AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

「正義感の暴走」(4)

2012-07-31 00:08:17 | ブランディー質で割ったらブランデイング



この正義感の暴走で有名なのが「鬼女」という存在だ。一般のそこいらにいる主婦である。例えば、「酒を飲んで運転して、子供をひくところだった、、、。」こんなブログが彼女達の正義感に火をつける。この男のブログから、GPSで場所を特定し、住まいを割り出し、車体も特定し、実名も調べ上げ、その男の勤務する会社に電話もする。ネット上で知り合い情報を共有し、そして告発して行くのだ。会社宛に内容証明まで出してくる鬼女もいるらしい。恐ろしい集団である。警察もマスコミも踏み入 事が出来ない悪法「個人情報保護法」の元で、どれだけ多くの悪巧みをする人間達を野放図にしていることか、、、。
だから徹底的に叩く「鬼女」達、正義感という名の下SNSの暴走は止まらない。多くの大企業が、広報IRに力を入れている。以前は2CHスレが、こういう書き込みが主であった。その頃から、企業や社員の実名も含めて朝から晩まで調べている部署があるはずだ。しかしながら、「鬼女」はクレーマーではない。
正義感の行き過ぎではあるが、事実 企業の資質を問われる会社も多いのが事実であろう。個人情報保護法と鬼女は日本のモラルの表裏であろう。


「正義感の暴走」(3)

2012-07-29 03:08:04 | ブランディー質で割ったらブランデイング



この女子社員の大学、高校、中学 小学校、住居エリア、名前、趣味、画像などがどんどん拡散されたのだ。ここが、SNSの怖さである。まず第一に、一新入社員がブログで書き込むことができると言う、東京電力の職務規定が「甘い」この一人の何も解っていない小娘=東京電力の企業姿勢→反感の拡散となっていく。
これを更にエスカレートしたのが、この大津市の高校生虐め自殺である。マスコミが報道出来ない そのもどかしさを、SNSはやってしまう。いや「正義」という名の下でやれてしまうのだ。この虐めた主犯格の名前、そして他2名の名前、彼らの家族達の情報まで公の場へと引きずり出されるのだ。そして前回ご紹介したGoogleの「未来への記憶」ではなく、「おぞましい記憶」となって拡散されていくのだ。


「正義感の暴走」(2)

2012-07-27 16:25:13 | ブランディー質で割ったらブランデイング



最近大学や専門学校で教鞭を取る事が多くなった。歳を取ると現場から遠ざかる。
演習ゼミとか、特別講義でも「その学生の特質」を短い授業の中でも知ることができる。
毎週の演習となると、更に同じ学年でおかれている立場も解ってくる。「そんなわけがないだろう?」と大半の先生方がそうおっしゃるかもしれないが、「わかる」なのです。
大講堂での百人単位の公開講座では無理だとは思うが、数十人単位であればわかるものです。
東日本大震災が起こった3月11日から、東京電力に対するソーシャルメディアを使ったバッシングが酷くなった。Facebook twitter ブログなどそれは凄いいきおいであった。
そこに、「そんなに電気使いたくないなら、日本を出て行け!」みたいな書き込みをブログで書いた東京電力の新入女子社員がいた。この事で、彼女のブログは炎上し
それだけでは終わらないのがSNSの怖さである。この女子社員は、その凄さをあじあうこととなる。

http://rocketnews24.com/2011/04/21/東京電力社員のコメントが酷いと話題「よく考え/

「正義感の暴走」(1)

