AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

WHOPPERの隠れプリクラ

2010-10-31 02:39:15 | アイディアの屋内観戦


WHOPPER SacrificeでFacebookを巻込んだり、バーガーキングの香りの香水 frameを出すなど話題が尽きないバーガーキング。今度は客がオーダーしているところを、カシャッ!と撮影して注文した御客の顔写真で包んで渡す。客達の驚きの顔。こういう発想がとても良いですね。客を楽しませるサービスを生み出すこと。これも一つの他のハンバーガーチェーンと違うところです。どういう付加価値でmodify mass production(量販品)からpremium valuables (貴重品)にしていくのか?日本が学ぶべきところ大ですね。バーガーキングの毎回やるキャンペーンには何時も脱帽させられます。




インクと燃費の相関関係

2010-10-28 21:00:46 | アイディアのIdentity



細めのボールペンを太めのペンが追いかけているようです。太めのペンはインクがなくなり、どんどん倒れて行きます。
燃費の良さをペンで表現したROVER MINIです。


デジタルと蝿の関係

2010-10-28 02:33:55 | アイディアのIdentity


はじめはなんだか解らない?音符を思わせるものが幾つも飛び跳ねている。巨大な物体。音だけが明瞭に伝わってきます。画面がズームアウトすると蝿の前に置かれたゼンハイザーのマイク。なんと蝿が手を仕る音でした。小林一茶の「やれ打つな蝿が手をすり足をする。」と言う句がありますが、この蝿は手を鳴らしリズムを取っているVJ FLY(ビデオジョッキーハエ)かもしれないです。

アナログのVIRAL効果 Flyvertisng

2010-10-27 02:45:47 | アイディアの屋内観戦



広告でのViral効果と言いますとSNSを巧く展開するバーガーキング等が頭に浮かびますが、蝿を使うとは驚きました。蜂の巣を探すのに働き蜂の足にヒモを付けて、住処を探り出すのと同じです。ドイツ ハンブルグでのブックフェアーのイベントでのプロモーション 蝿が栞ならぬバナーを付て飛んでいく。そのバナーが広告タグになっているわけです。狭いイベント会場での展開ですが、日本でしたら、蝿のイメージもありまずは出来ないプロモーションでしょう。やった時点で「When Pigs Fly アリエナイ!」と言われてしまいます。

善悪のオンデマンド(2)

2010-10-25 02:41:28 | インタラクティブのattractive(魅惑)

 
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この国も来るところまできたしまったか?
検事までもが自分の出世のために、証拠を改竄するようでは、どこをかしこも信用出来ません。尖閣諸島をめぐり中国がまた大規模なデモを行いました。
中国在住の日本人の方々も不安な日々でしょう。江戸幕府末期、日本を訪れたハリスの通訳であったヒュースケンが「ヒュースケン日本日記」の中でこう記しております。「この日本という国に住む人々は、大人も子供も貧しい者も、富める者も笑声がたえない。こんな国がいったいどこにあるだろうか?」
文明は進化すればするほど人と人との関係を希薄にさせるのかも知れません。チリの炭坑救出が日本ばかりでなく世界で中継されたのも互いにきずかう、通じ合う心があるからでしょう。そういう物「日本人が尊んできた目上を敬い、日々挨拶を交わすこと。」ほんの一部ですが、戦後 我武者羅に働いてきた我々の先輩達が置き忘れてしまったもの。この忘れ物は次の時代を担う若者達にとって、大きな忘れ物となってしまいました。

善悪のオンデマンド(1)

2010-10-18 02:59:38 | インタラクティブのattractive(魅惑)
押尾学の判決や沢尻エリカのマスコミへの暴言といい、尖閣諸島の中国の滅茶苦茶な対応など、後で考えれば自分達が不利になるのに大人げないにつきます。カンヌ広告祭 2010 受賞作 Metoropolitan PoliceのCMは犯罪犯すか、侵さないかオンデマンドで選べる作りになっています。日本も通り魔事件が多くなってますが、米国、英国での犯罪はそれ以上に多いのです。ナイフを選ぶか、選ばないかで犯罪が減少すれば良いのですが。



白熊の天地人(2)

2010-10-17 02:33:00 | アイディアのIdentity
マリリン・モンローが地下鉄の通気口でスカートがふわりと舞い上がるシーンで有名な「7年目の浮気」同じ通気口でもビニールが膨れ上がると、白熊の親子。目だけ書き込んで、他のなんのメッセージも入れないところがいいですね。
阪神淡路大震災の時、流れたAC(公共広告機構)CMのキャッチフレーズは「人を救うのは人しかいない。」でしたが、今は「森羅万象救うのは人しかいない。」と感じます。
各国の利権のエゴが、地球環境へのエコ活動を邪魔しているようです。
「エゴとエコ」濁点がつくだけですが、この濁点が人間の汚点にならない事を願うだけです。




白熊の天地人

2010-10-15 00:59:15 | アイディアのIdentity
COP10会議が名古屋ではじまりました。
地球温暖化でニュースに取り上げられる白熊。
調べてみると、白くまは鹿児島ではかき氷の事を言うそうです。
日立のエアコンのしろくまくん。涼しいと言うイメージでつけられたのでしょう。
この白熊が空から降ってきたらどうでしょう?



飛行機を利用した際、乗客一人あたりかかる温暖化ガスの量は400kg。ほぼ白熊1頭あたりとかわらないそうです。空港建設反対を訴えるplane stupid.comのCMです。
残酷な表現ですが、このくらいやらないともう駄目なのかも知れません。

大学の無力化 「学生気質の変貌」(2)

2010-10-14 03:14:00 | 学問のススメの涙
大学も慈善事業ではありませんからそれなりの利益をあげないとやっていけません。地方の大学の定員割れを凌いでいるのが、アジアの留学生達です。でも優秀な留学生は東大 京大 早稲田 慶応等6大学にいきますから、留学生の質も下がるかも知れません。ではなんでこんなに訳の解らない大学が乱立したのでしょう。それは文部科学省の天下り先だからと大学に席を置く友人は言っておりました。アメリカの高校生には日本のアチーブメント試験があります。その成績得点で入学出来る大学が決まるのです。


大学の無力化 「学生気質の変貌」(1)

2010-10-12 01:38:36 | 学問のススメの涙


NHKの番組で火がついた「白熱教室 ハーバード大学サンデル教授の講義」先月26日には東京大学 安田講堂でのサンデル教授の講義をNHKで放送しておりました。
学生への問題定義そして学生の思考を否定する事なく、その考え方への異論を学生達に問いかける。威圧的でもなく、学生の意見を尊重しながらまとめあげていく技量は凄いに尽きます。参加した学生達や教師達、はたまた国会議員も眼から鱗が取れた感じでした。
感動したと言う教師もいました。サンデル教授は世界的に著名な政治哲学者です。
集まった学生達も優秀です。流暢な英語で意見をいう学生が多かったです。こういうヤル気のある学生が果たしてどれだけいるのでしょう?日本全国で600校以上の大学があるそうですが、こんなに在ったのには驚きました。要は高望みしなければ「誰でも入学可能」です。一芸に秀でた自分をアピールする事と作文で合格すると言うAO(Admission Office)入試制度、中には面接だけで合格となる大学も多いと聴きます。東大 京大等国立有名大学は今でも狭き門でしょうが、全国に乱立する歴史も浅い大学は「受ける者は拒まず。」全Aて入学させるしかないと言う、少子化に悩む大学経営の苦しさが見え隠れしております。
*NHKで放送されていたサンデル教授の講義は、Apple ituneUでダウンロードできます。