AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

ピンチとチャンスの裏表(3)

2010-06-25 20:38:23 | メディアの一向一揆
http://j12-marine.chanel.com/fr/#/home/landing




ニューヨークタイムズのアプリをiPadにインストールしました。
新聞各社 各々その割付 機能が違います。
広告出稿の新しいカタチがありました。
シャネルのダイバーウオッチ J12MARINEです。

シャネル本サイトでも確認しましたが。ダイバーズウオッチだけに、水深での見え方を上手く表現してます。
ダイバーズウオッチと言えば、ロレックスのサブマリーナが頭に浮かびますが、この表現で購入する方が増えるかも知れません。それだけ面白く巧い表現の切り口です。
さて、この広告表現から学ぶべき事は多いでしょう。多くを語りませんが、解る方はもう理解しているでしょうし、この7月からのiAD展開で新しい広告媒体展開をしていく事でしょう。もちろんCHANEL もそのクライアントの一つです。
そして、ここでFlashを使わない新しい動画プレイヤーの仕組が公開される事でしょう。
Apple とGoogle とどう付き合っていくか?がこれからのマスメディア 特に広告代理店に求められる事でしょう。一方向のマスターベーション的な配信から是非マシメディア(双方向のましなメディア)になって欲しいところです。地デジで騒いでいる場合ではありません。これこそ生き残れるかのチャンスなんですが。

ピンチとチャンスの裏表(2)

2010-06-24 03:07:32 | メディアの一向一揆



iPadのアプリケーション ソフトの数が10000を超えて、15000位になっているそうです。
iWorkのkeynote,pages numbers等、添付されてきた書類も変換してくれます。特にプレゼンテーション機能を持つkeynoteは便利です。iPhone iPodtouchの大きさでは、操作性にも難がありましたが、iPad の大きさですと問題ないでしょう。これからどんどん画期的なソフトが生まれてくるでしょう。個人的にはmagic pianoのアイディアには学ぶところが大きいです。楽器のソフトは幾つもありますが、音が降ってくるそのアート感覚は凄いです。エリックサティとドビュッシーの月の光がこの光が降ってくるイメージ音楽とマッチしている様に思います。世界の誰もが参画出来るソフト、学校教育で是非参画していきたいとところです。世界に通用するアイディアの消費価値を実現出来ると絶好の機会でしょう。

ピンチとチャンスの裏表(1)

2010-06-22 01:12:16 | メディアの一向一揆



iPadの国内販売で日本の出版業界も変貌していくことでしょう。
但し、kindleやreaderとiPadが根本的に違う事は、店頭で手にして頂ければ自ずと見えてくることでしょう。雑誌や新聞媒体が今まで印刷媒体だった広告も動画になることです。ウオールストリートジャーナル、ニューヨークタイムズ紙が動画広告配信するのと同じ事です。そして、Appleに限らずこれから更に多くのiPadみたいなツールが、Googleや他からどんどん発売されていくことです。Alice In Wonderland for iPadの様に、今までの絵本が動く紙芝居の様になることです。この事は今までの「挿絵が変わる。動きを持つ。」
これだけで、新しいアイディアが生まれるのです。単に書籍の電子化ばかりでなく、新しいアイディアが生まれることは、新しい市場がまた出来上がることです。上海万博で「コスプレサミット」に大勢のアニメファンが訪れたそうです。「物作りニッポン」から「夢作りニッポン」に変わる節目かも知れません。

論理武装と分析力

2010-06-13 02:33:21 | 学問のススメの涙
4月後半からプレゼンテーション演習の教鞭にたっていますが、学生さん達のレベルが段々と上がっていくのを感じます。教える側としては、「嬉しいかぎり。」です。
学生さんの中に米国大学 日本キャンパスに在学した経験のある方がおります。
非常に論理的にプレゼンテーションしてくれました。米国の大学生は非常に論理的です。
コカコーラの全米大学プレゼンテーションが有名です。
学生でもとことん分析し、そのマーケティング能力には頭が下がります。
差が出てくるのは、表現アイディア、コンセプトワークとタグライン(コピーライン)
でしょう。そういう環境ですから、とことん分析していないとディベートでその曖昧な部分を身ぐるみ剥がされて、因幡の兎の様になってしまうのでしょう。
広告に限らず、どの分野においても「自分の作品や開発した物等、理解して貰う。」 事は非常に大切なスキルでしょう。アイディアの発想能力では差がないのに、この分析力で負けてしまうのです。戦略を立てる事は大変ですが、慣れてくれば更なる深い洞察力が養われます。演習を受けてくれている学生さん全員のレベルアップを計る事は、自分のレベルアップにも通じるものです。ただし考えさせられる事は、高校迄の教育で「発想力」が養われていない事でしょう。若い方々は吸収する力は早いです。これからが楽しみな日々です。