2012-07-23 23:11:43 | 学問のススメの涙



大津市の高校生「虐め自殺事件」は「この国の教育現場の酷さ」を露見させた。
「子供の虐め自殺」がマスコミを賑わす度に、同じ事を繰り返している。父親が虐めたとする3人の子供達と大津市を相手取り、裁判を起こしていたが、これに「恐喝、窃盗などの刑事告発も弁護士を通して行った。3度に渡るこの親の相談を無視してきた警察署の罪もまた重い。強制捜査に入るまでに、どれだけの時間をついやしたのだろうか。教育の場に司法が入る。このこと自体「おかしい」ことだが、そこまでしないとこの国の劣化した子供達の心の闇を払拭出来ないのかもしれない。教育委員会の「自殺した子供の家庭環境、、、。」とインタビューに答えていたが、では、この虐めた方の子供達の家庭環境はどうなのか?日本のマスコミの悪いところは、何であれ被害者の家族達が無防備の状態で公にさらされ、加害者の子供を取り巻く家庭環境には一切触れないという「おかしな」報道手法である。だから、ソーシャルメディアの正義感が暴走をし始める。「何故に暴走するのか?」って、公の組織が体たらくだからだ。

アレマーアレマーで大魔人(1)

2012-07-21 22:28:37 | オリエン門の戯言



最近 ろくな事がない。財布は落とす。買い物したものを切符売り場で忘れる。
「ニンボウ ヤンボー ケンボーショー」である。そんな老いたるジイさん近き男に未払い いや踏み倒す 巷のクライアントさんも多くなった。まあ、たいした仕事ではないがパンフの制作だった。
まずはコンセプトワードを考えて4案提案した。その後ボディコピーも書いて、4回くらい、仮の画像も割り付けて先方に渡した。でもなんか?おかしい?
やる気があるのか?ないのか?疑わしい。そこで、お世話になっている事もあり、少額で内訳を作り、お送りしたが、その到着する前にメールをしたら、すぐに電話がなった。「なんですか?これ!」「途中ですが一応確認のためにお送りさせて頂きましたが?」「ただって言わなかった?」「ちゃんとお支払いするとおっしゃっていましたが?」
すると突然 逆ギレして「し! 支払うのをき 決めるのは私よ! 一切来ないで 縁切りよ!」ガチャン!一応内訳みてからだろうに、、。うー大魔神!
そしてこの件で、案の定お世話になっている方にも、自分の正当性を語る電話があったそうだ。この踏み倒した方は、霊能者ではある。でも憑依しているのが得の高い神様ではないだろう。ここまでひどい事はしないものだ。厚木で美容院をやっているが、結構信者も多い。おおよそ「人のために 人の為に、、、。こういうのが危ないのだ。偽である。」
今も念を送っているみたいだが、結局自分に戻るのだからヤメナサイ!今までにも数回、結構プレゼンさせられ、時間と頭を浪費し、タダ。と言うのがあったが、、、。
フリーの大先輩が以前「どんなに腐った能力もない営業でも、D、H、ADKまで。」
他はなんやかんや、文句を言って、怒らせチャラにする汚い商法がおおいんですよ。
世の中、本当に危ない。クワバラクワバラ。そして、これより粘着質なガリガリ博士のアロンアルファみたいな事故に遭遇したのである。

企業の社会貢献度(3)

2012-07-21 03:39:19 | ブランディー質で割ったらブランデイング



今年のカンヌ ライオンズ 日本からのエントリー作品は、震災がらみの作品が多かった。
Cyber Lions Goldを受賞したホンダのCONNECTING LIFELINES は、震災で寸断された道路のルートを伝えるホンダのインターナビシステム。3Gネットワークトラフィックの分析に基づいて通行可能な道路を識別。3Gネットワークトラフィックの分析に基づいて通行可能な道路を識別した。交通状況を追跡し、災害後も使用されていた道や、24時間以内に使用されていない道などをの情報をインターネットとGoogle Mapsを介して配布した。継続的に状況を追跡し、災害後の復旧作業の状態を通して刻々と変化する道路状況を表示。インターナビシステムは震災でダメージを受けた交通網の再建に貢献した。インターナビデータが迅速にSNSを介して広がり、会員は120%増加、使用率は200%となった。これは必要な情報を、本当に必要なところにとどけることができた素晴らしいIT技術とライフラインの融合だった。日本にはまだまだ素晴らしい思考する技術力がちゃんとある。世界に通用するホンダのオンリーワンだ。



企業の社会貢献度(2)

