AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

ハンバーガーの4.0 ⑶

2017-07-31 17:02:27 | 世界標準の消費価値








赤字だったマクドナルドもようやく黒字になったみたいだ。カナダ人のカサノバCEOが日本人の事が少し判ってきたのだろう。米国には食文化というものはない。だからウオール街のビジネスマンもホットドックか塩パンを齧っている。






食に目覚めたのは、寿司であり、牛丼であろう。米国の日本料理という看板をかけているレストランは基本的に注意する。カーネギーホールの近くで屋台風にやっていた味噌ラーメンの提灯入れば、韓国語 食べれたものではない。こういう詐偽商売が成り立ていた。
フロリダ、ユニバーサル ワールド近くの日本料理や 『寿司」もやっていた。隣で寿司を喰らう米国人 「美味いかい?」「美味いね、日本の寿司は!」「これ日本の寿司じゃないよ?」それを聞いた店の韓国人が韓国語でまくしたて、店を追い出された事を思い出した。そのくらい日本の味は繊細である。ロサンゼルスのUMAMI Burger にHENRY's Burgerと言う高級ハンバーガーショップが東京に店を出している。高級ハンバーガーが黒船の様にやってきたわけだが、毎日食べるわけでもないからよいが、毎日食したらどうなるだろうか?吐き気を模様してきた。

ハンバーガーの4.0 ⑵

2017-07-31 14:21:41 | 世界標準の消費価値


私の師で英語の先生の紹介でサンディエゴでお会いした奥様もジャンクフードは食べない。
元来 大学の寮でも、ハンバーガーショップも
ある程度の階級になると「ジャンク フード」と馬鹿にするものだと思ったものだ。



米国で好まれる「Whopper」の異名を取るバーガーキングも日本には既に進出しているが、そう話題にはならない。日本の数千年の食文化には敵わない。ミシュランは2011年で
「ミュシュランの星数では語りたくない。」とフランスを言わせ、2016年には星数で東京がトップとなった。「安い。不味い。煩い」のマクドナルドから「Whooper 」とアメリカンから愛されるバーガーキング、日本人にあっているのはモスバーガーであり、その先にもっと凄いバーガーがあるのだろう。
Ruster Burgerの広告があった。
米国ではTV Setと言うのがあるが、12月25日 根無し草のニュージーランド ロケ先のロッジで経験した。豪華なレンジでチンのディナートレイだ。「不味い」に尽きる。
Rustlers Bugerという広告があった。











テレビが3チャンネルの頃、医者がタバコを進めていた頃、カセットテープから流れる歌詞をペンで書き綴た頃の郷愁のハンバーガーの味を90秒で味わえる。
要はレンジでチンでしょう。


ハンバーガーの4.0 ⑴

2017-07-30 18:56:13 | ADレナリンのパーセンテージ





若い頃 CGの研究でサンディエゴとソルトレイクシティに滞在した事がある。サンディエゴ大学の側にあったのが、「Jack In The Box 」と言うハンバーガー屋だった。「びっくり箱」の意味です。頼むのは決まってフィッシュバーガーとオニオンリング 注文を受けてから作ってくれた。今では 「ジャンク イン ザ ボックス」と呼ばれてしまいましたが、不味くはなかった。カンヌ ライオンでもこのキャラクターを使って、家を訪問し、「ジャンク インザ ボックスと言ったな!」で受賞しました。ハンバーガーは、夜遅くNYからロスに戻り、ホテルのカフェもやってないのでルームサービスで頼んだ馬鹿でかい不味いバーガー以来 食べない。バーガーといえばワッパーのバーガーキングだが、最近は高級志向になっている。





Wendysを一躍有名にしたのが、あのセデルマイヤーの婆さん3人組のCM 「Where'a the beef?」であろう。当時の大統領選挙 討論会でわからずに候補が落ちたのだからすごい事だった。Wikipediaにも載っている。

