Meine Lieblingsspeisen

~ 日々の食日記 ~ オーナーのプライベートページ

レストラン カー・ウント・カー

2008-09-04 22:44:10 | ウィーン料理
次は、赤坂にあるレストラン、「カー・ウント・カー」。
日本で唯一の「オーストリア国家公認料理マイスター」である、神田真吾氏のレストラン。
二人とも本当はディナーに行きたかったのだが、スケジュールの関係上、「ランチじゃなきゃ無理だな…」ということになり、昼に伺った。




レストラン カー・ウント・カー
 ~ Restaurant K.u.K. ~




Hier kann man oesterreichsche Kueche nehmen.




ケーゼ・ベッカライ
 ~ Kaesebaeckerei ~




塩味のパイ菓子。
黒コショウ、アーモンド、チーズの3種。




バインシンケン
 ~ Beinschinken ~




ランチコースに「+α」で追加してもらったもの。
ジューシーさや塩加減等、絶妙。さすが美味。




前菜
 ~ Vorspeise ~




ターフェルシュピッツのゼリー寄せ等、芸の細かい品。




スープ
 ~ Suppe ~




こちらは、旦那のセレクト。カボチャのクリームスープ。

Das ist Kuerbisckremsuppe.






こちらは、私のセレクト。
コンソメスープに細切りのクレープを浮かべた、フリタッテンズッペ。
ドイツでは、フレードレズッペと言う。
一見色は濃いが、透明感のある澄んだ色と繊細な味。

Das ist Fritattensuppe.




メイン
 ~ Hauptgerichte ~




こちらは、旦那のセレクト。
シュヴァインツ・シュテルツェという豚の肩肉の煮込み。
付け合せは、ソテーしたクネーデル。
一口もらったが、こんな上品なクネーデル、ホイリゲ等では有り得ない。






こちらは、私のセレクト。
料理名を忘れてしまったが…非常に上品なグーラッシュといった料理。
使用されているのは伊達鶏で、クセが無く、キメの細かい肉質。
付け合せはシュペッツレなのだが、シュペッツレってウィーンにあったっけ?




チーズ
 ~ Kaese ~




こちらも、「+α」で追加したもの。
「クラッハー・グランドクリュ」と言って、貴腐ワインを染み込ませ熟成させた、オーストリアでも希少価値の高いブルーチーズ。世界最高峰の作り手として名高いクラッハー氏の貴腐ワインを使用しているそうだ。熟成具合も非常に良くて、青かびの爽やかな香りがある。
手前は、黒ハチミツ。これがまた、ブルーチーズと非常に合う。




デザート
 ~ Dessert ~




こちらは、マリレンクーヘン。
アンズのケーキで、生地にはアーモンドがたっぷり加えられている。
レストラン隣の「ツッカベッカライ・カヤヌマ」のシェフ作とのこと。
付け合せは、ヴァニラアイス。

Das ist Aprikosenkuchen mit Vanilleeis.




それにしても、「こんな上品なウィーン料理は頂いたことがない」。
これが私たちの感想です。