AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

教育の市場主義(2)

2014-11-30 22:03:54 | 学問のススメの涙






1月18日の大学入試センター試験の初日、試験会場の確認をする受験生=東京都文京区の東京大学。入学後には何が待つのか…
◇赤字私大は113校 「少子化が進む中、このまま行けば200から300の私大が経営破綻する可能性がある」『大学倒産』などの著書がある教育評論家の中村忠一氏は大学の未来をこう予想している。(http://www.zakzak.co.jp/tsui-sat/tsuiseki/contents/2002_10-03/030125_04.html 4 大学「大転換期」が続く - 夕刊フジ特捜班「追跡」より引用させて頂きました。) 予備校が潰れて逝く先に、雪崩を打ってドミノ倒し的に全国の大學が潰れていく事でしょう。少子なるにも拘らず、乱発的に大學の認可を進めた文科省の罪は重いのです。
予備校の講師も路頭に迷い、大學で教える先生方も路頭に迷うのです。以前 田中文科相がある大学の認可に異議を唱えました。事実、全く知らない。校舎も含め教える側も全てお膳立てしたところで、認可しろ?と言うのもおかしい次第です。官僚達の受け皿を作る為に大學を作る等もってのほかです。全て税金が使われているのです。ここでアップさせて頂いた大學のCMを拝見しまして「こんなにCM作っているんだ!」と驚きました。名門大學までもがCMをうつ理由が判りませんが、、、。徐々に東大を抜き去るであろう 北京大学のCMと言いますかウエッブだとは思いますが、、、。完成度は高いですね。「この大學 面白そうだから いきたい!」そう思わせるアイディア発想をお願いしたいところです。


教育の市場主義(1)

2014-11-29 16:52:17 | 学問のススメの涙






今年もあと1ヶ月となりました。歳を取りますとその速さはまさに「露往霜来」と言えましょう。
高校3年の頃、新子安の学校を午後3時過ぎに終えてから、恵比寿だったと思います。代々木ゼミナールに通ってました。結構大変な日々でした。当時は「西尾先生」の単語に熟語、「野村先生」の古文と大勢の聴講生に混じって真面目に学んでおりました。それからおおよそ45年、少子化の波に予備校も大学も悲鳴をあげております。
大手予備校の代々木ゼミナール(学校法人・高宮学園)が、17都道府県で展開する29の校舎のうち7割にあたる約20校舎を来春にも閉鎖する方針を固めたそうです。閉鎖する校舎では来春以降の生徒を募集しない。少子化による受験生の減少や競争の激化で、かつての「3大予備校」の一角が大規模なリストラを迫られているのです。そしてこの波は大学崩壊に繋がっているのです。

無施畏の国

2014-11-27 23:31:46 | 世界標準の消費価値



先日2014年版の「世界寄付指数」(World Giving Index)によると、「他の人のために与える行動を最も多く行った国」のランキングにおいて、アメリカとミャンマーは同率1位となったそうです。(Eleanor Goldberg The Huffington Post 2014年11月21日 14時28分 JST)
初めて経験する身内の葬儀、この葬儀に際しての読経、戒名、49日とお布施なる よく解らない費用がかかります。「御幾らでしょうか?」とご住職に聞いても「御気持ちで結構です、、、。」と言われても判りません。今はある程度オープンになっているとは言え、まだまだ判りずらい世界です。
「ミャンマーが一位なんで?」と思う方も多いかもしれません。ミャンマーは、国民の91%が金銭的な寄付を行っています。(この率は世界1位。さらに、ボランティア指数も51%で世界1位)。これには、国民の間に深く根ざした伝統的な慈善の精神が影響していると考えられます。ミャンマーにはおよそ50万人の僧侶がおり、上座部仏教では「ダーナ(布施)」という慈悲の心が重要な役割を持っているからです。では日本は、、、何位?日本は総合指数26%で90位。アジア諸国内では、中国(128位、指数18%)カンボジア(108位、指数23%)に次いでワースト3位となった。日本の場合、金銭的な寄付やボランティア指数は比較的高いが(それぞれ62位と39位)、「見知らぬ人を助ける」指数が134位で、カンボジアに次ぎ、世界ワースト2位となっているのです。
日本を訪れた外国人の旅行者達は「日本人が親切」と言ってくれますが、お布施=お金 と思っている人も多くなっているのでしょう。元来、金銭を求めない広義の意味での「無施畏」と聞いた事があります。先日 お亡くなりになられた高倉健さんの精神性を、忘れない様にしなくては、、、。「見返りを求めない心」こそが人を育むのです。来月の何故に解散?総選挙では税金700億円がかかるそうです。このお金こそ被災地や貧困で塾に通えない子供達に使ったらどうかと思いますが、、、。


