グローバルスタンダード」とメディアが騒ぎ始めた頃だろう。このわけの判らない「世界標準」が一人歩きをし、従来の終身雇用を壊し、経営者と社員の信頼関係を崩し、多くの派遣社員を生み、そしてアメリカ的資本主義経済の破綻と同時に数十万の失業者が今も職探しで巷を彷徨っている。リーマンにしろ、GMにしろ破綻させた経営者達は、何十億という巨額の支給額も返還はしない。米国議会での「恥を知れ！」「辞めるか、自殺しろ！」これが「グローバ　ルスタンダード」の成れの果てである。政治にしても机上で組める論理、病院のベッド削減、後期高齢者医療制度等々、おおよそが机上で組めるが、実際は機能しない論理である。保険会社の約款の様に難しい言葉の羅列には注意した方がよい。判りやすい事を態と難しくしている。もう誰もが判っている事だと思う。「社内で平等に意見をシェアーすること。そこに正社員も派遣社員も線引きはない。それを忘れた時、その企業は活力を失い　グローバルスタンダードと言う名のブラックホールを彷徨うこととなる。」

消費価値を忘れた機能価値の先(3)

噂のパソコンEeePC

世界同時不況の以前から「made in japan」だからと世界のコンシューマー達は言わなくなった。それだけサムソンにしても他のアジアの家電メーカーも成長しているのだ。国内のパソコンメーカーも苦戦している。台湾のマザーボードを主流としたメーカーの破格のノートパソコン、標準搭載のソフト等を削ぎ落とし、低価格で販売されている。NHK 「クローズアップ現代」でも取り上げていた。そこで技術者が「１０年持たせる技術」を主張していたが、パソコンで１０年も必要だろうか？もちろん１０年使う方もいるだろうが、サイクルとしてはもっと短い。ここが技術者のズレだと思う。自分が開発した商品を再度三人称で客観視出来ないと駄目だ。出来ない技術者は辞めたほうが良い。無駄な消費価値のない商品だけが山積になる。

消費価値を忘れた機能価値の先(2)

Samsung OMNIA SoftBank 930SC Japan Version TV CM Part1

ユニクロ、マクドナルド等業績を伸ばしたのが、この非常事態多くの大企業が赤字へと転落した。特に自動車メーカー、家電メーカーの損失額は未曾有である。パナソニック、ソニー、日立、東芝全て共通な事は「消費者を忘れた技術優先の機能価値」を追い求め過ぎた。ウオークマンは世界的に売れたが、MDは売れなかった。そしてメモリースティックの時代へ。アップルからiPodが発売されると市場は一転してしまった。消費者達が求める商品と企業の商品とのギャップ、これが世界市場で置き去りにされた要因とも考えられる。東芝のHDVDとBlue Rayの争い、そこに消費者は置き去りにされた。どうでも良いことのクダラナイ 技術争いである。携帯電話もあまりにも機能が多い。この無駄な機能が更にマニュアル本を厚くし窓口でも対応出来ない事となっている。

消費価値を忘れた機能価値の先に待つているのは(1)

世界同時不況の影響で株価は軒並み下がり、大手企業の減益　更には赤字収支の一途を辿っている。そんな中、ユニクロの増収、マクドナルドの最高益と聞く。「安いから売れるんだよ。」もちろんそれもあるだろうが、ユニクロは＋質の高さとコンシューマーの要望や意見を迅速に対応し、商品化している。「ヒートテック」等がその成功例だ。マクドナルドは薄利多売と言う方もいるだろうが、WBAのオフィシャルサプライヤー、「１００円キャッシュバック」等　消費者達が喜ぶ事を忘れてはいない。

Table in Viral marketing and the back(5)

金賞 エア・チャンジャ

Put orientation of a company on Webb and make them download companies logos by a site.
And make them vote by a click like Ad Critic, and a prize is decided.
It's the shape that this glance open source is being asked, it's to make works more of purchased place matter vote, " The companies and goods don't get away any more from the beginning. "
Viral where this is true I think it's a virus.
Without also considering an idea, I make a profit on " throw ".
So it might be born business, but did business of the idea leaving all to others also come out the time of such open source ?If, they seem to say and it's pitiable.It can be used by taking advantage of this.
When there is also benignancy for a virus, there is also bad nature.
The assessment of Viral Marketing is difficult.
" I want you to consider a good idea. " Viral Marketing, in clients , So, please, it's also in benignancy, too for a consumer, to become bad.

Table in Viral marketing and the back (4)

なごむねぇ

From a radio, a newspaper, a magazine television and the outdoor mass media, and advertisement is also the time when the technical innovation tool CG Wbb made those possible by which can deliver everyone.
It has been a buyer=an evangelist of purchase goods.
It's being delivered at SNS and Blog.
When it'll be so, it'll be good potato bad potato " It isn't understood. " suspicion memorization.
I " suspect " the hospital information I say to be good because it isn't trusted first, first and search once again.
It's to say " A huckster had multivalence, too. " that I want you to think here.
It's tortured every day to raise a copy, a commercial plan, naming and a corporate image of a strategy client of media, and the method to say that this Viral Marketing is usage and open source-ized and earned when also needing " the creator a however good idea who considers " from painfulness of bearing.

Table in Viral marketing and the back (3)

20080401 4/7

Mr. Nakamura's idea,sees the workshop by a program, and, I think, to where is feeling also included in the mail character which is mineral matter, and can a mail by a PC (on) and this face which you meet actually (off) be told?
In short do you see a face and be told?They aren't just deco mails. Then, there would be a picturephone. There would be a person who says, too, but it can't be said that I see a face and am told.
Even if an excellent art director has a technique of Webb making, it'll be a difficult thing.
It " is told " without uneasiness on Webb, " I make them sympathetic. ", this " reliable " thing will be the most important thing.
I think indeed Mr. Nakamura is analog and a digital worldwide idea converter, and the few creator who can record an analog heart reversely digitally.

Viral marketingの表と裏(3)

20080401 4/7

中村氏のアイディア発想は、その仕事場を番組で拝見して思うにパソコンでのメール（オン）、そして実際に会う（オフ）　この顔を、無機質なメールの文字にもどこまで、感情を込めて伝えられるか？要は顔を見て伝えられるか？単なるデコメール等ではない。だったらテレビ電話があるだろう。と言う方もいるでしょうが、顔を見て伝えられることと言えないこともある。優秀なアートディレクターがウエッブ作成の技法を持ったとしても難しい事でしょう。ウエッブ上で違和感なく「伝える」「共感を持たせる」「信頼性がある」この事が一番大切な事だろう。中村氏は、まさにアナログとデジタルの世界的なアイディアコンバーターであり、デジタルにアナログの心を逆に吹き込む事が出来る数少ないクリエーターだと思う。