AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

12月30日(月)のつぶやき

2013-12-31 03:51:40 | 今そこにあるメディアのリスク

質は心を潤わす。

2013-12-30 00:19:01 | ADレナリンのパーセンテージ












アジアの広告表現のレベルは、どんどん質を高めています。日本が「アメリカに追いつけ、追い越せ」と努力した昭和の広告文化と同じです。アジア各国も、日本に学び、そして日本を追い越したのかも知れません。特にタイの広告表現 はCMを「時代の先取り」と言わせた昭和の全盛期に重なります。いろいろと問題も多い「LINE 」のイメージも高めたことでしょう。聴覚障害者を父に持つ、娘の葛藤、、、。こういうCM表現に涙する日本の若者も多いと聞きます。日本のCMは昔から「タレント指向」でした。プランナー達がそうでなくても、クライアントさんが好感度のタレントさんを起用したいんですね。そう言う意味ソフトバンクの犬のお父さんは、ちゃんと各々のタレントさんを上手く起用しております。それともう一つ、アジアの国々は若手を米国で学ばせてきました。要は共通語が「英語」です。その点日本は「日本語」だけで進化してきました。
だから演出も編集も全てにおいてコミュニケーションツールが英語です。編集、シズルカット等、実に巧いです。大學に限らず「日本語」だけに頼り過ぎて来た「日本」のつけもあるでしょう。表現の質は、心を潤わします。
今年もいろいろな映像メディアをご紹介させて頂きましたが、来年もAD際族 お時間ありましたらお立ち寄り下さい。

「除夜の鐘 月も逃げ出す 去年今年」良いお年を、、、。


12月28日(土)のつぶやき

2013-12-29 03:48:34 | 今そこにあるメディアのリスク

ガラパゴス日本からの脱却(3)

2013-12-27 23:53:28 | 世界標準の消費価値






今のハイビジョンの4倍の画質、予定されている2020年東京オリンピックでは8倍の8kへとしていく流れです。既に店頭では4kテレビは販売されております。但し、デモ用だけでなんのコンテンツもありませんし、4kを配信するためには今の4倍の転送容量が必要です。4k、8kを展示せざるを得ない日本のテレビ業界のジレンマが垣間見得ます。
そんな中、自動車では小型車の性能がどんどんまして高性能になり、自動車では音声認識のオート自動車も実験走行しております。カメラでも前回お伝えしたSony QX100,QX10とは違った独自の発想のカメラも発売されました。





RICOHのTHETAはスマートフォンのアプリと連携して360度撮影可能なカメラです。Quick TIME VRを作るにもある程度の高度な技術を必要としておりましたが、誰もが簡単に撮影出来る時代となりました。牛尾会長がおっしゃったように
「日本人が元来持っている気質」を経営者たちが大切にしていけば良いと思います。
職人気質を奪い去ったのは、経営者達が社員よりも株主達に重きを置いたことも一つの要因だと思います。気質はこの日本という国が育てた代え難いものだということを認識すべきことでしょう。


クリスマス賛歌の裏

2013-12-25 22:24:49 | 言の葉の輪転機







もう今年も後数日となってしまいました。
いろいろなことがありましたが、自分にとっても皆さんにとっても、特に東日本大震災から1000日が過ぎても原発事故の教訓を阿部首相は感じているのでしょうか?疑問です。
ケネディ大統領暗殺から50年、アメリカンドリームを追い越せ 追い抜けと経済成長をし、1964年 終戦から19年で「東京オリンピック」を成し得た国、日本。世界での貧富の格差はこの日本でも広がっております。このクリスマスを戦火の下で逃げ惑う子供達も多くいるでしょう。キリスト誕生の日に一欠片のパンも食べられない子供達もいるでしょう。原発で3回目のクリスマス そして新年を迎える子供達に少しでも明るい年を迎えてもらうのには、、、。皆の力が必要です。
この2つの曲が私達に語りかけてきます。
サイモンとガーファンルの7時のニュースは、1966年 CBSクロンカイトが読むニュースが“... President Johnson originally proposed an outright ban …”と聞こえてくる。耳を澄まして聴くと、「ジョンソン大統領」のほかに、「レニー・ブルース」、「マーティン・ルーサー・キング牧師」、「ニクソン前副大統領」(ニクソンが大統領になるのは1969年のこと)などの名前が上がり、殺人事件やベトナム戦争に関するニュースが読み上げられます。

ジョンレノンとオノヨーコ 楽曲「And so happy Xmas (war is over)」は1971年リリースされました。
And so happy Xmas (war is over)
ハッピー・クリスマス(争いは終わりだ)

We hope you have fun (if you want it)
きみが楽しんでるといいな(君たちが望めば)

The near and the dear one (war is over)
近しい人も大切な人も(争いは終わりだ)

The old and the young (now)
お年寄りも若者も(いま)

(※1 くりかえし)

War is over, if you want it
争いは終わる、きみが望めば

War is over now
争いはいま終わるんだ

Happy Xmas
ハッピー・クリスマス
それからおよそ40年を経ても世界は相変わらずに身勝手です。
クリスマスの讃歌に暗く横たわる現実が潜んでいるのです。


12月23日(月)のつぶやき

2013-12-24 03:54:38 | 今そこにあるメディアのリスク

ガラパゴス日本からの脱却(2)

2013-12-22 23:57:48 | 世界標準の消費価値



2006年 「特別編集版 ブランド進化論」世界が認めた日本の品格戦略なき優しさが愛される
ウシオ電機会長 牛尾 治朗 氏が語っていました。
本誌(日経ビジネス編集部、以下同) 「ニッポン」というブランドが、世界の中で希薄化していくのではないかという見方があります。
牛尾 そうかな。僕はそうは思わない。逆ですよ。これからの時代、日本人が生まれながらにして持っている特質が世界でいよいよ高く評価されるようになるんじゃないかな。クルマや機械、電子部品、デジタル製品など、日本製品は世界で高く買ってもらえます。それは、壊れにくくてメンテナンスに手間とお金がかからない、すごく信頼性の高い良い製品だからで、そういう優れた製品を生み出しているのは、やっぱり、几帳面な完璧主義と言うのかな、緻密で、時間厳守で、傷1つ許さない、何でもピカピカに磨き上げないと気が済まない、そんな日本人が元来持っている気質ですよ。(「特別編集版 ブランド進化論」世界が認めた日本の品格 戦略なき優しさが愛されるより抜粋させて頂きました。http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20060725/106771/?rt=nocnt)
それから7年の暮れを迎えようとしております今、ガラパゴスからの脱却は出来たのでしょうか?
ガラパゴスと言われたこの日本だけで進化した国内携帯各社は、撤退した企業も多いです。
そして、このガラパゴスの流れはテレビ業界へと侵食していると言えるかも知れません。