矛と盾

2017-07-29 12:28:03 | 諸先輩の言霊



NHK クローズアップ現代 「電通の働き方改革」辞めた頃を思えば、随分と風通しは良くなったはず。でも悲劇は起きてしまった。
と言いますか、本当の所は解らない。
資本主義経済のこんな時代でも、少しでも業績を伸ばさなくてはいけない事。汐留に移てから「普通の会社になる事を目指していた。」新聞社も雑誌社もラジオ局 テレビ局 創世記は労働時間など、滅茶苦茶だったろうと思う。中途入社の私でも先輩の営業局員と取っ組み合いの喧嘩もしたが、今はそう言う事はあり得ない。上場して株主第一に考えたのも判るが、その分 社員への繋がりも希薄となってしまった。先輩が後輩特に若手社員を育てる環境は大半が自分の事だけで精一杯になってしまった。
広告屋と言う怪しげな商売が、日本の高度成長期に上手く合致し、世界の名だたる広告代理店の仲間入りをし、大企業へと伸し上っていった。仕事の仕方を改革しなくてはいけないのだが、問題はクライアントにもある。
電通社員は本当にクライアントには尽くす。





そういう社風があり、だから良い意味で「鬼十則」があったのだ。読んでみれば四代目吉田社長の電通を説いたフィロソフィーでもあった。ただ 「不寛容」になってしまった今の世の中で受け入れられないのかもしれないが、、、、、。強いて言えば「裏十則」が蔓延ってきたのかもしれない。
デジタルの時代となり、競合が以前より増えて、「明日競合プレゼンだけど参加する。無理であればいいよ、、、。」みたいなクライアントも相当数多くなった思う。
悪い意味、電通社員の「クライアントへのマインド」を逆手に取られたかもしれない。
クライアントにはデジタル化=直ぐできると言う間違った考え方もする方々も多い。
クリエーティビティやマーケティング戦略、媒体戦略を構築するのに時間はかかるものだ。こういう惡き習慣が通じなくなってきたのだろう。
作業毎にコントラクト(契約書)を交わす。これは重要な事だったと思う。googleなどは社内の食事を無料にしている。残業をなるべくなくし、そういう分 福利厚生で対応していく事が必要だろう。
再度 広告業界をせんたくしないと、、、。
欧米の大手代理店からも並び称される電通なのだから、広告の質は追いついた。後は経営側のバックアップしかない。

信念と執念⑴

2017-07-28 12:02:59 | 学問のススメの涙









NHK お宝ガリレアで取り上げられた250万年前の貝の化石 ズカワキンチャクガイ
発見したのは横浜の吉村さん。

(http://www.koukouseishinbun.jp/articles/-/555 高校生新聞から一部引用させて頂きました。)

新種と見られる貝化石は中学2年時に富山県の地層で見つけた。磨いているうちに「これは新種なのでは」と思い、専門家に相談したが、最初はデータが少なく、否定されることもあった。それでも、吉村さんは諦めなかった。北海道などで生息するエゾキンチャクガイに近い種と見ているが、「比較するサンプルが少ない」と指摘されれば、すぐさま北海道庁に連絡を取り、漁協から貝102個を取り寄せた。彼が発見し、研究者に見せるもこれは「」とされてきた。彼の信念は、執念となり 英語で論文までも書ける様になり、世界で認定されたのは大学生の時だ。吉村さんは慶應大学の2年生 凡そ5年をかけて没頭したのだろう。



昨年 スタンフォード大学のティナ・シーリング先生の「夢を叶える集中講義」の出版記念講演でも、「クリエーティビティを循環していくには、『どっぷり浸かる事』 オタク 「Geek 」こそ創造性が高まり次から次へと発想の循環を生む。
こう言う良い意味での「信念と執念」結構歳をとるとキツイ事だが、これを止めると全てが停止してしまうのだろう。
信念も執念も大切な事であり、「五十にして惑わず」と言うが「60半ばでも惑っている。」