カンニングの集合恥

(映像はブログ内容とは関係はありません。）

ボーカロイド 「初音ミク」は皆の集合知で作り上げたものだ。こちらの話題は「集合知」でも「恥」の方である。Yahooの知恵袋で質問されたのが京都大学の試験中の問題である。

携帯電話でのカンニングは以前韓国でも問題になったが、受験生はカンニングペーパーも準備せずに、人頼み出来る。知恵袋で質問されれば、リアルタイムで回答もされるであろう。こうなると、努力に努力を重ねて試験に臨んだ学生さん達は、馬鹿をみる。

まあこういうロクデモナイ知恵だけはまわる学生も多くなったのであろう。
受かれば官軍、落ちれば賊軍。Yahooの知恵袋で試験問題をアップしたこの学生は、罪の意識もないだろう。きっと要領も良く、世の中をスイスイと渡り歩くことだろう。二流、三流大学の受験生では思いつかない、カンニングのアイディアだ。京都大学の受験生がアップしたところに「キレル狡賢さ」を感じる。日本の大学の今を象徴する出来事だ。

ソーシャルネットワークに震える人々（３）

２０１２年のアセンション迄６６７日らしいが、チエジニアから端を発した民主化の波はリビアのカダフィ政権を倒すまでに、そう時間もかからないだろう。国民一人の不満は独裁者達は抹殺できる。その不満が共有され拡大していけば、独裁者を倒す事となる。そういう意味でも、マスメディアよりもソーシャルメディアの方がその波は恐ろしく早く伝達していく。マスメディアの受け身のツールとは違い、共に参加している意識もあるだろう。スマートフォンがどんどん世界で普及していけば、「ソーシャルメディアによる、国民のための国民による革命」がこれからも津波の様に起こっていく。世界はソーシャルメディアで、地球はプレートの歪で。揺れている。
フォトンベルトがはじまるための前奏曲かもしれない。

ソーシャルネットワークに震える人々（2）

チュジニア全人口の２０％ となる200万人がソーシャルネットワーキングをしていた事で、独裁政権が滅んでいった。そしてこの波は、エジプトに飛び火し、ムバラク独裁政権を倒した。フランス革命、ロシア革命 など弱者である人達も食べるパンもなくなれば時の権力者を倒すのだ。その弱者である国民の武器が今は、ソーシャルネットワークであり、この波はバーレーンそしてリビアへと拡大している。革命というものは、貧富の差が拡大していけばいくほどその可能性は高くなる。これに特権階級の賄賂などが横行すれば更なる危険水域となる。22年前に起こった天安門事件に、このソーシャルネットワークであるfacebookやYouTubeがあったら中国の民主化に拍車をかけていただろう。ネットワークの連鎖は更に拡大していくのだろうか？世界のメディアがこの畝裏を報道する中、この国のトップニュースはパンダ外交を伝えている。


Amnestyが描く独裁者にソーシャルネットワーキングの波は、もはや吹けば飛ぶ様な国民達ではない。

デジタルサイネージの進化論（6）

先日ベルギーに本社がある、Barco 日本支社のWさんからマッピングプロジェクションの投影方法やソフトの面等、お話をお伺いさせて頂いた。LEDの発光進化が質の高い投影技法を生み出し、3D CG等を組み合わせる事で屋外屋内で大画面の映像を投影出来る。Barco社の手掛けた COM CAST センターのオープニングイベントの質の高さに驚かされた。こういう高度な演出表現が出来る方が、国内で果たしているだろうか？
今この国に必要な事は、全てにおいてダイナニズムだと思う。



（BarcoのLEDプロジェクターを使ったアメリカン　イーグル　NY　タイムズスクエアーのビルボード）