AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

ゲームのリアルとバーチャルの境目(5)

2010-12-30 02:45:43 | Virtualのactuality
アニメの世界や3D化されたアダルトムービーも多くなってきたが、こうなるとY・ブリンナーが主演した映画「ウエストワールド」のバーチャル体験、サイボーグの娼婦達」みたいな世界も体験できるのだろう。 今でも海外配信される裏アニメは世界中からダウンロードされているそうだ。画面から飛び出す3D映像ではなく、画面の中に入ってしまう。そんな事も可能な バーチャル空間。「Japain」「Japassing」と世界から見放されたのは日本の政治家達であり、スポーツも映画も音楽もそしていくつかの企業の躍進には目を瞠るものがある。 開国からおおよそ150年、日本文化を売り込む為には、アイディアのある文化で世界へ出て行くしかない。 坂本龍馬ではないが、「この日本と言う自信もプライドも無くしてしまった国を、アイディア豊かな文化で今一度洗濯する。」これが2011年に課せられたメディアに従事する者達の課題だと思う。

ゲームのリアルとバーチャルの境目(4)

2010-12-30 02:45:43 | Virtualのactuality


ガラパゴスニッポンと世界から揶揄されているが、衛星やロボットの先進技術はスゴイ。
小惑星イトカワから生還した「はやぶさ」 このイトカワはの大きさはおおよそ全長が、東京駅くらいとの事。ここに降り立つだけでも至難の技である。






そして介護 アザラシPALO このアザラシ ロボットは世界の老人施設で使われ始めている。もう一つはオバマ大統領を、お迎えした「 HRP-4C 未夢」人に合わせた複雑な動き特に顔の表情には、気持ちが悪いほど人間の表情に近くなってきている。
現実世界の進化と同じ様に仮想世界もいいか悪いか進化している。












ゲームのリアルとバーチャルの境目(3)

2010-12-27 01:36:18 | Virtualのactuality




XBox360 で販売されたkinectは、体を使ったオペレーティングシステムだ。 プレイヤーの位置、動き、声、顔を認識することができる。これにより、プレイヤーは自分自身の体を使って、直観的にビデオゲームをプレイすることができる。要は鉄人28号は金田少年がリモコンで操り、ガンダムでは主人公アムロが、エバンゲリオンでは碇シンジが操っていた。ゲームの中の主人公が自分の体と一体になる事が出来るし、HMD(Head Mounted Display)を装着して、ゲームの中に入り込む バーチャルリアリティも体験可能だろう。こうなると攻撃を受けた場合の痛みなども感じられる様になるかも知れない。


いやはや、どんどん現実と仮想現実の境はなくなってきている。怖いことかも知れない。
そしてアダルトゲームもこの仮想現実の世界で進化しているらしい。




ゲームのリアルとバーチャルの境目(2)

2010-12-22 02:05:33 | Virtualのactuality



数年前、カンヌ広告祭で受賞したXBOX発売当初の「人生は短い。だから楽しもう。」面白いCMだったが、放送禁止となってしまった。生まれた赤ちゃんが、どんどん歳をとって
墓場に入ってしまうというものだった。今 ゲームソフトのバイオレンス性は、ひどいに尽きる。日本人は資質として血を嫌う。しかし、米国では映画のバイオレンス アクションが、そのまま悪い意味ゲームに取り入れられている。バイオレンスゲームと言えば
グランド セフト オートであろう。




若いゲームマニアが警察を占拠し、警官を撃ち殺し、パトカーを奪った事件も起こった。ゲームのバーチャルの世界が、どんどん現実に近ずいてくるとどうなるのだろう?
戦闘ゲームは、やっている人間の理性をも奪う。相手を倒すこと。=殺すことに他ならない。ゲームだけに生きる価値観を持つと言う若者もいる。技術革新は、原子爆弾と同じだ。善と悪の紙単にある事を、クリエーター達は自覚を持つ必要がある。

ゲームのリアルとバーチャルの境目(1)

2010-12-15 03:52:34 | Virtualのactuality



NHKスペシャル「世界ゲーム革命」を観た。
ゲームの進化は恐ろしいところまで辿り着いてしまったみたいだ。
スタジオジブリとレベル5との共同制作ゲーム「二ノ国 漆黒の魔導士」映画でのアニメーション制作もえらい時間を要するが、それをゲームでやるとなると至難の技であっただろう。歩くだけでも、その歩き、走り、そして表情とあらゆる組み合わせとなる。30数年前、コンピュータアニメーション開発に従事した際、当時はkeyを決めれば、inbetween(動画)は自動的にやってくれる。
Flash ソフトと同じであるが、そこには面白さはない。当時喜怒哀楽を表現するのは、コンピュータの演算処理は無理だった。唯一 生き残ったのが、3DのCGだった。アニメーションのコンピュータ化は裏方に徹する技術だった。その事が転職のきっかけとなったが、今それが可能となった。ジブリが絡むゲームは、単なるバイオレンスゲームなんかとはまるで違う、新しいゲームの情緒的・ジブリ映画が与えてきた「人間の本当の心」をプレイヤー達に育む事が出来たら「ヴァイオレンス 」と言うゲームが多いバーチャルな世界の中で新しい発見となる。きっとこのゲームは、新しい発見がきっとあるだろう。




