AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

不寛容国家の寛容さ⑶

2017-08-30 18:48:57 | プロパガンダに潜む罠




宮城県の観光ウエッブ動画も壇蜜のエロさの抗議に削除された。制作者の見事な狙いと話題にアクセスも増えて、目的を達成しただろう。これまでに多くの大企業が、不寛容な抗議にCMを削除されてきた。多くの日本企業は8割方好評 話題となったCMでも1人の抗議文に対応してしまう。それが日本という不寛容村社会を形成しているのだろう。困ったもんでもある。




全米で放送されたペプシコーラCM、デモに遭遇したケンダル・ジェンナーが、バリケードとなる警察官にペプシを渡す。世界平和を訴えたいという企業の意図に反し、人種差別反対運動を商業利用しているとして2017年4月に“炎上”した。








米ヴァージニア州シャーロッツヴィルで起きた白人至上主義者の集会。何百人ものネオナチや、KKKの団員による白人のプライドを示すための暴力的な集会「ユナイト・ザ・ライト・ラリー」がシャーロッツヴィルを恐怖で包み込んだ。そのとき、何千人もの群衆の心を動かしたのは、この問いだった。「12パックのペプシを持ったケンダル・ジェンナーは一体どこにいったんだ?」(https://www.wired.com/story/charlottesville-twitter-grief-humor/ wired comより一部引用させて頂きました。)



ペプシには「人種差別を運動」を敢えて持ち上げた訳でもないだろう。南北戦争のリンカーン、キング牧師 、ワシントン大行進 異民族国家が今となっては、白人の数は減っている。炎上CMと言っても日本の場合は、たわいのない事で炎上している。
可愛いものでもあり、森友、加計学園、Jアラートとレベルの低い問題だが、こうなると国会議員、県議、市議、町議 要らない様な気もしてくる。





不寛容国家の寛容さ⑵

2017-08-29 14:01:36 | プロパガンダに潜む罠

米南部バージニア(Virginia)州シャーロッツビル(Charlottesville)で12日、デモのため集まった白人至上主義者らと反対派が激しく衝突し、人だかりに車が突入して1人が死亡、19人が負傷した。この事件をきっかけに、米各地で差別主義に反対するデモが行われ、最大規模となった東部マサチューセッツ州ボストンでは4万人が参加した。
如何にトランプ大統領がTwitterでfake newsを流しても、常識ある米国民は騙されない。三権分立がちゃんと成り立っている。




ミュージックビデオの祭典でも出演アーティストらが白人至上主義を非難したほか、トランプ大統領が入隊禁止との方針を掲げる、心と体の性が異なるトランスジェンダーの現役米兵らが招かれるなど、政治色の強いショーとなった。故マイケル・ジャクソンさんの長女パリスさんは「暴力や憎悪犯罪(ヘイトクライム)、差別は絶対に容認できない。私たちは抵抗しなければならない」と強調、バージニア州で起きた白人至上主義者らによる暴力を非難した。


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不寛容な米国は既に黒人を排斥した南部と奴隷解放を唱えた東部 南北戦争の様な体をなしてきている。南北戦争 南軍の名将リー将軍の玄孫 は牧師でありこう言っている。「Statue of lee. Monuments Must Go」
時の指導者達は、自分の都合よく過去の歴史を改竄するのである。
関東大震災の「朝鮮人が井戸に毒を入れた。」その流布の拡散で多くの朝鮮人が殺されたのは事実であり、自然災害での犠牲者と殺されたのでは全く見解が違う。要は米国も日本も共にfake news だらけ、騙されてはいけない。




 







不寛容国家の寛容さ⑴

2017-08-28 17:26:05 | アイディアのIdentity

不寛容で浮かぶ代表はやはり、 「Tramp」であろう。
嘘つきで浮かぶのは誰しも思う「安倍晋三」であろう。
Busch大統領もパパBuschが大戦の英雄であった事に「劣等感」を持っていたそうだが、そのような状況ではなく、米国を分断した後世になお残す連中が国を治めるのだから、不条理極まりない。





CNNを目の敵にし、動画をアップするのだから品行方正ではなく「品性下劣」であり安倍もこの穴の貉であろう。こんな不寛容な社会はこのアジアのちっぽけな国にも染み渡ってきたようだが、世界共通 子供の躾は親の責任である。スーパーに行っても、、電車に乗っても、映画「ブリキの太鼓」の様に、奇声をあげる子供が増えた。同じ様にヒステリックに怒り狂う若い母親も増えた。赤ん坊が泣くのは致し方ないが、真面な母親にとって気にしてしまう。それが飛行機の中だったらどうなるだろう?冷ややかな目線を感じてしまう事であろう。





