AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

輪廻転生のトイレタイム(1)

2015-08-16 21:08:01 | 今そこにあるメディアのリスク















米国のスーパーボールはウオールストリートジャーナル、ニューヨータイムズ紙も取り上げる大イベントでもあります。スーパーボールを視聴するファン層ばかりでなく、ここに流れるCMを観たいというファンも多いのです。この1回のオンエアだけで3億数千万円であります。今は媒体費も変わってしまっていると思いますが、ワンクール でおよそ3500GRPを稼ぐ媒体費です。
ですので「カンヌライオン 前哨戦」とも言われるCMが数々流れます。そして恒例のランキングが発表されるのです。平成になり「失われた20年」(https://ja.m.wikipedia.org/wiki/失われた20年)は経済低迷ばかりでなく、CM文化も崩壊させた20年とも言えます。各企業が凌ぎを削り
数々の名作を世に出した昭和からTime Machineの様に、一気にCM創世記いや、それよりひどい世界に消費者達を陥れたと言っても過言ではありません。犬の白戸家と宇宙人ジョーンズ、時々京都の憧憬を太田恵美さんのコピーと長塚京三さんのナレーションで伝えてくれております。唯一そのくらいと言っていいかもしれない巷にはテレビ録画のHD機が、見たくもないCMを自動的にカットしてくれるのです。こんな時代ですからちょっと頑張れば話題にもなるCMも出来そうですが、、、
宣伝部にゆとりがなくなってきているのでしょう。「言われた通りに作る。」この事がどれだけ発想のアイディアを摘んでいるだろうか?ダーバンでアランドロンを夢み、アントニオ ガウディに異空間を魅せられ、リゲインで24時間戦う企業戦士に共感した視聴者達を甘く見てはいけないのですが、、、。
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