AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

高等教育の近未来(3)

2015-08-05 23:43:18 | 今そこにあるメディアのリスク






多くの若い方と接して来ましたが、時代とともにその学生の資質も変わりつつあります。
インタラクティブな講義を通しても、10数年前は全てにおいてプラス思考で知識の相乗効果で彼等彼女等の能力を上げる事ができましたが、課題に関してもやってこない。これはおおよそどの時代でも教室の何%かはやってこないものですが、最近はそこに滅茶苦茶な論理、能書きを垂れるのも多くなりました。例えば脚本家になりたい。映画監督になりたい。と言っておきながら、映画を見ていない。脚本書いてるの?「書いてません。」
CR現場局にいた頃、若手の指導員もしましたが、会社だったらぶん殴っているでしょうね。こういう思考の若い方は、自分をさらけ出すのが怖いんでしょうね。書く文章、企画、コピーは自分の知識、生まれ育ち、全てに出てきます。かと思いますと才能溢れる若い方は、まずは素直であり、吸収しようと「ハングリー」なんですね。問題は前者の甘やかされて育ち、常識も知らず、単に就職先の大手企業が大学以上じゃないと就職試験を受けられないから、、、。
といった「勉学が嫌いで、如何に上手くすり抜けて合格するか?」を考えているどうしようもない若い方々です。現在700近い大学があり、特にこの少子化で、無試験で入ってくる方々でしょう。およそこの様な底辺大学こそ考えなければいけないのです。2018年問題でおよそ100の大学げ潰れていくでしょう。