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ジョージ・シアリングと2人の歌手

2023-08-17 | JAZZ
ジョージ・シアリングの「バードランドの子守歌」の後は、彼と共演した歌手のアルバムを取り上げました。

最初はペギー・リーで、マイアミでのライブを収録しています。
「BEAUTY AND THE BEAT!」 Capitol T1219
  
 1. DO I LOVE YOU ?
 2. I LOST MY SUGAR IN SALT LAKE CITY
 3. IF DREAMS COME TRUE
 4. ALL TOO SOON
 5. MAMBO IN MAIAMI (*)
 6. ISN´T IT ROMANTIC? (*)
 7. BLUE PRELIDE
 8. YOU CAME A LONG WAY FROM ST. LOUIS
 9. ALWAYS TRUE TO YOU IN MY FASHION
10. THERE´LL BE ANOTHER SPRING
11. GET OUT OF TOWN
12. SATIN DOLL (*)
録音 1959年4月28日

マイアミでのライブ盤は、ペギー・リーによるシアリングの紹介を始め、各々の曲始めで彼女が聴衆に向かって話しながらセッションが進行していく構成となっています。
「ALL TOO SOON」や「YOU CAME A LONG WAY FROM ST. LOUIS」のように良く知られた歌の他、しっとりとした感じで優しく歌う「THERE´LL BE ANOTHER SPRING」や、アップ・テンポによる「GET OUT OF TOWN」が良い感じに聞こえます。
また、「 MAMBO IN MAIAMI」、「ISN´T IT ROMANTIC?」、「SATIN DOLL」の3曲は、ペギー・リーが参加していないことから、シアリング・サウンドの演奏を楽しむことが出来ます。


続いてはナット・キング・コールで、こちらはオーケストラのバックを被せています。
「NAT KING COLE sings / GEORGE SHEARING plays」 Capitol SM-1675
  
1. SEPTEMBER SONG
2. PICK YOURSELF UP
3. I GOT IT BAT AND THAT AIN´T GOOD
4. LET THERE BE LOVE
5. AZURE - TE
6. LOST APRIL
7. A BEAUTIFUL FRIENDSHIP
8. FLY ME TO THE MOON
9. SERENATA
10. I´M LOST
11. THERE´S A LULL IN MY LIFE
12. DO´NT GO
録音 1961年12月19~22日

レコードA面の「SEPTEMBER SONG」から「LOST APRIL」までのしっとり感が最高で、エリントンの「 I GOT IT BAT AND THAT AIN´T GOOD」では、キング・コールのヴォイスが、シアリングの玉を転がすようなピアノをバックに、まるでジョニー・ホッジスのアルト・サックスの様に聞こえます。
また、B面では何といっても2曲目の「FLY TO THE MOON」が絶品で、ヴァースからスタートし、しっとりと語りかけるように歌うキング・コールと、伴奏の妙が素晴らしい1曲です。

コメント (2)
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