11月25日(火)のつぶやき

2014-11-26 04:31:52 | 今そこにあるメディアのリスク

錯覚が生む安心感(2)

2014-11-25 23:20:02 | 世界標準の消費価値






煙草のCMとして有名なのがイギリスの「ハムレットシガー」や、女性向けで売り始めましたが、全く売れず「マールボローカントリー」で売れたマールボロー等があります。
海外では煙草等吸えない情況ですね。パッケージもデザイン性もありません。







未だ灰皿がある所では吸えた頃、NYのホテル前で吸っておりましたら、「タバコくれない?」と1本かと思いましたら、4、5本持ってかれました。パリでも同じでした。そのくらいタバコは海外では高額です。1000円くらいになってますから、高くなったと言われる日本は先進国では未だ未だ安い方です。警告文をまだまだ柔らかいですね。それだけ税収に貢献しているのでしょう。パッケージを無視した警告ラベルですが、この警告文を違う物に貼り付けたらどうでしょうか?



「この水を飲みますか?」思いますに誰も飲まないと思います。要は「煙草の害」を認識したくない。「私は大丈夫だろう?」と言う曖昧な錯覚で吸ってしまうのでしょう。禁煙を目指している方々の大半が失敗してしまうのは、本人の意思が弱いと言われます。実はそうではありません。脳が煙草の快感を覚えてしまっているのです。これがもっと酷くなるのが、覚醒剤、麻薬です。

錯覚が生む安心感(1)

2014-11-21 16:04:02 | 世界標準の消費価値
およそ40年近く前に米国の大学に参りましたが、当時からタバコ僕滅キャンペーンはやっておりました。特にカルフォルニア州は健康志向でしたから特に凄かったですね。当時タバコのパッケージに書かれていたのが「Surgeon General has determined that cigarets smoking is dangerous to your health.」だったと思います。当時でも6ドル位でした。それから「Warning」に変り、パッケージのデザインなど糞食らえとタバコで死んでいく人や癌患者等を刷り込む様になっていきます。煙草のパッケージでそのデザイン性に優れているのはフランス煙草の「Gittanes」です。




ジタンとは「スペインのジプシー女」を意味する。パッケージには扇を持ったジプシー女性のシルエットが描かれる。 1947年にマックス・ポンティによってパッケージがデザインされ、踊り子が青い背景の中で紫煙を纏って踊る秀逸な絵柄は「ジタンブルー」として世界的に有名であり、煙草パッケージのデザインでは度々代表作として例に挙がるほどである。
(Wikipediaより引用)





それとPeace 「ラッキーストライク」のパッケージデザインも手掛けたアメリカの著名な工業デザイナーのレイモンド・ローウィによって、1952年(昭和27年)4月、2014年現在と同じパッケージデザインに変更された。商業デザイン一般への認識が薄かったこの時代の日本では、日本専売公社がアメリカ合衆国のデザイナーに対して、当時150万円の高額なデザイン料(当時の内閣総理大臣の月給が11万円であり、これでもローウィ事務所側としては格安の受注であったという)を支払ったことも話題になったが、このデザイン変更で爆発的に売り上げが伸び、「デザインが嗜好を変えた」「新しい意匠は世界的水準にある」などと絶賛された。
ーシンボルマークのオリーブの葉をくわえた鳩は、旧約聖書『創世記』のノアの方舟のくだりで、外界の様子を知るため、ノアが方舟の窓から放った鳩がオリーブの葉をくわえて戻ってきたことで、大洪水が収まり、安らぎの大地が近いことを知った、という、鳩が平和の象徴となった逸話にちなんでいる。(Wikipediaより引用)
ノアの方舟がPEACEの起源とは知りませんでした。ピーカンを持ち歩いていたCDのSさんを思い出します。