あしたのブログ!趣味や日々の報告ページ

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エディ・ダニエルスの「THIS IS NEW」

2022-06-01 | JAZZ
日本の偉大なトランぺッターである日野皓正については以前にも幾度か取り上げてきましたが、彼が海外のミュージシャンと共演したアルバムにも多くの作品があり、暫くはそれらを改めて聴きながら整理することとしました。
そこで、第1回はタクトに吹き込んだエディ・ダニエルスのリーダー・アルバムです。

「THIS IS NEW」 TACT SMX-10005-CT
  
1. THE STRUT
2. THIRSTY SOUL
3. THIS IS NEW
4. WISTFUL MOMENT
5. GIANT STEPS
6. WHY DID I CHOOSE YOU
EDDIE DANIELS (ts, cl) 日野皓正 (tp) 菊池雅章 (p) 稲葉国光 (b) 日野元彦 (ds)
録音 1968年8月4日

エディ・ダニエルスが、1968年にサド・メルのメンバーの一員として来日した機会を捉えて、日野皓正、菊池雅章を始めタクトの専属メンバーを従えて録音したもので、この時のサド・メル・オーケストラは、プロモーターの不手際により十分な演奏機会が与えられず、残念な来日公演となったのを今でも記憶しています。
それはそうと、海外のミュージシャンとのセッションがあまりなかった時代の一コマで、凝ったアレンジも無く、テーマの後はソロの受け渡しだけの演奏ですが、日野のトランペットは粗削りながらもはつらつとしたプレイを披露しているし、今となっては貴重な菊池雅章の初期のピアノ・プレイも聴くことが出来ます。
特に、菊池のオリジナルである「THIRSTY SOUL」は、日野が先発を担当し、エディのクラリネット・ソロを経て、菊池の淡々としたプレイが堪能できます。
なお、B面の「WISTFUL MOMENT」と「GIANT STEPS」に、日野は参加していません。

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