AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

高等教育の近未来(5)

2015-08-08 23:00:43 | 学問のススメの涙



現場時代 撮影立会いで海外にも参りましたが、アイスクリームの撮影では日本の四季の逆日本の冬では実景も取れませんのでニュージーランドやオーストラリアにも参りました。
何度か機内でお若い方と出会いましたが、語学留学するとの事。ニュージーランドは牧場の牧童や地元の大半は英語で何を言っているのか解らないのです。非常に稀ですが綺麗なクウィーンズ イングリッシュを喋る方もおりましたが、滅多におりませんでした。オーストラリアでは、更に発音が違います。(なんで米国、英国でなくオーストラリア、ニュージーランドに留学なのか?)
SNSが世界を駆け巡る時代、わざわざ海外に語学留学など愚の骨頂です。その気になれば国内で十分学ぶ事が出来るのです。英語が必要となれば必死に学べば話せるようになります。
武田鉄矢さんがラジオ番組でおしゃっている通り、日本語の言葉の表現力には英語や中国語で表せない言葉の持つ深度 パースペクティブを感じます。村上春樹さんが、まずは英語で書いてからそれを日本語にしていく。この事もすごい事ですが、あれだけ難解な文面を英語で伝えるのは至難の技でしょう。
米国在学中に教授が俳句や短歌をやっていて、その解釈が解らないと相談された事があります。
彼等は主語 述語 目的語 動詞など直接的です。その短い句に秘められた裏の意味が解らないのですね。英語はこのグローバルビレッジ化の中で喋れないと駄目かも知れませんが、それ以上に日本語に親しむ事が必要だと思います。最近思いますに、留学生の方が綺麗な正しい日本語を喋ります。見習う事大です。