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ベイシー・イン・ロンドン

2018-10-07 | JAZZ
先週の大学生によるビックバンド演奏に続いて、その醍醐味を再び味わいたく、休日の昼間を利用してカウント・ベイシーの好演奏(名盤)を大音量で聴きました。
「BASIE IN LONDON」VERVE MG V-8199
  
 1. JUMPIN′ AT THE WOODSIDE
 2. SHINY STOCKINGS
 3. HOW HIGH THE MOON
 4. NAILS
 5. FLUTE JUICE
 6. BLEE BLOP BLUES
 7. WELL ALL RIGHT OKAY YOU WIN
 8. ROLL ′EM PETE
 9. THE COMEBACK
10. BLUES BACKSTAGE
11. CORNER POCKET
12. ONE O′CLOCK JUMP
COUNT BASIE(p)
WENDEL CULLEY, REUNALD JONES, THAD JONES, JOE NEWMAN(tp)
HENRY COKER, BILL HUGHES, BENNY POWELL(tb)
MARSHALL ROYAL(cl,as)BILL GRAHAM(as) 
FRANK FOSTER(ts) FRANK WESS(fl,ts)
CHARLIE FOWLKES(bs)
FREDDIE GREEN(g) EDDIE JONES(b) SONNY PAYNE(ds)
JOE WILLIAMS(vo)
録音 1956年9月7日
このレコード、
「イン・ロンドン」となっていて拍手も入っていますが、ロンドンでの快演奏により、後日スェーデンのエーテボリで録音されたとされています。
そしてここには、このバンドの十八番である「ジャンピン・アット・ウッドサイド」、「シャイニー・ストッキングス」、「コーナー・ポケット」の他、バンドのテーマ曲としても演奏される「ワンオクロック・ジャンプ」等々が収録されており、べーシー楽団の神髄が詰まっています。
それは、鋭いホーン・セクションの音、サックス陣の見事なアンサンブル、リズム・セクションが醸し出すスイング感、いずれもが魅力的であり、加えてベテラン勢のソロや、曲の合間に聞こえてくるトツトツとしたベイシーのピアノ・ソロ等々、リラックスこの上ない演奏集です。
12曲の中では「コーナー・ポケット」でソロを取るジョー・ニューマン?の「セレソ・ローサ」の1節を引用したソロはご愛敬だし、フランク・フォスターやベイシー御大のソロが印象深いです。
また、7~9の3曲で繰り広げられるジョー・ウイリアムスのヴォーカルもダイナミックで素晴らしく、聴衆の拍手がそれを物語っています。
レコードの両面で約40分程の演奏ですが、強力にスイングするこのレコードは、私にとって何度聴いても飽きない1枚です。


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2 コメント

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一生もののアルバム (azumino)
2018-10-14 19:53:07
こんばんは

遅いコメントですいません。日本盤ですが、高校生の時から聴き続けている大愛聴盤です。ashita45thさんが書かれているとおりで、まさに素晴らしいアルバムです。2年連続で、高瀬龍一(TP)のベイシー追究バンドを長野県の須坂市で聴きましたが、結構楽しめたものの、特にリズムの動きは、まだまだかなと、本物のベイシーバンドのすごさに思いが至ります。
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フレディ・グリーンの在籍していたベイシー・バンド (ashita45th)
2018-10-15 22:21:17
azuminoさん
こんばんは
先日、埼玉県川越市で開催された大学生のビック・バンドの演奏を聴いたのを切っ掛けに、ベイシー・イン・ロンドンを引っ張り出しました。
ベイシー亡き後、このバンドに所縁のあるフランク・フォスターやサド・ジョーンズがリーダーとなり、このバンドを引き継いでくれましたが、私はリズム陣の要であるフレディ・グリーンが在籍していた時代の演奏が好みです。

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