AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

2月27日(木)のつぶやき

2014-02-28 04:49:55 | 今そこにあるメディアのリスク

第3のOS?

2014-02-27 00:14:36 | メディアの一向一揆



韓国のSUMSUNG電子が、この4月に発売されるsmart Watchをリリースしました。
Galaxyとの連携でしょうから、Androidだと思っておりましたが、Tizenとのことです。Taizen?
調べてみますと、Tizenは2011年9月にモトローラ、NEC、NTTドコモ、パナソニック モバイルコミュニケーションズ、ボーダフォン、サムスン電子の6社でなるLiMo Foundationで開発を行なっていたモバイルOSであるLiMo Platformとインテルが進めていたモバイルOSであるMeeGoと合流したことにより始まり、その後サムスン電子がLiMo Foundationとは別に開発をしていたモバイルOSであるBadaも非公認ではあるがTizenプロジェクトへの統合も表明された。
うーん?どうなんでしょうね。コンセプトとしては、SDKでの利益 アップルでもAndroidでもその開発アプリの何割かは持っていかれることと、アプリもアップル用とAndroid用と2つを作らねばならず、開発者の手間と利潤性を考えたことでしょう。
但し、このTaizenが第三のOSになるかと言いますと個人的には疑問です。
iOSとAndroidと比較した際、第3のOSになるかどうか?まずは無理ではないかと思います。
このSUMSUNGのスマートウオッチはGalaxyと連携するでしょう。
そうなると次に期待されるのが、AppleのiWatchです。


プレゼンの質(4)

2014-02-22 21:46:35 | プレ禅の道祖神
バナナのプレゼンをしたこともありました。私が小学生の頃はバナナは高価でした。今ですとマスクメロンみたいなものでしたが、「バナナの叩き売り」と呼ばれるくらいにその、ステータスは低下しておりました。そこで、バナナの市場拡大の提案依頼が営業さんを通してまいりました。デルモンテ、ドールにチキータとクライアント数社への競合プレゼンです。英語、日本語 クライアントも入り乱れて50人くらいの方にプレゼンをするのです。英語プレゼンはその準備に2倍、3倍の労力が必要となります。担当営業のkさんが英語使いで、マーケも優秀な英語使い、私はブロークンな英語ですが、やる羽目となりました。日本語でのプレゼンは、若かりし頃の名コピーライターとして頭角を現していたSさん。(彼は今ビーコン コミュニケーションで腕を振るっております。)これも外資系4社競合でした。絵コンテ案にバナナの皮が剥かれると女性が出てくる。そんな企画がありました。この時は、バービー人形を裸にして、バナナの皮で包んでおいて、
外国からプレゼンに参加頂いたクライアントの方に「バナナを食べてください。」むくとバビーちゃんが出てくる仕掛けでした。結構喜んで頂きました。この案で決まりはしませんでしたが、見事競合に打ち勝ちました。クライアントが求める表現の延長上にある企画案も一緒に提案することで、プレゼンの幅をここまで考えているその、アイディアの幅をも理解して頂くことです。
それが信頼へとかえってくるものです。


遺伝子のブランディグ効果

2014-02-19 00:46:15 | ブランディー質で割ったらブランデイング





大雪で立ち往生となった週末、甲府市では観測史上最多の積雪を記録しました。
大雪の影響を受けた山梨県では、各地の道路で車が立ち往生するなどの被害が発生しています。そんな中で山崎パンの運転手が無償でドライバー達にパンを配ったのです。この運転手の英断に賞賛のツーイトが拡散しています。事実この行動で、山崎パンの株価までも上がっております。
阪神淡路大震災、そして来月11日には東日本大震災から3年をむかえます。世界中が賞賛される出来事が災害時にこの国の「民の熱い心」がちゃんと人を人で支えています。そこには右傾化する国を論じる政府の大偉いさん達はどこにもいません。先日 アニメーターで某大学の月岡先生に教えて頂いた幕末から明治中頃までの、日本を訪れた異国の人々のこの国の民への驚きを伝えた「逝きし世の面影」(渡辺京二著 平凡社)と同じように振舞った日本人の持つ心を共有できる事です。69年前に焼土と化したこのちっぽけな島国は、その後経済成長を遂げ、資本主義がいきずまり、格差社会を生み、虐め、道徳の欠片もなくした今でも日本人の遺伝子が垣間見れた思いです。そこには右傾化を叫ぶ戦争を知らない政府主導者も、それを支援する要人達の言動などちっぽけなものです。この大雪で立ち往生になったドライバー達に無償で炊き出しを振舞った喫茶店、そのお返しにとドライバー達が雪掻きで恩返しと、、、。企業のブランディングばかりでなく、世界へ誇れることとでしょう。


