AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

高等教育の近未来(6)

2015-08-10 19:04:37 | 学問のススメの涙






デプロア ミル(別名 ディーリング ミル)なる怪しげな商売があるらしい。
私も訳のわからない、聞いた事もない大学から電話がありました。
聞くと博士号を授与するから論文を提出して欲しい。論文は専門の英文に翻訳するスタッフがいるので安心してください。「どこの大学ですか?」聞いた事もない大学であります。
聞きますと英国にある名高い大学との事だが、彼の英語はインド訛りがあるし、文法的にもおかしい。「結構です。」と電話を切った。ネットで調べてみると数十万の金を出せば誰でも習得できるブラックリストだった。小さな事務所だけで運営する詐欺まがいの名ばかりの大学も多いのです。ちゃんとした大学のデイプロマをホワイトリストというらしいですね。今はネットの時代で教授連中もこう言う金で博士号など買うと問題になるのです。そういう意味 ネットの健全性もあるのですね。
そしてもう一つ、この様なディプロマは学生にも悪い意味浸透し始めています。引きこもりで高校の単位を消化できない学生や勉強もしないで向こうの大学の卒業証書を貰えないか?全てに於いて、新自由主義の何でも金で買えるという仕組みが、教育市場にも蔓延ってきたのです。
英国は今年から海外留学生の英語力適正検査において、TOEFL TOEICを認定から外しました。