「なにも足せない。なにも引けない。」(4)

2010-12-10 01:51:24 | Mobile のMedia bible



GALAPAGOSはXMDF対応(http://neta.smart-ness.net/pc/1345.html)
との事です。EPUBとは違いSHARPが開発し、有料フォーマット。




タブレットに個性を持たせるのには、 フォーマットが世界標準であることと、余計なソフトは必要としないことでしょう。コンシューマーひとりひとりに任せる事。それがApple CEO スティーブ ジョブズ氏の考え方ですね。商品の機能を足すのも引くのもそれは、コンシューマー達の邪魔にならないモノツクリ。これこそが、「なにもひかない。なにもたさない。」能動と受動では世に出す商品にも影響する。これでもか、これでもかとてんこ盛りされる機能よりも「如何にシンプルなものとして作り上げるか?」
AMAZONを擁するKindle、そしてGALAPAGS にAppleのiPadと、秘境とエデンの園との争いでもある。ユーザーに取って「失楽園」にだけはならない事を望む、今後のフォーマットの行方だ。


「なにも足せない。何も引けない。」(3)

2010-12-06 23:02:28 | Mobile のMedia bible


Amazonのkindle、SONYのReader が先行した電子書籍端末もiPadが世に出てから単なる電子書籍からネットブック、更には近い将来ノートパソコンにもなり得る端末へと進化している。Microsoft Black Berry Play Bookも、機能、スペック的にもiPadを意識したものだ。2011年1月に販売される様だ。
この電子書籍端末市場に、国内でも多くの企業が参入していく事だろう。
NECの Smartia(http://www.rbbtoday.com/special/3552/recent/Smartia)やシャープのGARAPAGOSなる開きなおったネーミングまで出てきた。(http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1010/13/news004.html)



個人的な私感であるが、世界標準を選ぶか?国内標準を選ぶか?
iPhone iPadのコンセプトは、極力基本的なアプリケーションだけにしている。
アプリケーションはiTuneから購入者が必要なモノをダウンロードすれば良いのである。

「なにも足せない。何も引けない。」(2)

2010-12-04 00:22:55 | Mobile のMedia bible


プロ用の機器もD1 D2 D3 D4とSONYとPanasonicの2社が熾烈な争いをしましたが、DVDの方式でもブルーレイのSONY PanasonicとTOSHIBAのHD DVDが争いました。この様な事を繰り返している先進技術ニッポンです。
iPadの発売そしてiPhone4が世にでて、今度はSamsungからGaraxyなるAndoroid 搭載のスマートフォンとドコモのFOMAの様にテレビ電話も可能(方式は解りません。)な、電子書籍タブレットです。
iPad と違いAdobe Flashで作られたサイトも表示出来るみたいです。
サイズがiPadより小さいPDAサイズなのは、敢えてiPad市場での競争を避けたのでしょう。Samsungの海外での広告展開を観ても、もうすでに王道を行く感じです。デンマークのBang&Olufsenとの共同開発のデザイン性の優れたSereneと言う携帯電話も数年前に販売しています。
斬新なデザインとその機能で他オーディオ ビデオそして電話業界から一目も置かれているBang&Olufsenと共同開発している。そこにSamsungの世界市場での立位置が見えてきます。




「なにも足せない。何も引けない。」(1)

2010-12-02 02:41:39 | Mobile のMedia bible


サントリー山崎の名コピーで「なにも足さない。なにもも引かない。」
「ついてるかい。ウールマーク。」を書いた西村桂也さんのキャッチコーだったと思います。要はそのまま凛としたピュアモルトウィスキーを表現したのでしょう。この真逆の技術革新のカオスの中にどっぷりつかっているのが日本でしょう。
以前ビデオレコーダーが開発され、先に世に出たのがSONYのベータマックスでした。その後Victorが開発し、松下電気がマックロードで売り出したのがVHSです。
日本の電化品の技術は世界でも最先端でしたから、最終的に制覇したのがVHSです。こういった事は、「歴史は繰り返される。」の言葉通り繰り返します。そこには何時もユーザーでありますコンシューマー達は置き去りにされるのです。