2012-07-18 00:30:14 | ブランディー質で割ったらブランデイング



世界を変えて行くGoogleは、震災後素早く被災地の現状をストリートビューで伝えた。
世界中の人達が、その災害の凄さを知ることができたのだ。
そして次にGoogleが手がけたのが、ウエッブ上での「絆」である。この震災で多くの物を失った被災者達を繋げる試みだ。小学校の運動会の写真を探しています。と書き込めば
誰かがその写真をアップしてくれている。卒業式の映像を希望すれば、また誰かが動画をアップしてくれる。被災者にとっては「思い出したくもない記憶」が時を経ることで、忘れられない被災者一人一人の大切な「思い出」となる。
生きる為の思いでは、「未来への記憶」となって彼等彼女等を励ましている。
今年のカンヌ ライオンズ 銅賞を受賞した。世界に貢献しているGoogleは日本にかけがえのない記憶を残してくれている。


企業の社会貢献度とは。(1)

2012-07-15 02:36:56 | ブランディー質で割ったらブランデイング



被災地支援「アリエール あなたにエールを。プロジェクト」洗濯が出来ない被災者の皆さんへ洗濯をして届ける。という活動だ。私がはじめて担当のしたのが両国のクライアントだったが、一から手ほどきされて「如何にお客様であります家庭のお母さんへの企業姿勢」を叩き込まれた。いつも家庭の主婦の目線で考えた。スタジオに入る直前まで、コピーを何度も修正された。こちらも「なにくそ!」と書き直し何度も提案した。外資系の同業他社に関しては、マーケティング重視の面白みのないものだと、敬遠もしていたが、、、。この震災の対応で考え方が変わったと言っていい。日本の企業はこういう全面的に目立つ支援は極力避ける。売名行為と思われるのが怖いのかも知れない。こういう動きの素早い対応は、やはり社会貢献に慣れているのか?
数段の差が出てくる。こういう時こそ、アリエールだけでなく、トップもアタックも合同でやれば更なる相乗効果となったと思う。こういう支援こそ喜ばれる。2012年 カンヌライオンズショートリストに選ばれたが、おしくもライオンをのがした。でもこういう活動が受賞すべきだと思う。それにしても、空転国会を繰り返す「この絶望言う名の国の政治家達」アリエールをぶっかけて洗濯する必要がある。それでも駄目なら、トップにアタック ワイドハイターにブライトと洗剤 漂白剤のネコマンマで綺麗になって解散!被災地支援が遅れる中、こういう企業支援を見習ったらどうだろう。


ジャイアンはもうどこにもいない。

2012-07-11 23:56:19 | 学問のススメの涙



滋賀県大津市で昨年起った虐めによる中学生の自殺。この「虐めによる自殺」こ言葉に慣れきってしまった。東日本大震災で「絆」が叫ばれる中、「日本人の心音」を根っ子から腐らせていく悍ましい心だ。子供の虐め、親の虐待 そして学校の「見ざる。言わざる。聞かざる。」この根性は「会社の虐め」へ。要は一生「虐めと隣りあう人生」なのだ負のスパイラルの螺旋階段となって邪悪な世界へ繋がって行く。昨夜 県警が学校と教育委員会を家宅捜索した。遅い対応だ。警察の罪も重い。この自殺した子供は蘇ってこないのだから。教育現場に司法が入る。ここまでしないと、虐める側は判らないのだろう?自分達が犯した罪を、、、。
「ドラえもん」に登場するジャイアンは、ガキ大将だが陰湿ないじめなどしない。「虐められるのは、本人にも悪いところがある。」そう思っているのがいるが、、、。そんな事はありません。虐める側が悪いのです。その周りを遠巻きにしている同級生や教師も悪い。
スエーデンのCM、赤毛の子への同級生のからかい。それをじーっと観ている先輩。
言葉にしない勇気もある。アンケートを書かされた子供達も訴えた。どこかにジャイアンがいてくれれば、、、。でもこの国にジャイアンはもういないのだ。だから、君がジャイアンになってくれ、、、。
子供達にのび太ではなく、ジャイアンを託す、そして、一人ぼっちは孤独ではない。