アメリカの航空会社「JetBlue Airways」の1日だけの特別なキャンペーン。
赤ちゃんが大声で泣くほど、乗客全員がにっこり嬉しくなるのです!「もっと泣いて!」で拍手が起こったのです。。「FlyBabies」というキャンペーンは、6時間のフライト中、搭乗した赤ちゃんが全員に聞こえるほどの「ギャン泣き」するたびに、次のフライトが25%割引になるのです。
4回泣けば、次の往復チケットが無料になるのです!
小さなすすり泣きはカウントされないので、思いっきり大声で泣いた方が感謝されるのです。
 5月8日の母の日に行われた「不寛容を寛容にするアイディア」「次に大泣きしている赤ちゃんを見たら、ぜひ笑顔でいてくださいね」というメッセージが、アメリカの懐の深さを感じさせる。

時代を映すマッチング ビューポイント ライン⑵

2017-08-22 16:45:15 | アイディアのIdentity




ジョージルカスのILMが製作した「フォレストガンプ」のケネディとガンプの握手には驚いたものだが、それから23年を経て進化は既に見分けがつかないほどにまでなってしまった。

「NHK 東京ブラックホール1945」この表現に異論を唱える方々もいたが、それは全てにおいて前向きではなく、単に批判する希薄な方々に思えた。民放が出来た頃、TBSがやっていた大山勝美さん他 実験ドラマを思わせる。在職中 テレビもラジオCMも企画したが、いろいろと批判する方々もいた。クリエーティビティを高めていく上で プレゼンテーションの第一人者 スタンフォード大学のティナ・シーリング教授の、先ずは他を認めてからアドバイスをする。
そこでクラインとが「こう変えたんですよ。」とエクスキューズしても意味がないものだ。同じものを作ってみて、比較し、批評するのであればそれで対等な立場である。制作者としての基本は、他を認めてからではないと単なる「妬み 嫉みの遠吠え」となってしまう。若い方なら未だしも、経験豊富なディレクターもプロデューサーも、その時点で思考が止まっていると思う。批評はどうとも言えるが、そこには確固たる理論的な表現技法が必要なはずだ。思考が止まったら既に辞めた方が良い。かのトスカニーニはNBC交響楽団を指揮している際に、スコアーを読めなくなり、翌日引退表明したらしいが、他を認められなくなったら辞めた方が良いし、その時点でやめるだろう。他を認め ワクワク感がなくなったら身を引く時期でもある。僕はそう思うし、上には上がいるし、下には下がいる。自分の立ち位置を確認する事だ。



時代を映すマッチング ビューポイント ライン⑴

2017-08-21 23:41:06 | アイディアのIdentity
NHKスペシャル「戦後ゼロ年 東京ブラックホール 1945-1946」
を観た。




数年前の「甦る色彩 東京」戦前のドキュメンタリーフィルムを詳細に渡り デジタルペイントしたものだが、これだけでも今までモノクロだった映像と違い、自分のタイムラインに繋がっていく。他人事だった戦が自分のタイムラインに繋がっていく。





ヨーロッパ戦線を同じくデジタルペイントで仕上げた「Apocalypse」も戦車に轢かれていく、ドイツ兵の血がその戦争の残忍さを伝えてくれた。




今回の「戦後ゼロ年 東京ブラックホール 1945-1946」は、モノクロで撮影された終戦をむかえた東京を淡々と記録した物だ。そこに俳優・山田孝之を違和感なくはめ込んでいった。
戦後ゼロ年(1945年8月15日からの1年間)。それは東京、今の日本の原点が形作られた歴史の転換点だ。NHKは「戦後ゼロ年」に関する、貴重な「未公開映像」や機密資料を発掘。ヒト、モノ、カネをブラックホールのように飲み込み、都市が生まれていく秘史が見えてきた。「闇市」「東京租界」など歴史映像の中に、俳優・山田孝之さんが最新のデジタル技術でタイム スリップ!東京の出発点を知る新感覚ドキュメンタリー
(NHK 番宣より引用させていただきました。)
モノクロドキュメンタリー映像をデジタルペイントした事とは真逆の事だ。俳優山田孝之を1945年にワープさせた手法であり。ドキュメンタリーの形を取った新しい実験映像だとも思う。