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私の愛聴盤(第188回)

2024-04-07 | 私の愛聴盤
第188回はジョニー・スミスのアルバムで、古い音源をモノラルカートリッジで鳴らしてみました。

「Moonlight in Vermont」 ROOST LP 2211
  
 1. Moonlight ion Vermont
 2. Tabu
 3. Tenderly
 4. Cavu (**)
 5. A Ghost of a Chance (*)
 6. Joguar
 7. Star Fell on Alabama
 8. Where or When
 9. I'll Be Around (**)
10. Cherokee (**)
11. Yesterdays (**)
12. Vilia (*)
Johnny Smith (g) Stan Getz (ts) Zoot Sims (ts)(*) Paul Quinichette (ts)(**)
Stanford Gold (p) Eddie Safranski (b) Arnold Fishkin (b) Don Lamond (ds)
録音 1952年/1953年

これは、端正でクールなサウンドが特徴であるジョニー・スミスが、3人のテナー・サックス奏者を迎えてのセッションです。

このアルバムの中で、ジョニー・スミスの特長が良く現れているのはレコードA、B面の最初にある「Moonlight ion Vermont」と「Star Fell on Alabama」の2曲ですが、「Moonlight ion Vermont」の他に「Tenderly」において、スタン・ゲッツがこれまた良い味を出しています。
一方で、以外なのはアップ・テンポによる「Tabu」や「Cherokee」で、これがジョニー・スミスかと耳を疑いたくなるようなフィンガー・ワークでグイグイと迫ってきます。
また、3人のテナー奏者の音の変化も楽しめ、「I'll Be Around」や「Yesterdays」ではポール・クインシェットの巧さも光りますが、やはりジョニー・スミスにはスタン・ゲッツが一番合っているように感じます。

ジョニー・スミスの代表的な1枚でもあるこのレコード、
フラット・ディスクで初期のものでありながら、古い録音故にテープの収縮による回転むらが少し気になるところがあります。

コメント
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