プレゼンの質(3)

2014-02-16 23:30:37 | プレ禅の道祖神



CRの現場、営業の現場、広報と色々な局や室を経験しましたが、いろいろなプレゼンテーションをしてきました。企画をしその案でクライアントの心を掴むには?それも大勢に対してその場を掴むか?クライアントからオリエンテーションを受けましたら、クリエーティブのコンセプトワークを作るのですが、これが逆に企画の幅を狭めることもあります。ですから、面白い企画があればそれを通すコンセプトワークを考えれば良いかと思います。「逆も正なり。」です。
競合プレゼンテーションですと、マーケティング戦略の後にCRプレゼンとなるのですが、クライアントも知っている当たり前のマーケプレゼンですと、寝ている人、先に配布資料を見ている人、こうなると悪い雰囲気のままCRプレゼンになりますので、総合プレゼンの印象は最悪となります。そこでそれを断ち切るために、プレゼンの前にクライアントを笑わすような冗談を言って流れを変えたこともあります。要は断ち切るのです。
ある大手食肉クライアントで、シール ロゴを集めてJR切符が当たるキャンペーンのCMを作って欲しい。という作業がありました。企画したものは、緑の窓口に子供がキャベツを持っていく。と言う案でした。丁度企業ロゴも変わった時期でしたので、キャベツの葉を捲るとロゴが貼ってある仕掛けです。
築地の市場で大振りのキャベツを買ってCIロゴを貼って、飛行機に搭乗して西宮本社にプレゼンに行きました。本部長以下お偉方が座っておりました。そこで「今回のオリエンをお伺いして考えましたのがこれです。」とおもむろにキャベツを机に出しますと、本部長が「キャベツがなんで?」そこで「1枚捲ってください。」捲るとロゴが、、、。「うーん」と皆さん 笑っていただき上手くいきました。クライアントに参加頂き、良い意味楽しんで貰う事も重要な仕掛けです。
プレゼンはその場を掴むこと。そして自らも「楽しむ」事が一番大切なことでしょう。


プレゼンの質(2)

2014-02-13 11:58:51 | プレ禅の道祖神
プレゼンテーション演習を大学や専門学校で依頼されることが多くなりました。これもハーバード大学 サンデル教授他のNHK白熱教室や、スパープレゼンテーション TEDの影響もあるでしょうし、自分のアイディアや企画を如何に解ってもらえるか?その部分が欠落している若い学生さんも多いのでしょう。10年前の学生さんだったら、企画を提案する際に身についていたと思われますどの学科に関しても、プレゼンテーションの重要性は増しているのでしょう。
スタンフォード大学 「白熱教室」のティナ•シーリング先生のプレゼンテーション演習は勉強になりました。





30数年前に米国の大学でテレビ実習を学んだ際、機材は在学中だったテレビスタジオとは比較にならない程 時代遅れのテレビカメラでしたが、そのやる気と言いましたら数倍いや数十倍でした。特に女子力が凄かったです。また企画打ち合わせにしても、どんどん自分の意見も言いますしプレゼンテーション能力もすごかったのを思い出します。但し協調性はなかったですね。これは常日頃培ったディベートの良し悪しだと思います。




大統領選のディベートにしても、非常に多岐に渡りレベルが高い知能戦です。日本の国会の与野党と百済ない論戦とは違います。
自分の企画力や人間性などを知って貰うためのスキルは若いうちに育んでおいた方が良いでしょう。