1978年録音のデューク・ジョーダンとアート・ファーマーの共演盤から、
全曲デューク・ジョーダンの作曲よるもので、アートファーマーはフリューゲル・ホーンを吹いています。
「DUKE’ ARTISTRY」 Steeple Chase SCS 1103
1. MIDNIGHT MOONLIGHT
2. MY HEART SKIPS A BEAT
3. THINKING OF YOU
4. LADY DINGBAT
5. MIDNITE BUNP
6. DOGGE CITY ROOTS
ART FARMER (flh) DUKE JORDAN (p) DAVID FRIESEN (b) PHILLY JOE JONES (ds)
録音 1978年6月30日
ゆったりとしたテンポで始まる「MIDNIGHT MOONLIGHT」は、アート・ファーマーのフリューゲル・ホーンとのマッチングも良く、途中のピアノ・ソロでは、デューク・ジョーダンのそれと分かるフレーズが飛び出して一旦演奏が終わったと思ったら、その後に4小節のピアノ・ソロがあります。
また、ピアノ・トリオで演奏される「THINKING OF YOU」も一聴してジョーダンの曲だと分かる内容で、9分近いジョーダン節が堪能できます。
そして、冒頭からファーマーのフリューゲルホーンが歌いあげる「LADY DINGBAT」では、次々に出て来るアドリブのフレーズが予想できるような歌心をもっており、それにフィリー・ジョーのブラシによるワンポイントのアクセントが上手く溶け込んでいます。
続く「 MIDNITE BUNP」もフィリー・ジョー・ジョーンズがタムタムでバックを担当する魅力的な演奏です。
全体を通して、フィリー・ジョー・ジョーンズの控えめなサポートが、ジョーダンとファーマーの演奏の引き立て役になっています。
このアルバムを聴いた後で、2人が共演している初期の作品である「ART FARMER QUINTET」(1955年10月録音)も聴いて見ましたが、ハツラツとした演奏の中で、しっとりとしたバラードの「EVENING IN CASABLANCA」や、ヒット・チューンの「NICA’S TEMPO」や「SANS SOUSI」等、こちらのアルバムも好演盤です。
「THE ART FARMER QUINTET」 PRESTIGE LP 7017(OJC-241)
全曲デューク・ジョーダンの作曲よるもので、アートファーマーはフリューゲル・ホーンを吹いています。
「DUKE’ ARTISTRY」 Steeple Chase SCS 1103
1. MIDNIGHT MOONLIGHT
2. MY HEART SKIPS A BEAT
3. THINKING OF YOU
4. LADY DINGBAT
5. MIDNITE BUNP
6. DOGGE CITY ROOTS
ART FARMER (flh) DUKE JORDAN (p) DAVID FRIESEN (b) PHILLY JOE JONES (ds)
録音 1978年6月30日
ゆったりとしたテンポで始まる「MIDNIGHT MOONLIGHT」は、アート・ファーマーのフリューゲル・ホーンとのマッチングも良く、途中のピアノ・ソロでは、デューク・ジョーダンのそれと分かるフレーズが飛び出して一旦演奏が終わったと思ったら、その後に4小節のピアノ・ソロがあります。
また、ピアノ・トリオで演奏される「THINKING OF YOU」も一聴してジョーダンの曲だと分かる内容で、9分近いジョーダン節が堪能できます。
そして、冒頭からファーマーのフリューゲルホーンが歌いあげる「LADY DINGBAT」では、次々に出て来るアドリブのフレーズが予想できるような歌心をもっており、それにフィリー・ジョーのブラシによるワンポイントのアクセントが上手く溶け込んでいます。
続く「 MIDNITE BUNP」もフィリー・ジョー・ジョーンズがタムタムでバックを担当する魅力的な演奏です。
全体を通して、フィリー・ジョー・ジョーンズの控えめなサポートが、ジョーダンとファーマーの演奏の引き立て役になっています。
このアルバムを聴いた後で、2人が共演している初期の作品である「ART FARMER QUINTET」(1955年10月録音)も聴いて見ましたが、ハツラツとした演奏の中で、しっとりとしたバラードの「EVENING IN CASABLANCA」や、ヒット・チューンの「NICA’S TEMPO」や「SANS SOUSI」等、こちらのアルバムも好演盤です。
「THE ART FARMER QUINTET」 PRESTIGE LP 7017(OJC-241)